自分でも驚くくらい長編のブログになってしまいましたが、
みなさん、もう少しだけお付き合いください(u‿ฺu✿ฺ)+ﾟ*･｡.☆

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A刑事から話しを聞いてわたしはいろいろと考えました。
いくら怒りの業火でメラメラ状態なわたしでも、人情というものが備わっているので、
奥さんや子供たちの行く末が気になってしまいました。
本来なら、犯人やその家族が路頭に迷おうが、どこやらでのたれ死のうが、
そんなことわたしの知ったこっちゃないんです。
てか正直、腐乱でも白骨化でも好きにしてくれっ♪♫て、カンジですからね。

わたしが
「子供さんもまだちいさいのに、引越しはせなあかんわ職はなくすわ。
ほんま家族の人もこれから大変ですよね。。。」
というと、A刑事が
「せやなぁ。新しい仕事見つけようにも、書類送検されたら『容疑者』から
『前科１犯』の前科持ちになってしまうからなぁ。就職はキビシイと思うで。
それとな、あんたの読んだとおり、あのオッサン痴漢の常習犯やったわ。
今まで1回も捕まってないから書類上は初犯になるけど、
これまでにもかなりやってきたって正直に自供しよったからなぁ。
今回あんたに捕まらんかったら、これからも痴漢をやめる気はなかったんやて。」
と話してくれました。
そして
「犯人のオッサンには、自暴自棄になって自殺せんようにってゆーことと、
逆恨みしてあんたに報復するようなことは絶対許さん!!ってことを
ワシから何回も念を押してキビシぃゆーてあるから心配せんでええで＾＾
もしなんかあったらスグにワシかB刑事に電話してきたらええからな。
電話が間に合わんような緊急事態やったら、直接警察へ駆け込んでおいでな＾＾ｖ」
といってくれました。

最後に
「刑事さん、なんとか犯人が職場をクビにならんで済むようにはできないんですかね」
と聞くと
「できんこともないけどなぁ。
あんたがオッサンの職場に『嘆願書』を書いて提出したら、もしかしたら
解雇だけはされんで済むかも知れんけどな。
けど最終的な決定を下すんは職場の上の人間やから、絶対とはいわれへんで？」
といわれました。
わたしが
「卑劣なことをした犯人に対して許す気は一切ないですけど、この男がクビになったら
家族が生活できなくなるので、わたし、嘆願書書きます。
心底腹立たしくて悔しくてしかたないですけど、犯人の家族のために歯を食いしばって嘆願書を書きます!!」
というと、A刑事は
「えっ？！！！ほんまかいな！？？Σ(゜ロ゜ノ）ノ　
被害者から嘆願書を書くってゆーてくる人まずおらんで！？
こっちから嘆願書書いてくれって頼んだかて書いてくれへんのに。。。(・・;)」
と驚かれました＾＾；
あくまでも、
奥さんと子供のためですからっっ（◣益◢メ）！！
と、念を押して嘆願書に
『わたしは○○○○（犯人）の犯した卑劣な犯罪を許すことはできませんし、
もちろん許すつもりもありません。
○○○○本人に対しては憎しみの感情でいっぱいです。
正直、ご家族の方に対してもいい感情は持てません。

しかし、末のお子さんがまだ12歳であることや、
これからのご家族の生活を考えると、
まだまだ○○○○の収入は必要なものであると判断いたしました。
ですので、どうか解雇処分にしない方向でお話しを進めていただきたいと思います。
○○○○本人のことはどうでもいいので、
ご家族のことを最優先に考えてあげてください。
よろしくお願いいたします。』
と、いうような内容の文章を書き、最後に署名・捺印をして提出しました。

犯人・家族ともども、とことんなまでに苦しめてやりたいくらいでしたが、
事情を知った上でそこまで冷酷なことをしてしまうと、
自分自身が人間として落ちてしまうような気がして残酷にはなれませんでした。
それに、そこまでしてしまうと後味が悪くて自分を責めてしまいそうだし。。。

さて、これでやっと警察署ともおさらばです(∩.∩)♡
お世話になった刑事さんたちに挨拶をして警察署を出ました♫


これで書類送検のための書類ができました。

わたしの仕事はあともう少し残っています。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく