シカゴ出身のバンドOfficeの5th「A Night At The Ritz」から。

どこか80年代のにおいを漂わせるバンドです。そんなに売れているバンドではないので、日本では音源を入手することは難しいかもしれません。バンドメンバーが今いち固定されていなかったり、ヴォーカルがはげていたり（最近マイケル・スタイプやビリー・コーガンがいるのでそう目新しくはないかもしれませんが、売れる前からはげていた…というのはBoo Radleysのサイスくらいではないでしょうか）と、これからも売れる可能性はそれほど高くないバンドですが、いい曲を書くのでぼくは割と気に入っています。

この曲もどこか80年代っぽい。ちょっとディスコ風なところがあって、ちょっとUKっぽいメロディがあって、肩に力の入っていない良質のポップ。iPodに入れてパーティに持って行きたいようなハッピーな曲です。Scott Massonというヴォーカルの人がすべてのプロデュースを手掛けているようですが、このバンドもトーレ・ヨハンソンにプロデュースさせたら化けそうな気が…。どうでしょう、ericさん。

http://www.youtube.com/watch?v=NAARtATl-HU
↑PVもどこか怪しげな80年代風を装っています。
http://www.youtube.com/watch?v=L2uTBMS77kI
↑この曲もおすすめ。「The Rits」。ファッション誌のパーティに呼ばれてそのファッションはないだろう…という突っ込みはさておき。