Stone Me Into The Groove
- カテゴリ:音楽
- 2010/04/04 01:32:27
一時Swedish Popなるブームがありましたわな。Cardigansを筆頭に、その主要人物でもあるトーレ・ヨハンソンが、似たような音作りのバンドをそれこそ次々に売り出して、それが(特に日本で)すごく売れた時期が、ちょっとだけありました(小室みたいだ)。
そのSwedish Popのちょっと前に突然現れたバンド、Atomic Swingのデビュー・シングルです。1st「A Car Crash In The Blue」にも収められています。スウェーデンのバンドといえばABBAとRoxetteとEuropeしか思い浮かぶものがなかった当時、しかもイギリスではBrit Popなる明らかに業界が仕掛けたブームともいえないようなブームが始まろうとしていたころ、そんな大人の事情をあざ笑うように予想もつかないところからとんでもない完成度の音を携えた新人が突如として現れたのですから、驚くとともにとても痛快でした。
どちらかというとやんちゃなかわいらしさを売りにするボーカルが多かった(ように思う)当時にあって、低い声でうなるように歌う二クラス・フリスクのセクシー・ボイス、ボーカルとユニゾンするという、従来のロック・ギターにコペルニクス的転回を与えたギター、聴く者の腰をハメルンの笛吹きのように否応なしに動かしてしまうリズム隊、特にペテル・オーウィンの上下に動き回るベースはこのバンドのグルーヴそのものといってもいいと思います。そしてそれぞれ自由に跳ね回っているそれらすべてをつなぎとめているのはミッキー・ロスのハモンド・オルガン(キーボードじゃなくて、オルガン)。全体的に、すごく色っぽい音を出すバンドでした。その辺が、それまでの(その後も)スウェーデンのバンドとはちょっと違います。
フロントマンのワンマンバンドかと思いきや、実はベースが変わるとダメになるバンドって多いと思うのですが(ウルフルズもジョンB離脱中は低迷しました)、このバンドもベースのぺテルが脱退するととたんにそれまでの疾走感を失ってしまい、失速しました。
2006年に再結成しましたが、こちらは本格的な再結成でした。再結成後、アルバムを1枚出しておりまして、ベースのぺテルもいるのでちゃんと腰に来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=ljFDgUL88Vw
↓別の曲ですが、全部腰が動いちゃいます。
http://www.youtube.com/watch?v=8t0-xlzS5jE&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=ks8yssYaIrs
そうだったのですか★
ああ、やっぱり行くんだね。
美人が多いので有名な国だよね。ティモシェンコ首相も美人だし。髪形変だけどw
そうそう行ける国じゃないんだから、楽しんでおいでよ。
>ericさん
OK GOの2作目ってトーレ・ヨハンソンがプロデュースしてるんですね。
どうりで音作りにFranz Ferdinandの匂いがすると思った。森高千里のアルバムにも似てる。
Atomic Swingも音がちょっと似てるでしょ。Lo-Fiを狙った音作り。
カーディガンズとクラウドベリージャムは好きでした♪
ききます~~♪
ウクライナは結局いきます・・・
こないだ資料がとどきました・・・・