Nicotto Town



生体肝移植

もし、

「足からカテーテルを肝臓まで通して、ステロイドをどっかどか入れ込む、
この治療に効果が見られなければ、生体肝移植しか無い」

そう、友人は言われた。

劇症肝炎だった。
50%の可能性も、命に残されてたかった。

九大病院でだった。

九大は、戦時中の「生体実験」の汚点から(海と毒薬)、倫理が強い。
生体肝移植も、長い間様子を見た。
「モルモットのように人の命を扱う事」
これをせずに来た。

東大が先に行く、京大が先に行く。。。

私は詳しくはないけれど、
きっと高名欲は歯ぎしりする事もあったろうと思う。

その九大が、治療で効果がなければ、「肝移植」と言った。

「生体肝移植は、双方にダメージが大きすぎる。
まして、健康体にメスを入れることです。
移植する方も、される方も不幸です。
不幸ですから、私は全力を尽くします。
提供下さる方の、これからの命、それまでもお預かりする事です。」

と担当医の先生は、そうおっしゃった。

始めに、済生会に連れて行った。
私が「オカシイ」と気が付いたからだ。

直ぐに入院。。。

入院の買い物をしている間に、状況は急変した。
「直ぐに九大に!」

ああ、やっぱり。。。。

済生会での担当の先生は、担架?を押しながら

「大丈夫!九大が助けて下さいます。大丈夫!」
と、ご自分にも言い聞かすように、そうおっしゃる。
そして、救急車に乗り込む時、
「ご友人は大丈夫。貴方もしっかり!」

と抱きしめて下さった。
その事が、ずっと頭にある。

『九大が助けて下さいます!』


九大の先生から、お話を聞き

私じゃダメですか?
私で適合するなら、私でいいんです。
あんまり健康でもないので、不健康は慣れてます。

「女性の肝臓は、小さ過ぎます。。。」

ああ。。。この人の家族がドナーになるのか。。。

「全力を尽くします。
患者さんも頑張っておいでです。
私も、全力を尽くします」

そうおっしゃって、その先生は集中治療室のドアの中に入って行かれた。
その、背丈も小さく、お痩せになっているその背中から、
なにか毘沙門天が噴き上がったように、私には見えた。

「いいですか?
このステロイドを入れ続ける治療は、本当に効果を上げています。
上げていますが、一番は、ご自分です。
ご自分の治癒する力です。
栄養だって、点滴より自分の口で食べる、これが一番です。」

お兄サンが駆けつけて、「しかたねぇなぁ」と言った。

もしもの時の「生体肝移植」の準備はできた。

ステロイドの治療が始まる。
手も足もなにも動かしてはイケナイ。
目だけグルグル動かす友人。

ご飯(と言っても重湯)を口に入れる。
「俺は、肝移植なんか、兄貴にさせない。
治る、治る、この治療で俺は治る。数値が下がる。」

一口、一口、友人はそう言葉に出しながら、
危機を脱した。

ほんとうに、一歩遅ければ確実に死に、
一歩早かったその時でさえ、死は鎌を振り落とさんばかりだった。


生体肝移植の話が、ニュースでやっていた。
東京医科大の話だ。

私は、あの先生の背中を思い出す。

先生は、全身全霊で「助けよう」となさってくださった。
いまでも、思い出せば涙が出る。

もし、ニュースで懸念されている事由が、全て本当ならば、
あの先生の背中に対する、冒涜だ。

世の中で、必死で命を助けようと、全身全霊を傾けて
不眠不休と戦いながら、

患者さんの「ありがとうございます」
ご家族の「ありがとうございます」

これだけの為に戦ってるお医者さんに対する
大きな大きな、冒涜だ。。。。


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2010/05/04 11:22
>くりこさん
自分が一致晩がんばれる環境をつくっているならば、それでいいじゃない?
「仕上がること」がいちばんのことだもの。
負けないで諦めないのが一番いいなら、それでいいじゃない?

いろんな人のあって、いろんな人の話を聞いて、
それが自分の糧になるとは思います。
聞く耳があることはいいことです。

楽しい未来が待ってるね。
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2010/05/02 01:12
幸か不幸か諦めるのが苦手ですw
メディカルは難しいけど、負けませんw
この間素敵な団体さんとも出会えて、
「なれるんだ!」とパワーももらったので^^

私も一部にしかできません;
全部に分け隔て無く接することが出来れば良いのかもしれないけど、
どうしてもイライラしてしまって;

自分のために、みんなのために頑張りますw
みんながいるから頑張れてるな、と実感してます。
この辺も色々ながーーーく話したくなってしまうのですが、
しばし我慢ですw← 
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2010/05/02 00:49
>くりこさん
あきらめなければ「継続中」なので、あきらめなきゃ良いよ。
メディア系?いいね。
そういう学校に今行ってるってことね、頑張って、手に入れてください♪

分け隔てなくかぁ。。。むずかしいよね。。。私には難しい。
好き嫌いが、もんのすごく激しいんだよ、わたくし。
だからね、別け隔てなく、。。。は、近頃あきらめてる。。いけないんだけどね。

まず自分のためにね、頑張って。
荷が勝ちすぎると、きつくなるよ。
ゆっくり確実に!
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2010/05/02 00:40
>魔女様
んでもって、ご自分が間違えに気が付かれたときは、、魔女様が一生懸命おっしゃってたことを
まるっきり忘れて、さも自力で「考えに至った」ように、お友達はおっしゃるのだ。。。

あ~~~、なんでこんなこと言うかというとね、女医の友達が、そんなのなのだ。
「あれだけ私言ったじゃぁないか!」と言っても思い出さないので、
結婚式は、その証拠造りのために、私行かなかったんだ。
なんで行かなかったかを、忘れさせないために。。。
案の定、半年もたなかった。。。離婚暦、しかも三ヶ月で離婚ってのを、2回もやらかしてる男だ。
しかもだ、相手が悪かったように言う男だ。。。良いわけがないだろう。。。なのだ。

も~~~~、わからんチンばかりだ!
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2010/05/01 22:03
メディ系に進みたいのです;
ニコッとしたりな感じの私で、ツッコミどころ満載かもですが;;
小さい頃からの夢を捨てきれない夢追い虫です;
戦友との約束を簡単に捨てたくないのです。
甘い所ばっかりですが、別次元にいた時間を取り戻すかのように毎日が充実してて、
なんだかやりたいこともやるべき事も溢れてます。
でも、軽い気持ちではありません。絶対に諦めたくないです。

誰にでも分かる説明をすることって一番大変だけど、
やっぱり説明して欲しいです。
説明上手でどこでも誰とでも分け隔て無く接する人になりたいです。

頑張ります。みんなの分も頑張らねばです^^





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2010/05/01 12:45
私もね、その「天職」という言葉に、言い知れぬ怖さを感じたのよ。
ああ、やはり、そう感じましたか・・・
言い過ぎではありません。
私の胸中をよぎったのと、同じイメージです。
伝わらないのよねぇ・・・
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2010/05/01 08:48
>くりこさん
メディカルになりたいの?
頑張って欲しいです。
そして、若い時に持っていた志を、持ち続けて欲しいと思います。

ちゃんと教えてくれるってことがほんと、大事です。
「なんでなんで?」といわあれれば、相手は専門家、きっと「言ってもわからんめぇもん」
と言いたくなる日もあるでしょう。
でも、それでもちゃんと話して欲しい。
こっちは自分の身体です、自分の体の事は知りたい。
病気の事も、治療の事も訊きたい、自分だって責任を取りたいんです、自分に。

それを嫌がらず、丁寧にして下さる先生が、いい先生だと思っています。

ああ、いろいろ大変そうね。
挫けそうなときもあるだろうけど、どうか頑張って。。。

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2010/05/01 01:02
私は貧乏暇なしの医者になりたいですね。
お金や、地位や名誉で、命が助かるはずないですもん。
お金で助かるなら、みんな今ここにいるはずですもの。

入院中、身近に医療関係者がいる関係で
私はすごく良い入院生活を過ごせました。
子どもだって、理由が分かれば怖くないんです。
説明してくれないときも、足りないときも、全部聞いてました。
答えてくれる人が身近にいる、すごく力強かったです。

私もその側になりたくて、今色々やってますが、
私が社会に出たときどんな医療になっている事やら…
専門に分けることが良いとは思えないし、主要都市に集まっては意味がないし、
入学枠が足りないし、でも本当になりたい人ばかりなのか分からないし…
でも卒業試験を難しくすればいいとも思ったり…(入ってすぐやめる人もいるのだし)
考えて、考えて、考え続けても答えが出ません;

いろんな立場の人の気持ちを考えても、どうしても譲れないところが出てしまって、
そういうとき「これはこうだ!」と言いたくて;私はまだまだ子どもなのかもしれません。

入院中の話だとか、自分の環境を中々話す機会はありませんが、
いつかゆっくり話せるときが来ればいいな、なんて勝手に思ってます^^;
「自分の話をすることで何になるのか」の答えも曖昧なのですがorz
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2010/05/01 00:37
>くりこさん
お医者さんって、地名欲や出世欲や、『人』不在の研究成果や、
そっちに走ってしまえば、いとも簡単に走っていける世界だと感じるのね。
そこで、「ワタクシはどういう医者になりたいのだ?」「なんで医者になったのだ?」
って振り返る先生が、どれだけいて下さるんだろうって考える。。。

そういう先生にね、出合いたいと望むわぁ。。。みんながみんな出合ってほしい。。。

いい先生だなぁ。。。と感じる先生が、圧倒的に「医者家系」でなかったする。
本当に「医者になりたい」っていう気持ちなんだろうね。
そういうお医者さんは、開業が難しい。
むずかしいから、医局に残るじゃない?
一生お給料取りなんだよね。。。過酷な仕事なのに、待遇は大した事無い。。。
もちろん、その中にもね、色んな先生いるけどね。。。

ああ、何話してるのかなぁ。。。まとまらないよ、ごめんね。

これ書いてからもね、いろいろ考えちゃってさ。。。
ほんとますますわからなくなって来たんだよね。

年取るとさ、若い頃「言い切っていた事」が、だんだん言い切れなくなる。
色んな立場の色んな人の気持ち考えるとね、
どんどんどんどん、いい切りが出来なくなって来るんだよ。
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2010/05/01 00:20
>桜もも苺うさぎさん
コメントありがとうね。。。

そうなんだ。。。大変だったね。。。本人ももちろんだけど、家族も大変だもん。。。
辛いもん。。。心細いもん。。。

そうなんだよね。。。今にも消えそうな命ね、これをナントカしようと、
全力で頑張って下さるんだよね。。。
助かった時に、共に泣いて下さるんだよね。。。
名誉がぶらさがると、変わってしまうんだろうか。。。
それとも名誉を望まない先生方が、現場に向かってるんだろうか。。。
頭が下がるし、本当に感謝しかないよ。。。

ん?
大切は大切だけど、対して大切な友達でもないよ。って言い方もどうだって感じだけど(笑

あのね、死なれるのがキライなんだ。。。
若い時分に、随分と死なれたんだ、友達に。。。
もの凄く、おいてけぼりがキライなんだよ。

自分の健康には、ちょっと無頓着すぎるけど、人が不健康だったり苦しかったり
それがもの凄く嫌いなんだよ。
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2010/05/01 00:12
>かりネコさん
私は、アーユルヴェータを学ぶお医者さんとお会いした事は無いんだけど、
そうだなぁ。。。漢方の先生方とは、ちょっとだけお話ししたわ。
色んな人が居るけれど、「生命」対して、西洋医学一辺倒の先生方より
とても謙虚でいらっしゃると感じる事が多い。。。

宇宙観ってのかしら。。。細胞も身体も、全てが宇宙の一部的なね。。。
臓器一個一個も、メンタルも、全て繋がっているってことを、よくご存知だと。。。
アーユルヴェータ、、、勉強してみたいね、、、ほんと。。。

ご友人、頑張って欲しい。
いい生き方を自分の選択で、幕引きも自分の思う幕引きで。
1500万から2000万。。。お金の問題もさることながら、
ほんと誰かに提供頂くって事だもの、辛いよ。。。

私もね、多分最後は肝癌だ。
人工臓器でも出来ない限り、生体肝移植と言われるに決まってる。
でもね、私はしないと決めてる。
事実をね、受け止めて、シュミレーション通りにさ、私が判断出来るように
いまね、自分勝手もの凄くしとくんだぁ。

ああ、でも、ほんとそのご友人に、幸福感を感じていらっしゃる日が、多く訪れていますように。。。
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2010/04/30 23:58
>招き猫さん
ものすごく、言葉を選ばない言い方を許してね。

死なれると、コタエルと思う。。
慣れてはくるんだろうけど、慣れよう、響かないようにしようと勤めてるだけで、
きっと気を緩めるとズタズタになりそうなんだと思う。。。
ナースだってお医者さんだって、きっとそうだと思う。
それがないとイケナイだろうし、でも、いちいち響いてったら、きっとほんと身が持たない。

でもね、それでもさあ、それでも目の前の死そのものにはタンパクになっていったにしても
そこに人の心があるってことね、そこ忘れて欲しくないよねぇ。。。

どういう育ち様をしたら、そんなに傲慢で居られるんだ?と感じさせるお医者さんもいる。
医者の家の子が多い。。。
小さい頃から、どんな背中を見て育ったんだろう。。。
いやなもんだ。。。

優しい心の人になってもらいたい。
だけど、その優しい人は、この職業に就けば傷つく事も多い。
だけど患者は、「貴方のような人が居てくれて良かった」という。。。

嬉しい事も多いんだろうけど。。。身を削る仕事よね。。。心ある人にとっては。。。
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2010/04/30 23:58
こんばんは✿
東医の記事、新聞で読みました。医療の問題は難しいですね。
その道(学部)を目指しながら、今一緒に机を並べている子たちも
授業中の態度が悪かったり、何のために勉強してるのか…
本当に目指しているのか不思議です。
親に言われて何となく目指したり、頭が良いだけ(というと語弊もありますが;)で目指したり…
「本当になりたいの?」と聞いてみたいです。
それを考えると、本当に医者になりたくてなった人はどのくらいいるのか、
本当に患者のためを考えて動ける人はどのくらいいるのか…

今回の移植問題の背景が全て見えているわけではないので
何とも言い切れませんが、大学内の派閥だとか、
診療科の連携とか、本当のチームだったら解決できたこともあるのかもしれません。
どんな先生でも患者さんのために動きたい気持ちは持っていると思うのです。
それが国の方針だったり、大学の都合で動けなかったり、
その気持ちが薄れてしまっては台無しだな、と思います。
でも、どんな理由があっても助かるはずだった命が消えてしまった事は事実です。
「他の病院だったら助かったかもしれない」そう思える不平等な医療は悲しいです。

医療の現場はメディアの情報では見えないものがまだまだ埋まっていると思います。
それを全て見て、考えてこの国の医療をどう考えるのか…

今回の話は医療現場の実態と国の考えと、その他諸々が混ざり合っているのかな、と
私的には思いました。とはいえ、偏りすぎな意見ですが;;

ちなみに入院中、子どもながらに「なんでー??」と思うことは多かったです;
結局「自分たちが過ごしやすい環境なのね?」と思いました。
この話は長くなるのでこのへんで^^;←
駄文失礼しました;

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2010/04/30 23:41
>スロウガラスさん
ああ、そういうお話をお伺いすれば、また考え方をどうするべきか
もの凄く悩みます。
色んなケースがあって、ほんと、悩みます。
私が悩んだとて、なんかごまめの歯ぎしりみたいなもんなんですけど。。。
みんなによいようにってのは無いモンかと。。。

自助努力しか無いのかしら。。。と、今出来る事ってのは。。。と。
だけど、ああ、生活が苦しい時にまず削るのって、保険なんだよなぁ。。。
そして削った途端に病気になったりするんだよなぁ。。。と。。。
ほんとにね、なんだかこう。。。。やるせない気持ちになります。
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2010/04/30 23:34
>ゆみさん
ああ。。。私も慢性肝炎だ。。。お酒も飲まないのに。。。
きっとガンになるとは思ってる。
大変だったんだね。。。

だれでも「心根のあるお医者様にあたって欲しい」そっちがまず切実だと思うんだ。
大変だもの、ご本人もご家族も。。。大変な上に悲しい。。。いや、悲しい上に大変なのか。
移植しか無いってのが、なんか更に悲しい。
人工臓器がね、早く出来ればいいのにって思う。
そしてそれが、保険適用であって欲しいと、それも望むんだ。

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2010/04/30 23:06
ごめん。コメント等読んでないんだけど、気になって日記だけ読んだ。
私も家族がいっぱい手術している。
生命の危機を感じることはいっぱいあった。
その時に思ったのが、「命を扱う先生はすごい。」という事

本当に真剣に命をこぼさないように必死でつなぎとめる姿には頭が下がる。

なんか上手くいえないけど、すごい名誉ある先生だけ立派なんじゃない!
真剣に今目の前の患者さんを見ている先生にどれだけの感謝を述べても足りない。そんな思いがある。

だから、とっても感動したし、何か伝えたかった。それだけなんだけど…

お友達よかったね。いい先生達に出会えて。
いいKINACOちゃんに見つけてもらえて。
大事な人なんでしょ?
本当によかった。
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2010/04/30 21:46
同僚がこの3月に難病で 治療法は「肝臓移植しかありません」と言われたの。
移植は1500万円・・だったかな・・・かかるんだって・・・。
今は薬でなんとか抑えているけど、 一生治らないんだって。 (だから「難病」なんだね・・・)

メールで検査の結果を聞いたときは、 どう返答して良いのか一日考えましたよ・・・・。慰めの言葉も見つからない。

で、直接電話で話した。 

声を聞いて安心できたわ。 彼女の病気に負けない意志と、 気楽に受け入れる姿勢がわかったから。

病気と闘う!のではなく、 命を愛おしみつつ、 たおやかに生きる
それを彼女は選んだ。 賛辞をおくりましたよ。 

これは病気の問題じゃなくて、 「生き方」の問題なんだろうけど、 まぁ、病気ってのは色々と考えさせられますよね。

ネコはむやみに健康体なだけに・・・・ 病気の方のことをちゃんと分かってあげられる人間になりたいんだけど・・・☆


私の周りにいるアーユルヴェーダの医師は、 みんな志がしっかりしてる人だわ!
現代医学の限界に直面して、 活路を見いだすためにわざわざ東洋医学をやろうっていうんだから。 (ある意味、東洋医学って医学界から見れば異端でしょ・・。)

まぁ、個性的って言えば個性的だけど(笑)
いのちについて日頃からよーく考えている人達で、 献身的な姿勢には頭が下がります^^

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2010/04/30 21:18
医療従事者のピンからキリの幅が大きいんだ。
本当に命と向き合い、患者の人生と向き合ってくれる医師も居れば
残念ながらそんなものと向き合う気など微塵も無い医師も居るのも事実。
妻も医療従事者だったから。
患者の生き死に気持ちを左右されすぎては、やってられない仕事だという事は知ってる。
だから手にした医療という名の知識と技術を、どうやって使用すべきかという事だけでも
いつも念頭に置いて頂きたいと思う。

妻が帰る時間の少し前に、家の電話が鳴る事があったんだ。
「ステった。塩用意しておいて」
その日は少しばかり親しかった患者さんだったようで、落ち込んでいた。
その後、妻は病院に部署を変えて欲しい旨の届出を出した。
彼女が生涯愛した職場は、ステルベンの確率が少ない透析室だったんだ。
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2010/04/30 19:50
混合診療の事で

私のケースでは、口腔外科と麻酔科(ペイン・クリニック)と歯科のトライアングル治療でした。
最終的に病気で失った歯の部分は、移植した顎の骨にインプラントでと言う治療方針でしたが
治療途中で、混合診療は「いかん」と厚生省の調査が、その大学病院に入り
インプラント治療をすると、大元の病気治療も自由診療に変わってしまい
その後の治療費が、膨大になってしまう事もあり
再発のリスクを考えて、インプラント治療を途中であきらめました。
(高度先進医療の保険に入っていましたので、インプラント治療の費用はそこから一部出ますが・・・)

