さて、犯人→取調べ、わたし→事情聴取となるワケですが、
刑事さんたちの言葉が少々激しく、お下品な場合もありますのでご了承ください。

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職場と自宅に電話で今の状況を説明し、
お茶を飲みながら警官の到着を待っていると、
券売機裏の隠し扉（？）から、2人の警察官が入ってきました。
2人は駅長と少し話しをした後、こちらに来て
「ちょっと事情きかせてもろてええかな＾＾」
と言われたので、質問に答えながら大まかな事情を説明。
最後に『被害届け』を出す意思があるか？と聞かれたので「当然！！」と答えると、
「ほな悪いけど警察署来てくれるかな＾＾詳しい事情聞かなあかんから」
と言われ、徒歩で近くの尼崎東署まで移動することになりました。
（連行のとき犯人の男とわたしが鉢合わせしないようにとの配慮で、
別の警官が別のドアからすでにヤツをしょっ引いて行ってくれていました。）
警察署に着くと2Ｆの狭い取調室に通され、
「暑いやろ～、ごめんなぁ。クーラー8時半にならんと入らへんねん＾＾；
刑事が出勤してきたらもっとマシな部屋に行ってもらうからちょっとガマンしてな＾＾；」
と言って扇風機と冷たいお茶を出してくれました。
刑事さんの出勤を待っている間、何人もの警察官や他部署の刑事さんたちが
「お～、痴漢捕まえたんてこのコかぁ＾＾」
と、入れ替わり立ち代りやって来ては優しい声をかけていってくれました。
その中のかっ幅のいい明るい警察官が
「担当が来るまでちゃんと一緒におったるから安心してな＾＾
おっちゃんなぁ、夜勤やから刑事さん来たら帰らなあかんねんけど、
ここの刑事さん、みんな優しいええ人ばっかりやから心配いらんで＾＾」
と、気さくに話しかけてくれたので少し緊張が解けて談笑することができました。
と、そこへ刑事A♂が激しく元気いっぱいにいきなり登場～＼(^o^)／
取調室をバーン！！と勢いよく開け
「痴漢捕まえたんてあんたか(*^▽^*)！！朝からエライ目におーたのぉ＾＾
女の刑事がもうすぐくるさかいもうちょっと待っとってや！！
あ、なんかあったらその辺のおまわりさんかワシらに遠慮のぅゆーてくれな＾＾」
というなりドアをバーン！！と閉めて去っていきました＾＾；

しばらくして女性の刑事さんが出勤して来たとのことで、
わたしは3Ｆの取調室へ移されることになりました。
署内で犯人と鉢合わせしないよう刑事どうしが綿密に連絡を取りあい、
わたしは警官2人・刑事さん2人にガッチリ身辺を護られながら慎重に3Ｆまで移動しました。
クーラーそよそよ♡の快適な部屋で待っていると、
女性刑事Ｂと若い男性の刑事さんがワ－プロetc・・・を持って入って来ました。
「お待たせしてごめんね～＾＾わたしが担当させてもらう刑事のＢです。
ちょっと答えにくいことも聞かなあかんねんけど協力たのむわね＾＾」
といって事情聴取の準備を始めました。
1枚の白紙を取り出し、
その用紙に車内の絵を書いて、どの辺りで痴漢被害にあったのか、
何番目のドアで座席の位置や向きはどうだったかを正確に書くよういわれました。
わたしはそのときのことを思い出しながら、定規とペンを使って絵を描き始めました。


ここから本格的な取調べと事情聴取が始まります。

長い長い拘束の始まりです。。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく