小説を書いてみた 龍 第一章-2
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/01/21 00:20:59
彼は今、城内を歩いている(といっても
外の廊下だが)。
彼の名はヴォイ・ミラム。
武装した姿で場内をまわる。
ゴツイ体をレザーマント、軽量化したさ
れた簡単な鎧、腰には体に合わないレイピ
ア、体にあったロングソードが備えてある。
なので、カチャカチャと音が出る。
頭はついていないが少し熱い。
「ん?」
十数メートル先の柱にもたれ立ってる一つ
の影が見えた。
その影に近づく。
残り数メートルのところで誰かが分かった。
「何をしている。シンフォニ」
「あ?」
まるで絵に描いたような顔立ちをしてい
る彼の名は、シンフォニ・イヴ・アルタル
ト。
彼は貴族でもなんでもないがというか平
民(だった)だが『イヴ』という名が入っ
ている。なんでも、陛下の趣味でもあると
いうことを耳にはしたことある。
彼の本名は、シンフォニ・ルータイ。
髪は黒く、目は蒼い。それに黒い長いジャ
ンパーに黒の長袖に黒のズボンを身にまとっ
ている。
月明かりが彼(ら)を照らしているから
ますますキレイに見える。
「何って別に特に。月を見ているだけ」
「月ィ?」
「あぁ~。
今夜は満月なんだ」
「お、本当だ」
ヴォイも満月を見上げる。
美しかった。
ジャンパーの上からしめてるベルトから
は、はずれないよにしてある(というかも
とからもとからついてる)二本の剣。
一本は魔法剣だ。
9年前、ある洞窟でみつけたものである。
もう一本普通のバスターソードである




























