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やっかいな隣人韓国の正体 呉善花・井沢元彦


「やっかいな隣人韓国の正体」 呉善花・井沢元彦

いやー、本当にやっかいな隣人でした。
著者は帰化日本人で拓殖大学の教授なので
ちょっと日本びいきが強いような気もしますが、韓国の教育についてよくわかります。

儒教、朱子学の国では学力の高さが徳の高さに通じ
初対面の相手とは出身大学を名乗ることで上下関係をはっきりさせるのだそうです。

こういった慣習のため、韓国には老舗が存在しない。
なぜなら職人は卑しい職業なので、親は出来れば子に継がせたくない。
子も継ぎたくない。
芸能、芸術、等体をつかう職業は卑しまれる職業なのでみな
自分の職業を誇れない。
なのでいい職人が育たない。

日本に対しては「野蛮な未開の国に色々教えてあげた」という
意識が強いので現状の遅れをとっていることにいらだちを感じている。

「チャングムの誓い」等は日本文化が韓国に変化を起こしたことで出来た物語である。
かつての韓国では料理人は卑しい職業なので、
料理人でしかも女性が主人公などということはありえなかった。

読んでいるうちに「やっかい」と感じつつも「かわいそう」になってしまった。
youtubeでも「韓国起源説」を吹聴する動画が世界中から馬鹿にされてたりするし…。
「どうして恥ずかしいと思わないのだろう」と感じますが
声高に主張することこそ「よく言った!立派だ」という評価に繋がるというのですから、
理解するのは本当に大変かもしれません。

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2010/01/31 22:09
自分の知らない「文化」を 理解するには、時間と体力と忍耐が 必要ですね^^;




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