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小説を書いてみた 龍第一章‐3

そんな彼の目はまるで、遠くを見ているよ


うである。


 そう・・・まるで幼き頃の記憶を思い出すか


のように。


「やぱっり、思い出させないか?」


「あぁ~・・・・何をしても思い出せない」


「・・・そうか」


「別になくても生きてはいけるが」


「ハハ。ンな悲しいこと、いうなよ」


 シンフォニは、ヴォイとは違う方向を向き、歩く。


「何処へ行く」


 ヴィイは聞いた。


「依頼を遂行しに」


「またギルドか」


「そうだ」


「いい加減やめたらどうだ?」


「金がなきゃ何もできない。


 ここの給料は安いから」


 シンフォニはこの国の突撃部隊隊長であ


りながら影でギルドに加入している。


 それを知っているのはヴォイだけだ。


「・・・なら行け」


「そうさせてもらう」


 シンフォニは呪文を唱えずに瞬間移動の


魔法で姿を消した。


「っは~」


 とため息をつく。


「何を考えてるんだか、あいつは」


ЖЖЖЖЖ


 森の中心部にやってきた。


──暗くなる。さっさと終わらせよう


「今からミッションを開始する」


  親指の爪ほどある小型無線機で連絡を


取る(ブローチのようについている)。


『了解。さっさと終わらせて来いよ。


 早ければ早いほど報酬は大きいんだ』


「了解」


 今回の依頼は、少し先に行った洞窟の中


にいるゴブリンを倒してくれ。という依頼


だ。何でもこの近くにある村を荒らすんだ


とか。

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