マリリン
- カテゴリ:ニュース
- 2009/02/01 21:40:20
テーマに困ったときの、某地方ブロック紙1面コラムシリーズ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/144393.html?_nva=14
今回のテーマは、マリリンモンローとニューディールと定額給付金です。
マリリンモンローは、大恐慌時代に生まれ貧しい少女時代を過ごしたが、
ニューディールの貧困者救済策のおかげで銀幕で花開いた。
河上肇が「貧乏物語」で「人はパンのみにて生くものにあらず、されどまた
パンなくして生くものにあらず」と説いたことと共通の精神を感じる。「目的
不明」の定額給付金に欠けるのはこの精神だ。
給付作業を丸投げされた自治体の負担は大きい。
こんな感じです。URL先ぜひ読んでください。某ブロック紙も喜びます。
さて、今回のコラムでは、たった一つの本当だか良くわかんないエピソー
ドを持ち出し、さもニューディール政策が美しい精神で図られたものだとい
う印象を与えている。
日本やアメリカを含めた世界は確かにいまニューディール政策に近い方
向に振れようとしている。自民党だってそうだ。よくわからない印象操作で
与党批判を行う新聞社が、政策を後押しするための文章を書いていると
したら、珍しいことだ。
と思ったら、定額給付金を「目的不明」で精神のない政策だと決めつけた。
挙句の果てに占めは、導入部分から中盤までの展開とまったく関係のな
い、段取り批判だ。
支離滅裂
ルーズベルトは強いリーダーシップとスピードで財政出動をともなう事業
を次々と打ち出し、需要創出を行った。財政出動にはリベラル派が嫌う
治水事業もあった。
しかし、景気を回復させるまでの需要創出を行うには、第2次世界大戦を
待つことになった。
マリリンモンローは、30代半ばで睡眠薬の大量服用により死亡した。
美しい話ばかりじゃないのに、一部分のみ抜き出して印象を操作しようと
するのは、個人のブログとか、自身で出版する本でやってほしい。
少なくとも地域の多くの人が読む新聞の1面でやることではない。
僕は定額給付金がいい政策なのかどうなのかよくわからない。
ただ、貧困者救済なんていう甘ったるい精神ではなく(いや、国の政策と
しては貧困者救済は必要だが)、景気刺激とか、市中や銀行へのマネー
注入とかの、具体的な目的がある。
また、定額給付は、相対的に見ると、富裕層から貧困層への所得の再分
配の効果もあることを考えると、貧困者救済の側面も持っている。
そんなこと、新聞社ならわかってるでしょう。
でも、突込みどころを提供してくれるほうが、僕としては面白いからOK
なんて思いもある。
日本はまだ大丈夫なんだぞ!というアピールをすべきだ、みたいな主張でしたねぇ。
難しいことはよくわからなかったです。うまく説明できなくてごめんなさい。
結局、その公約は否決されちゃいましたけどね~。
やっぱり、芸能人ってのは金銭感覚が私たちとは違いますよねー。
これは、一家族に60万以上のお金が渡るってことだから、悪い事を考える人が増えそうだなぁ。
事件を誘発しちゃいそうな数字ですね。
ちょっと、どの位の予算になるのか、計算してみました。
定額給付金で、実際に国民に渡る金額の合計は、1兆9570億円らしいです。
これを、平均した1万6千円で割ると、約1億2千万人。
それに、30万円をかけると、36兆円。
36兆円を使って、どれほどの効果を見込んでいるのか、太田氏に聞いてみたいですね。
30万円いいねえ。
家族4人いたら車買えちゃうかも。
定額給付金ですかぁ。
私は、ちまちま配られるより、その2兆円ででっかいことをやってほしいと思います~。
そう思うのは、生活に私が困っていないからなのかなぁ、、、。
そういえば、某テレビ番組で太田総理が給付金を30万円にしろって言ってましたねぇ。。。。
そのくらいあれば、大喜びなんですけど~(笑