春になるとポカポカ陽気に誘われてけったいなヤツがわいてくるので、
わいて出た痴漢をとっ捕まえるとどうなるか、わたしの経験をお話ししましょう。

当時わたしは尼崎にある職場までＪＲに乗って通っていました。
毎日同じ電車・同じドアに乗っていたのですが、いつも通勤客でごった返し、
駅員さんに車内に押し込んでもらわないと電車に乗れないくらいの満員状態でした。

季節はセミの声も旺盛な真夏。
その日も汗ダクダクになりながら駅に向かい、
いつもの電車のいつものドアからドッと車内になだれ込みました。
あれっ？？今日はなんかヘンやな。。。(?_?)
いつものように満員状態ではあるのですが、押され方がなんだかヘンなんです。
なんかこう。。。誰かがワザとわたしだけを狙って押しているような。。。
なんだかよくわからないまま、結局車両の真ん中まで押しやられてしまいました。
そしてオッサン達に囲まれ、ぎゅーぎゅーの蒸し風呂状態の中電車のドアが閉まりました。
と、そのとき・・・
おしりのあたりにみょ～な違和感が・・・
しかも電車が発車すると、
その違和感はだんだんとトンデモナイところへもぞもぞと(ーー;)
わたしは犯人のほうになんとか体を向け、正面きってそいつの顔を睨みつけました。
しかしその男は痴漢行為をやめるどころか、ますます過激にエスカレート(σ-”-)σ

（あまりにも生々しすぎるので、詳細は割愛させていただきます<(_ _)>）

わたしが乗車した駅から尼崎の駅までは7分かかります。
その間に犯人の特徴や手口をバッチリ観察♪
コイツえらい手馴れた痴漢やなぁ。
こんだけ大胆にやらかしてくれてるってコトは常習犯や。
他にこれ以上被害者が出んように、ぜひともこのわたしが捕まえなくてわっ＾＾♪♪
明日も犯人が現れる核心があったので、とりあえずいったん泳がすことに。
尼崎の駅に着くと、ヤツは急ぎ足で正面に停車しいる電車に乗り込みました。
わたしはてくてく職場に向かいながら
「明日痴漢捕まえるで～＾＾なんかどーもターゲットにされてるみたいやわ＾＾；」
と、家族と友人にメールを送りました。

そして翌日。。。
案の定現れましたよぉ～、あの痴漢男が（＾皿＾）ニッ
やはりわたしに目をつけていたんですねぇ＾＾；
満員の乗客を押しのけて、ヤツはわたしの横にピタリと張り付きましたよ＾＾；
予想通り車内での痴漢行為が大胆に始まったので、
わたしは手に持っていたハンカチをそっとカバンの中に入れ、
愛用のウォークマンを外し、ヤツをとっ捕まえるために両手を空け準備万端。
尼崎に着いて、ドアが開いた瞬間がチャンス！！
犯人はこちらの思惑も知らず、好き放題にひとの体をもぞもぞ。
わたしは尼崎に着くのが楽しみでワクワクドキドキ(#^.^#)
（↑血の気の多さと怒りと正義感で、ひとりメラメラ燃えている・・・）


わずか7分後には、今まで培ってきた人生が崩壊するであろうこの男。
憎らしくもあり、（家族が）気の毒でもあり・・・・・
しかしここで痴漢という卑劣極まりない行為を見逃すわけにはいきません。
常習ならなおさら許すことなんてできません。


この後、
この男と男の家族はどうなっていくのでしょう。
よろしければ明日のブログをご覧ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく