こんばんは。週末は仕事でバタバタと忙しくて伝言板の
チェックぐらいしか出来ませんでした。ご訪問いただき
ポチポチとありがとうございます。<(_ _)>

１０年以上前ですが、まだ金沢に住んでいた時の事です。仕事で金沢から山を抜けて富山県の

小矢部に向かう時に、窓の無い四角い大きな建物、工場でもない不思議な建物を見かけました。

それが、金沢市に有る淡いブルーでガラスブロックが印象的な大きなビル、ブルー十字と結び

ついたのはしばらく後の事でした。

ブルー十字と云う社名が既にミドリ十字（当時は人工血液製剤のトップメーカー、現田辺三菱製薬）

のパクリで怪しいですが、金沢には不釣り合いの洒落た立派なビルで一流企業のようにも見えました。

理由は忘れましたが１００億の負債を抱えて倒産し社長が逮捕されて初めて、動物の血液を研究し

販売する会社で、私が見た不思議な建物は研究所（工場？）だと知ります。

研究所にいた４４０頭の犬が宙に浮き、北日本動物福祉協会の方々の奮闘と話題に飛びつくマスコミの

お陰で多くの命が救われましたが、当時はまだ青かったので日々処分される犬たちの事も報道しろと

反発したのを覚えています。

「動物血液センター」、聞こえはいいですが・・・・　ペットショップで売残った大型犬などを安く買い取り

雑菌が付かないように、日の当たらないコンクリートの建物の中で、せまいゲージに入れたまま・・・

常時６００頭の犬（血液がたくさん取れるので大型犬が多い）が飼われていたそうです。

ちょび（ハスキー♀）も手術をした時に、輸血したり点滴を受けた事があるので、必要な事は分かります。

ただ、生まれてきて幸せな思いをした事の無い犬や猫、外の世界を知らない動物たちの事を思うと

悲しくなります。動物をお金を稼ぐための道具、生き物として大切にしない奴に腹が立ちます。

ブルー十字は無くなっても、動物の血液や血液製剤が流通しているからには、どこかに同じような

施設や企業が有るのでしょう。せめて、その犬猫たちが少しでも、幸せな思いが出来ますように・・・・