Nicotto Town



天使と悪魔のlovesong

 (はゎゎゎ!なんて素晴らしいお方なのぉ!!?)

悪魔に一目惚れしてしまったフェミリアは体全体が熱くなり、悪魔

見つめていた。

「・・・・・。俺、顔に何か付いてますか?」

「ふぇ!?あっ!い、いいえ!何にも付いてませんよ!!」

不意を突かれたフェミリアは頭がパニックになりたどたどしく返事

をしてしまった。

「フフッ」

「!なにかおかしかったですかぁ!!?」

「いいえっ、ただカワイイなと思って・・・・。」

「っ!カ・・カ・・・カワイイ!!??ふざけないでくださいよぉ!!」

「ハッハッハッハ!!」

フェミリアは大笑いされてしまった。

(もう!この人は!人をからかって!!・・・・・、でもそこが魅力的です♪)

フェミリアはますます
悪魔が好きになってしまった。

「こらぁぁぁぁ!!お前何してる!!!!」

「!」

「マ、マルコ!!!」

あとを追いかけてきた執事のアルコにとうとう追いつかれてしまった。

「ぜぇぜぇ・・・。フェ、フェミリア様!追いつきましたぞ!!さぁ、

王宮に帰りましょう!!!」

「いやよぉ!!私帰りたくないのぉぉ!!!!」

「・・・・・・・・・。」

「もう牢獄生活はいやなのぉ!!!行かせてぇ!自由にしてぇ!!」

「それはなりません!あなたは姫なのです!将来王妃となるお方がいなくなったら

我々の国はどうなるのですか!王妃がいないと国が成り立ちません!!!」

「・・・やめろ。彼女が嫌がってるだろ。」

「!なんだ貴様は!!牢屋にいれるぞ!!!」

「その手を離せ。」

「っな!今なんて・・・!!!!」

「離せと言ってるだろう。」

「!」

悪魔
の目はまるで化け物のように暗く、そして闇に包まれていた。

マルコはその目に怯みフェミリアから手を離してしまった。

「さぁ、今です!行きましょう!!」

「は、はい!」

悪魔
はフェミリアの手をとり走りだした。

「あ、ありがとうございます!」

「いいえ。こうゆう時は誰であろうと助けるのが当たり前です。」

「っ・・・・#」

(なんて優しい方なんでしょう・・・・・。)

(・・・・・それにしても、なぜ地獄に向かってるのかしら?天国は後ろなのに・・・・・。)

「あ、あの・・・・。なぜ地獄に?天国はあちらでは??」

「?何言ってるんですか?俺達は悪魔でしょ。天国に行っては殺されます。」

「?え??私は天使よ・・・?あなたも天使じゃないの・・・?」

「え?」

「へ?」


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