三方一両損という事で、混合診療が不可になってしまい
患者の立場からいえばツライ選択です。
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2010/04/30 18:13
私の亡き父は若い時から慢性肝炎で徐々に悪化してしまい肝炎から、
最後には小さい癌になってしまいました。
肝炎は沈黙の臓器なので気をつけたいですね。
何の病気も大変ですが、内臓の病気は介護も大変で見ているのも大変ですね。
父は大酒飲みでもなかったし、煙草も吸わない人だったけれど、
こうなってしまいました。
移植も今ではされていますが、適合しなかったりすると拒絶反応などがあって大変そうですね。
良いお医者さんに出会えて良い治療ができるのが理想ですね。
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2010/04/30 17:07
>監督さん
うん、それ面白そう。。。

ねぇ、監督ぅ。
あの、姉への移植の為に生まれた子供が、訴訟を起こす。
キャメロンディアスが母役の、あの映画なんだっけ。。。
ツイこないだ見たんだよ。。。

あれ、考えたわぁ。。。結果がね、もの凄く安心出来る結果だったからいいけれど
ほんと、考え込んだ。。。

ありゃ、なんて名前だった?もう、全く思い出さないのだ。。。あ〜〜〜ん。。。
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2010/04/30 17:04
>西の魔女様
メールを待っていて、ああ、なんだ、一歩も出れなかったじゃないかぁ、とつぶやいています。

ああ、我が身を呈して最後の教育をなさいましたか。。。
なんと、その医者はツキがある人でしょう。
傲慢な、ヒトデナシになる所だった人だったはずなのに。。。
心豊かに、「ありがとう」と言われる人生を、その方は手に入れられたんですね。。。
顔いっぱいの吹き出物。。。悩まれたんですね。好転反応ってやつなんでしょうか。
しかし、30歳。。。ニキビでない所が、うふふ、ちょっと悲しい♪

こういう場は、みんなが学びます。何らか学びます。
私も学びました。。。

ああ、ご友人。。。そうなんですか。。。
私はその方を存じ上げませんが、とてもなんだろう、「不快感」に近いものを感じました。
その職業に対しての嫌悪ではありません。
その彼女は、聡明な方でありながら、女性が越えられない『視野の狭さを伴う正義感』
これをお持ちの様に感じるのです。
そういう方の思い込みのエネルギーは、「デキル女性」とうつり、
ご本人の快感ともなります。

提供する側が、追い詰められて決断するような時代が、すぐそこです。
いまもそうなっています。
その「お手助け」になるとも限らないご職業に、
「天職」というお言葉、わたしはゾッとしました。

魔女様。。。でも、その方の耳には、きっと魔女様のご心配は届かない。
ただ。。。なにか起こる気がしてなりません。
その方が、ふと気が付いた時、取り返し様が無い、
償えないなにか、それを起こす気がしてならない。

言い過ぎました。。。
言い過ぎましたが、魔女様のご心配も、そこにおありだと、私は感じています。
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2010/04/30 16:47
今度映画で「孤高のメス」というのがあるので、
このことを頭に入れておいて、観てみるよ!
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2010/04/30 16:44
医療現場は、実際に身近な人が重症になって深部に踏み入らないと見えない迷宮です。
ただ、そこにはハッキリと2種類のお医者様がいらっしゃる。
どんな困難な状況で、我が身を削っても、志を捨てない方と
大きな組織の歪んだ論理に染まって、志を捨てた方・・・

神ならぬ人が直接命にかかわる現場で、ハッキリと2種類に分かれることを
父のお陰で学びました。
営業マンであると同時に、後進の教育を使命としていた父は
幸い素晴らしい先生の方に、多く出会うことができました。
スーパーマンと言うものが存在するのならば、彼らであろうと思いました。

そしてね、父は医療事故により口も聞けなくなった後に
一人の若手の医師を教育し直しました。
若手と言っても、一人前のお医者様ですから既に30代でしょう。
その年頃で、考え方を根底から変えてしまうことは、大変な苦痛を伴います。
当初の一目で慇懃無礼な印象を受ける表情から、爽やかな志ある表情に変わるまでの間
彼の顔は、一面の吹き出物で腫れあがっていました。
体中が沸き返るような変革だったのでしょう。
それでも、最初の志に立ち戻れた人が存在しました。立派なお医者様になられることでしょう。

