奥さんは遠い目でふたりの想い出を語ったり、かと思えばいきなり泣きじゃくって
ダンナへの怒りをガンガンわめきだしたりと、
完全に自分の世界の住人と化してました。
わたしが小声で
「もしかして、さっきもこうだったんですか＾＾；？」
と聞くと、
「そーなんですよぉ。なんか奥さんひとりで泣いたり怒ったりしながら話してたんですぅ＾＾；」
と、苦笑いのＣ弁護士。
Ｃ弁護士が、
「奥さん。奥さん、落ち着いてください＾＾；」
と何度声をかけても反応がなく、ひたすら語り続けています。
イライラしてきたわたしと母が
「○○○○さんっ！！」
と、奥さんのフルネームを大声で叫ぶと、ハッと我に返り
「わたし。。。
今、わたしのこと誰か呼びました？？
わたし、なにかおかしなこといったのでしょうか！？？？？」
と本人驚きつつもぽかぁ～ん。
自分だけのディープな世界からいきなり引き戻された奥さんは、
どうも今の状況が理解できていない様子。
わたしが
「奥さん、大丈夫ですか＾＾；？
ずっと語り続けてましたけど＾＾；」
というと、奥さんは驚いた表情で
「わたしがですか！？？
今、わたしが何か話してたんですか！？？？」
と。。。。。

奥さん。。。派手に壊れすぎでっせ( ´Д｀)=○ )`ъ’)・：’.,

なんだか厄介なので別室で休むよういったのですが、
「いえ、もう大丈夫です。。。」
と、本人の強い希望でそのまま同席することになりました。
奥さんがなんとか静かになったところで弁護士さんたちと話の続きをしているとき、
会話の中に出てきたわたしの
「まぁ、2日連続で痴漢してきたワケですからねぇ。
悪質な常習犯としか思えませんよ(-"-)
だからこれ以上被害者がでないように捕まえたんです。」
という言葉を聞いて、奥さんの表情が一変！！
ダンナのほうをキッと睨むと、
「2日連続って。。。！？
あなたっ！！あなたは前日にも痴漢をしてたの！！？
そんな恥ずかしいことをしておいて、
何事もなかったかのような顔で平然とうちに帰ってきてたの！？？
あの日、いつもの笑顔で、
いつもの優しいあなたと変わりなく楽しくおしゃべりしたじゃない！！
あれは偽りの笑顔だったのね！！
痴漢なんて恥ずかしいことをした後に、よくも平然と帰ってこられたわねっ！！！！」
と、奥さんとうとう怒り爆発（◣益◢メ）!!
ダンナは慌てて立ち上がり、奥さんの肩を押さえながら
「ごめんな！！ほんまごめんな＞＜！！」
と何度も謝り、落ち着くようになだめてみたのですが
「もうっ！！わたしにさわらないでっ！！汚らわしい！！
あんたみたいな不潔な人とは、隣りにだって座りたくないわよ！！
こんなひどい裏切りを受けるなんて・・・・！！
あんたとはもうやっていけないから、うちから出て行ってちょうだい！！」
と、ダンナの手を力いっぱい振り払い完全に拒絶。
「あらっ？
奥さん、この事実を知らされてなかったんですか？
ご主人はわたしを執拗につけねらってたんですよ(＾皿＾ )
黙ってりゃバレないとでも思ったんですかねぇ＾＾」
と、トドメの一撃♪
ここで慌ててＣ弁護士が
「あのっ、奥さんはこのこと知らなくて。。。＞＜；
今、初めて知ったんで驚かれたんです(;ﾉﾟДﾟ)ﾉ」
と。。。。。
コイツら、
今の今まで事実を隠しとったんかいっ(╬◣д◢)ｺﾞﾙｧ!!
知らんかったんやなく、知らせてなかったんやろがぃ!!
このバカ弁護士に対して不信感の嵐(-益- )!!
故意に事実を知らせないなんて、ほんま呆れるわ♨

ここで初めて事実を知った奥さんは、
「この人が○○さんにこんなひどいことをしたにもかかわらず、
嘆願書まで書いていただけたんですね。。。。
本当にすみません。。。。
ありがとうございます。。。。」
と、半・放心状態で力なくいいました。



わたしの会話でボロが出ましたね(-"-)

このＣ弁護士はバカチンです。。。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく