僕に おへそがない 24
- カテゴリ:自作小説
- 2010/03/30 00:16:35
僕が小学校の時に、世界の情勢は大きく変化していました。
隣の国、中国が目覚しい経済発展をとげ世界の経済を左右するようになっていました。
石油に代わって、自動車に電気が燃料とし使われるようになって、中国の性能が良く価格の安い電気自動車が日本で売れていました。
犯罪に対して罰の重い中国で罪を犯したヒト達は、罰の軽い日本に逃げ込むようになり、日本では外国人による犯罪がテレビのニュースでよく話題になっていました。
リサ先生は僕の部屋の前で立ち止まり僕の部屋をちょと覗いて、そしておかあさんの部屋の前に移動し、おかあさんの部屋のふすまを開け部屋の中を見回していました。
「よし、誰も居ないわね」
リサ先生はそうつぶやくと、ふすまを閉め僕を見ました。
「今日も暑いわね。エアコンのあるダイニングでお話しましょう」
先生はダイニングのテーブルの上に置いてあるエアコンのリモコンを簡単に見つけると、リモコンをエアコンに向けボタンを押しました。
そして、エアコンのまだ生暖かい風を受けながら風量や風向きを調節していました。
僕はしかたがないので、僕の部屋のベランダのガラス戸を閉めに行きました。
僕が部屋から戻って来ると、先生がコンビニで買ってきた冷えたウーロン茶をコップにそそいでいました。
「ああ、喉が渇いた」
先生はお茶の入ったコップの一つを僕の前に置いて、自分のお茶を立ったまま飲み干しました。
空のコップをテーブルに置くと、おかあさんがいつも座る椅子をテーブルの下から引き出しそれに座りました。
「ゴミト君も座って」
僕は先生にそう言われ、僕がいつも座る席に座りました。
その時に僕は、感じました。
『初めて会った時のリサ先生と、なんか感じが違うな』
まだ先生と会うのは二回目だけど、今日の先生は命令的でした。
おっかない感じがしました。
僕は先生の入れてくれたコップのお茶を、少し飲みながら先生を見ました。
先生と目が合ったので「お茶、おいしいです」と言いました。
本当はスポーツドリンクのほうが好きでしたが、今日の先生は怖そうなのでそう言ったのでした。
エアコンの風を少し涼しく感じ始めた時、先生が話しを始めました。
「何から話そうかな」
先生は空のコップにお茶を入れながら、一度僕の顔を見てすぐにコップに視線を戻し、お茶をそそぎ終えるとまた僕の顔を見ました。
「話はちょと難しいかもしれないけど、よく聞いてね」
僕は無言でうなずきました。
「ゴミト君のお父さん、遺伝子の研究をしているの。その研究は兵士に向いた優秀な人間を遺伝子の操作で創りだす研究なの」
僕は、お父さんがいきなり話に出てきたのでびっくりしました。
「簡単に言うと昔の兵隊さんに向いた性格は、命令に忠実で勇敢で命知らずが良かったのだけれど、今の戦争は敵の情報の正確さと、それに対しての正確な反応で決まるの。分かる?」
僕は、少し首をひねりました。
「昔の兵隊さんは、命をはって体を使えばよかったけれど、今は鋭い洞察力と認知力がその上に必要なの。分かるかな~」
ポカンとしている僕を見て、リサ先生が今度は首をひねりました。
「戦争の方法が、昔と今では違うの」
僕はただ、先生の真剣な顔を見ているだけでした。
「いい、昔は戦闘服を着た兵士と兵士の戦いだったけど、今はその戦争の前の戦争があるの。戦闘服を着ない兵士と兵士の戦い。スパイ対スパイのようなテロ対テロのような感じ」
先生はコップに手を伸ばし、何かを考えながらお茶を一口飲みました。

























心理戦争の優秀な兵士を
国家は秘密に作りだそうとしているみたいです
人間のレヴェルを超えた鋭い洞察力と認知力によって未来を予知
兵士による影の心理的追い込みにより敵を自滅に導く作戦みたいです
ゴミトにもその能力があるのかないのか
リサ先生は、遺伝子操作の失敗で反政府になったのかも
いきあたりばったり小説にしては、問題がいっぱい
話の筋書き考えています
ゴミトのお父さんが、その手の研究をしていると言う事は、ゴミトも?
リサ先生が、ゴミトに何をさせようとしているのか、聞きたいような聞きたくないような……^^;
複雑な心境ですが、やはり知りたいです。次回が楽しみです。
応援ヨロシクです
リアルが忙しいのか忙しくないのか
頭が文字書きモードになるの時間がかかります
気長にお付き合いよろしく
そうですね、
これから、続き、どうしよう~
この発想が好きだわ(*^^*)
ゴミトの父が遺伝子学を研究していることで、ゴミトの今後が大きく変わっていくのでしょうか・・・気になります!ww
先生はスパイでなくて反政府ゲリラの一員です