きのうは過眠の症状炸裂で、
約14時間ぐっすり意識不明ｗになってました|ω-`*)ｼｭﾝ
自分でも目覚めてびっくりでした。。。0ｗ0；

それでは続きをどうぞ☆(∩.∩)♪

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書き忘れていたことがあったので、ここで少し補足を。。。
犯人が逮捕された時間は、
わたしがエスカレーターで『犯人のベルトを掴んだ』時間になります。
この瞬間に、一般人による『私人逮捕』が成立します。
このことを説明された上で事情聴取が始まりました。

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帰宅するため階段を降りていくと、Ａ刑事がわたしのことを待っていました。
Ａ刑事は
「長い時間お疲れさんやったな＾＾
あんたははっきりモノゆーてくれるから、聴取も順調に済んで助かったわ＾＾
あのな、あのオッサン、調べてみたら職業国家公務員やったで！！
これにはワシもびっくりしてもうたがなぁ＞＜；
しかも重要なポストについてる重役やったわ。

ほんでな、午前中にぶん屋（新聞記者）が来て取材していきよったから
この事件はお昼のニュースで報道されてるハズや。
職業が職業やし犯行の内容が悪質やったから、実名報道するってゆーとった。
実名報道されたら住所も職場も全部流れてしまうから、
もうその職場は即刻解雇になってしまうやろし、地元にもおられへんなるわなぁ。
職場は誰が聞いてもスグにわかるほど有名なところでな、
現にオッサンの上司は『彼は解雇する方向で考えております』ってワシにゆーてた」
と、取り調べた内容を話してくれました。

そして
「被害者のあんたは犯人の個人情報を知る権利があるんやけどどうする？」
と聞かれたので、別室で個人情報の記載された書類を見せてもらうことにしました。
その書類には、実名はもちろん、
家族構成や詳しい住所、職場の名前や所在地・役職名などなど。。。。
どれも詳細に記されていました。

わたしが書類に目を通していると、Ａ刑事が
「このオッサンもエライことしよったな。子供がまだ小さいのに。。。
長男はもう大学生やからそない心配ないやろけど、次男坊はまだ12歳や。
学校も転校せなあかんやろし、それに父親が何をしたか理解できるトシや。
やった本人は自業自得やけど、家族はたまらんでぇ」
といいました。
わたしが「あの。。。本当にこの犯人は職場をクビになるんですか？」
と聞くと、
「ほぼ解雇決定やろなぁ。オッサンの上司が2人、大阪の職場から飛んできてな。
そのとき『報道するのはやめてくれ』と、しつこいくらい頼み込んできたから、
『それは無理やろな。もうぶん屋に情報全部流れとる』って、ワシゆーたんや。
まあ、報道うんぬんに関係なく解雇に持っていくてゆーてたけどな」
と。。。。
Ａ刑事は続けて、
「オッサンの奥さんに、
ダンナが今、痴漢容疑で身柄を拘束されてることを電話で伝えたら、
当然のことやけど、奥さんえらいことショック受けてしもてなぁ。
電話の向こうで取り乱してしもて、話もまともにできんかったわ。
ほんでやっぱり『報道だけはやめてください！！』って懇願してきたから、
『報道するかどうかは新聞社と記者とテレビ局が最終的に決めることや。
奥さんには気の毒やけど、社会的制裁を受けることになるやろな』
ってゆーたんやけど、奥さん、諦めきれへんかったんやろなぁ。
ワシとの電話を切ったあと、
テレビ局と新聞社に片っ端から電話をかけて、
ダンナの事件の報道を取りやめてくれるよう頼みまくったらしいわ。
ほんで最終手段で、金を払うから報道はやめてくれってゆーたら、
『国家公務員が犯した悪質極まりない事件なんで、うちは実名報道で流します。
事実をもみ消けそうとしてもムダです！！』
って、どのテレビ局や新聞社からも一喝されてな。
慌ててテレビをつけたら、
ダンナの顔写真と実名が各局のお昼のニュースで流れてしもてたと。。。
そのあと、ダンナを連れて帰るために急いで奥さんがここに来たんやけど、
ダンナは一晩留置所で過ごすことになるから、明日の朝迎えにくるようにゆーたら、
『せめて主人に会わせてください！！』て泣いて食い下がってきてなぁ。
会わせるワケにはいかんから、なんとか帰ってもろたけど」
と、わたしの知らないいろんなことを話してくれました。

自分が事情聴取を受けている間に、こんなことがあったんだと正直驚きました。


わたしはこのあと、

奥さんと子供たちのために1枚の書類を提出しました。

本来なら、
こんなことをしてやる筋合いは一切ないのですが。。。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく