Nicotto Town


neroのたわむれ雑記


やっぱり真央ちゃんは別格

もはやスポーツとは言えなくなった現在のフィギュアスケート。
だって、いくら完璧な演技をしても特定の選手以外は表彰台はおろか入賞さえ厳しく、競技前から順位が見えてしまっている為TV放送さえも見る気が失せてしまった。

それでも、浅田選手の演技だけは見たい。

だから日本で行われる大会を見に行く。
彼女の美しい演技を見て心は充分に満たされ、潤うのだけれど、その採点結果にまた心が荒れすさんでしまう。

こういう思いを抱いている人は私だけではないはずだ。
浅田選手に限らず、安藤選手、鈴木選手など他の日本人選手関しても同じだろう。

ジャッジと観客との間には長くて深い溝がある。
簡単には埋まりそうもないマリアナ海溝並の巨大な溝だ。
それが露骨に表れたのが今回の世界選手権だろう。

SPで浅田選手はノーミスで演技を終えた。
3A(トリプルアクセル)もOP(オリンピック)と同じジャッジレベルならば認定されるべきもの。
逆に今回の3A+2T(ダブルトゥループ)の方が流れがあって美しかった。

が、テクニカルコントローラーが回転不足と判定。
皆さん、このジャッジ、日本人ですよ?

フィギュアに限らず、他のスポーツでも自国の選手に対してジャッジは超甘々な採点をするのが殆ど。
だからこそ、フィギュア以外の同様の競技では最高最低をカットしているのに。

ま、この日本人、カナダ在住で日本ではなくカナダ寄りの人。
現役時代トリプルアクセルが飛べなかったらしいから、女子なのに飛べてしまう彼女に何らかの感情があった、と言われてもおかしくないジャッジをした。

SPで浅田選手と同じ日本人ジャッジがDG(ダウングレード:回転不足)と判定したのならば、他国のジャッジはどう思うか?

応援すべき自国のジャッジがDGするのならば、浅田選手の3Aは確実に回転不足に違いない、だから加点どころか減点すべきジャンプ、と思うだろう。

かのジャッジは以前からこんなことを言っている。

「浅田選手のアクセルはジャンプする前から身体が回転し、後ろ向きでジャンプをし始めるから回転不足」

本当は専門用語で言っているのだけれど、要約すると上のとおり。

皆様、今ジャンプをしてみて確かめて欲しい。
誰が真正面に向いたまま回転することが出来るであろうか?
身体を捻るからこそ回転できるのであって、真正面で踏み切って回転できる人などいないはずだ。

もしくは、男子の3Aの映像を見て欲しい。
かのジャッジが言うとおりならば、大概の男子も減点対象になるはず。

それに、彼は「アクセルジャンプ」と言った。
ならば、2A(ダブルアクセル)も減点対象になるはずでは?
しかし、結果を見ると2AはDGもされずに加点1.8。
何じゃそりゃ?

是非公の場で説明してほしい。

SPの傾向を見ても、FPではかのジャッジが変わらない限り3A2回は認定されない、と思っていた方がよい。
一つでも認定されたらラッキー!みたいな。
ただ、OPの時は認定されていても減点2(転倒時と同等の減点)をつけたジャッジがいたのだが。

こんなことが続くのであれば、もうフギュアはスポーツとしての魅力はゼロだ。
無名だけれどミスのない完璧な演技をした選手がトップに立つことも、ダイナミックな4回転や高難度の技の連続で会場を盛り上げた選手が表彰台に立つこともなくなっていくだろう。

今回のSPでの救いは、会場の皆様の声だ。
浅田選手の演技にスタンディングオーベーションで称え、採点には今までにないほどの大ブーイングが起こった。
生で観戦した人たち、これこそ真のジャッジなのかもしれない。

私はフィギュアの魅力ではなく浅田選手の魅力で彼女を見続けて行く。
彼女の演技が終わったら、恐らく私はTVのスイッチを消すだろう。

アバター
2010/03/27 22:36
はじめまして。ブログ広場から来ました^^。
私も今大会のジャッジには疑問が残ります。
アメリカのレイチェル選手もノーミスだったのに
あまりにも低い点数でちょっと困惑してましたよね。
しかも日本人なんですか!?
驚きです!
私もメダルの色や得点を意識せずに浅田選手の演技に注目したいと思います。




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.