Nicotto Town


自己主張突破型サイコパス


精神的にタフなのか、歪んでるのか、どっちか

『 異常快楽殺人 』という本を読み終わりました。
ゆっくりめに読んで3日くらいで読破。
読み直し、2回ほど。
文庫本はあっという間だ。
Amazonでのレビューがなかなかのもんだったので買ってみたのですが、私的にはコリン・ウィルソンの方が、書き方がもっと淡々としてて好きだな~。
やっぱり殺人は、淡々としてないとね。
ただねぇ、コリン・ウィルソンの本って訳が下手というか・・・時々意味不明な訳され方してるので、赤ペン添削しなきゃダメな時が・・・。


この本もまぁまぁ面白かったのですが、なんというか、殺人犯達の悲惨な幼少時代を“いかにも悲惨”に書いているのがちょっとなぁ。
ほんとに悲惨な時を過ごしたんだろうけどさ、何と言うか『 可哀想”って思わせようとしてねえか? 』っていうような文章というか。

『 見てください、幼少期にこんなに悲惨な目にあってるんです。これじゃあ心が歪むのも頷けるでしょう?彼らも被害者なんですよ 』

って汲み取れちゃうような。
それが、ちょっと気に入らなかったですね~。
幼少期の虐待の影響は大きいけど、同じくらい悲惨な目にあってても立派に生きてる人だっているわけだし、特別被害者的な感じはイカンくないかね?


あとがきに、
『 この本を短期間で読んで無事に帰還、現在に至るも何の変調もなければ、あなたの精神は相当なもの 』
みたいな事が書いてありました。
私も、まぁまぁ短期間で読んだのかな?
ウン、何の変調もないね。
むしろ、読みながら共感できるとこが多いよ。
犯人と。
それに、写真が少なくてちょっとガッカリですよ。
吐き気を催すような現場の写真を見たい。

そうそう。
少年期のダーマーと同じ事してましたよ、私は。
幸い・・・なのかどうか、私はホルマリンをプレゼントされなかったので保管はしてませんでしたが、ダーマー少年と一緒で、死体探しによく出かけてましたね。
犬とか猫とか鳥とかカエルとか、よく轢かれて死んでるでしょ?
アレをね、探しに行くんですよ。
見つけたら眺めたり、棒で広げて中身を見たり。
解剖学的興味、みたいな?
だから、
「中身を見たかった」
という犯人の気持ちはすごく分かる。
見たいよね~。
分かる、分かる~(´∀`)


私はタフなんだな、きっと。
さて、今日からはコリン・ウィルソンの殺人本でも読んでるかな。

#日記広場:日記

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2010/04/02 08:50
そうそう、その本です。
一番気になったのが、ヘンリー・リー・ルーカス。
彼の証言をまるまんま事実っぽく書いてるのが、ちょっと・・・・。
「彼が、慢性的な嘘つきだって事、忘れてない??」って感じでした。

現代殺人百科の内容的にはすごくいいのに、下手な訳のせいで評価ダウンです。
文章的におかしすぎるとことか、編集の段階でどうにかして欲しかった・・・w
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2010/04/01 23:06
平山夢明の本ですね。うちにもあるのですが、全然印象に残ってません。
コリン・ウィルソンの「現代殺人百科」は読んだのですが、仰る通り訳が下手であまり印象に残ってません。
写真があって印象に残ってるのは「人の殺され方」という本ですね。中々のものがありました。




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