増長
- カテゴリ:日記
- 2010/02/13 01:21:41
夜のニュース番組で冤罪で長い間投獄されていて、今度無罪判決
が言い渡されるであろう人の、裁判の様子を報道していました。
中々良くできたCGです。遠目には実際の映像のように見えます。
被告人と裁判官の顔は詳細に描かれていますが、検察官の顔は
目の辺りがぼやけています。でも、何となく雰囲気が分かります。
技術の進歩は大したもんです。
でも、何のために、そこまでするのか?
従来、裁判中は撮影禁止のために、似ているのどうか良く分からない
スケッチが使われてきました。そこまでは、まだ良いとして・・・
元々テレビのニュースなんて、美味しいところや都合の良い所だけ
切り出して、編集して、真実の映像として放送する技を持っていました。
更に最近では、画面にテロップを出した上で、芝居のように台詞を
読み上げたりして・・・・ 発言自体は本人の物でも、声色ひとつで
視聴者の印象も変わるので、それもどうかと思っていましたが・・・
更に今度は、事実のように映像を作り上げる・・・・ 製作者のさじ
加減ひとつで、いくらでも視聴者の印象をコンロロール出来るわけ
ですから・・・ マスコミが絶対の正義であれば問題は有りません。
真実を見つけ出すのではなく、面白いように、思い描いた筋書き
に真実を捻じ曲げようとするテレビマンが居たら・・・
また新たな冤罪を作ってしまうのではと思うのですが・・・
p.s スタートレックが、まだ宇宙大作戦と呼ばれていた頃。30年
以上前に作られた話ですが・・・ 宇宙船エンタープライズの観測室
のクルーが、観測室が切り離された事で宇宙の彼方に放りだされて
しまいました。たぶん死んだに違いない。なぜかカーク船長が犯人
として拘束されて軍法会議が始まるのですが・・・コンピューターを
呼び出して、船内の記録映像を何度も何度も巻きもどして、終に
カーク船長のわずかな動き、指先の動きを拡大すると、船長の椅子
に付いている、操作パネルをタッチして観測室を切り離した動かぬ
証拠の映像が見つかる・・・
実は観測室のクルーは、昔はカーク船長の上司で職務怠慢をカーク
船長に告げ口されて降格させられて、カーク船長を恨んでいて、
コンピュータを操作して記録映像を書き換えてカーク船長を落とし
入れ様とした(もちろん記録の改ざんの証拠も消していた)と云う
オチでした。(宇宙に飛ばされたはずの本人が船内に隠れていて
ばれた^_^;) 最近の映像や音声なんてデジタル信号の集りです
から、技術が進歩すれば何時かまるで本物の様な映像を作る事
が出来ると思っていました。
今はハリウッド映画など、莫大な制作費が有る様な物しか本物
見たいなCGは有りませんが、そのうち日常生活の中に入り込ん
で来るかも・・・ はたしてその時に、本物と偽者を見分けられるの
か?悪用されないか心配に成ります。
違和感が無くなったこの感情がどうなるかはらわかりませんが
日常に当然のように組み込まれるのはちょっと・・。考えるだけでもイヤだわ・・・。
幸せな使い方もあるだろうけどね^^;
しばらくすてぷ巡回おさぼりしてまつた(´-ω-`;)ゞポリポリ
今日ゎ行けるだけお友達まわっちゃいますので
ブログの米の省略をお許し下さいw
そしてもうすぐテストなのでIN率低くなりまっす( ´д`)
まだ、ベータとVHSがせめぎ合っていた頃の作品です。
あの事件も 電車での痴漢の事件も・・・
冤罪かもと言われる物は幾つかありますが
最後まで警察が調べれば犯人じゃないと分るはずと思っていたのに
犯人にされて 裁判にも負けて刑務所に送られたと思うと辛かったでしょうね。
絶対がないから恐いですね;
そして色々な場面でのCG・・・技術はとても素晴らしいですが
普通にニュースでの報道次第でも印象は全く変わってしまうのに
あたかもそのような感じの映像を流したりされて・・ちょっとでも違ったらどう責任取るんでしょうね;
リアルにどんどん近づいて 錯覚までしそうな映像・・もう少し慎重に扱って欲しいですね。
それにしても・・・将来そんな映像技術などの組み合わせで
空間にPC映像を出して操作できるようになったりして・・・ドラえもんの道具のように^^;
持つのは至難の業ですが
公正でありたいと願うこの頃です。
本当に「さじ加減」で何でもありです。
ただ、するかorしないか・・ だけですね。
だからなのかなぁ~
未だにフルマニュアルのフィルムカメラをジュラルミン製ケースで大切にしてるのは?
ちなみに、日本からは消滅してしまった・・ コンタックスRTS-III です。
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