あとねぇ・・・一目惚れの彼女が目指していた資格は、移植コーディネーターなのよ・・・
ちゃんと、資格を得ましたけれど・・・
私は、とても心配しています。
彼女は、心根はとても優しい人なのです。ただ、理が勝つのです。
彼女が、それを天職と感じたと言った時の様子が・・・心配なのです。
私が思う、その仕事に最も必要な倫理観とは、少しズレがあるように感じたのです。
うまく説明はできないのですが、とても心配なのです。
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2010/04/30 12:27
>モウモウさん
ああ、なんていうこと。。。
早いんだ、劇症肝炎。。。一晩で死んでしまう。。。あっという間だ。
こっちはね、自殺したわ、友達の一人が。
自分が動かした所為で、患者さんが死んだんではないかと思ってしまって。
若かった。。。研修医だったんだ。普通の商売人さんの子だった。

安心してお医者さんが働ける環境と待遇があって、初めてこちらから求める事が出来るのかもと
思ったりもします。
研修医の時、友達たちは「時給100円切った。。。」と。。。
今はと言えば、「バイト入れなきゃ悲惨やで。マックよりは良くなったけども」だとさ。
「なんでそこまでする?」と訊けば、「そこに患者がおるからや。苦痛を訴えとるからや。」と。

鼻につくお医者さんが多いのも事実。
だけど、違う先生だって多い。
変わりモンでも、変人でも、ヘンクツでもいいや。愛想が少々無くてもいい。
気高く、人の心がわかってくれる人であれば、いうことないんだ。
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2010/04/30 12:14
大学時代、友達が劇症肝炎で死んじゃった。
実習中に患者さんから貰っちゃったみたい。

医者って強い立場と弱い立場に片足づつ置いて生きてるんだ。
医者が死んでるって言ったら法的に死人だし、健康って言ったら病気と認定されない。
自分自身が法律であり術者でありながら矛盾だらけの保険制度を押しつけられて
他の先進諸国と比べて低い処遇の中で医療水準はトップレベル。

全てのお医者さんが正義を持って生きてると信じたい。。。
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2010/04/30 11:18
>南の島のヒロさん
これですね、助かった後は、「なんで劇症肝炎?」の話に当然なるわけです。
「なにやった?あんた。。。」と、お見舞客で大盛り上がりです。
はは〜〜〜ん。。。なるほどね。。。にございます(爆

「算術」。。。そうなんですよね。。。うん、そうだ、「算術」だ。。。

南の「お金で解決」の話を、良く教えて下さいますよね。
わたし、「諦めがつく」から、ものすごく好きな話なんです。
はっきりしてる。お金が無ければ、自力でなんとかしましょう。
自力が及ばなければ、仕方ない、死にましょう。はっきりしてる。キライじゃないなぁ。
仮に私がお金が無くて、ああ、死んで下さい。そうですか、諦めます。
こうだとおもうんです。

日本であれば少なくとも、見殺すことはしない。
「お金を持ってなくても診療しなければならない可能性もあるから、税制で優遇しましょう。
だから、そういう人がきても、ちゃんと診察して!」
がお医者に望んだ事だったと理解してるんです。
私は、そういう日本に住んでいる。。。
私がジョギング中に倒れて、救急車が連れて行ってくれない事は有り得ないわ。。。


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2010/04/30 11:08
>にぼしさん
ね。。なんだかなぁ。。。でしょ?

無理してみる。。。「おお、イケた。」「ああ、今回はダメだったか。。」
後世の為に。。。が大前提にあったとして、それってマッドサイエンティストみたいじゃないか。
その人の中の「正義」があったと、100歩譲ったとして、
それが「残念です」の言葉となって現れたとして、
でもね、「絶対正義」ってのがね、この世には何にも優先してある、と思うんだ。
その「絶対正義」に触れてるとおもうんだ。。。。

心がね、欠如してはいけないなぁとおもう。。。
「先生」と呼ばれるしお立場の人は。。。

御子が居る人は、もっともっと心が痛むだろうね、この命の話は。。。
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2010/04/30 11:00
>ナイトメアさん
コメントありがとうございます。
ほんと、助かって良かった。

世の中捨てたもんでもない。。。と思ったんだよなぁ、あのとき。
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2010/04/30 10:58
>マヨさん
大学の先生なんか、ほんとに薄給だと思う。。。
今のご時世、開業医だってとっとと潰れるので、何とも言えないけど、
銭カネでなく、「助けたい」と身を削って向き合って下さってる先生もいる。。。

「ありがとうございます」

これを本当に伝えたい。。。
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2010/04/30 10:56
>天王寺mioさん
だからね、ほら、セカンドオピニオンだっけ?
あれがね必要なんだと思うんだ。。。

そしてそれを定着させてあげないと、他の先生にも相談しますというと
いきなり怒り出すような先生が、まだまだ存在するのも事実なんだよねぇ。。。
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2010/04/30 10:54
>アナキンさん
うん、とてつもなく難しいね。。。難しいと思うよ。

私もこの悩みに、日々捕われるわけにもいかず、どんどん生活の中にまみれていくのだけれど、
それでもね、考える。

政治家が「結構な給与」と「結構な優遇」を受ける。
生活苦の中にあったらば、「人様の為に働く」なんて出来ないから
ある程度豊かに生活してくれ、だからそれはいいよ、と思う。
でも、さすれば私利私欲だけに動く人が出てくる。。。困ったもんだ。。。
お医者さんもそうね。。。
命をあずかる人だから、地位として高い、それは当たり前に受け入れます。
受けれますが、中身が無い、心が無い人も、ああ、お医者さんなんだ。。。
恩恵だけを手に入れてる。。。それはないだろう。。。

あたしも、うん、勉強だわ。。。

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2010/04/30 10:48
>みゃんさん
コメントありがとうございます。

>>心ある先生が保険適用が認められていない薬を
  使うための苦肉の策だったかも知れないし・・・

これは私としては、今回のこれ、考え難い事かと感じています。
仮にあったとしても、バーター出来る話じゃないんじゃないかと。
あれだけの死亡率。。。健康体にメスを入れて、健康体は「助かるならば」と差し出して
その結果があれでは、「移植に踏み切ったらどうだろうか」と言える数字じゃない。
「健康な人間」からしか、提供は受けられない、その健康体いメスを入れるんです。
そこをもっと考えると、あれはない。。。と。

おとうさま、大変でいらっしゃいましたね。
ご家族の苦悩も大変なものでいらしたでしょう。

いい方向に。。。
うん、「生体」からなにかをもらうような、双方傷つく方法から脱却して
「人工臓器」素晴らしいものが早く世に出ればいいのに、と願うのです。


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2010/04/30 09:17
おはようさんです。

 医療の中にも「仁術」でなくて「算術」が入り込んでるのが、悪い行いの元になってるのやろなぁ。
 そんな面では、南の島では、完璧ですからね。 お金が無いと、病院にも行けないのやから。

 3年前に、日本人がジョギング中に車にはねられた。 ジョギング中だから、日本人である証明を何も持っていなかったために、救急車も運ばなくて亡くなった例がありますわ。

 そやけど、その友人は良かったね。 KINACOさんから命をもらったようなもの。 ま、立派な先生のお陰やけど。
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2010/04/30 09:10
今、記事を読んできました。
すごい、温度差ですね。。。

より小さい肝臓を入れる実験だったんじゃないかって??
本人も病院側にそう思われていたなら少しさみしい??ってその程度??

そうでないならもっと怒ってしかるべきだし、
患者を、手術を、流れ作業的な何かに感じているのが病院全体の会話から見えますねTT

本当に、お医者様は選ばなきゃ。
有名で繁盛してるから良いかといわれれば、絶対そんなことないですよね~。

お友だち、ほんとに良かったですね。
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2010/04/30 08:30
お久しぶりです

感動して涙でました

助かって良かったですね
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2010/04/30 07:59
医療の実態は ややもすると恨み、つらみの意見が多いですが 感謝の気持ちをもっと前面に押し出したいと常々思っております。

命を救うための日々の努力を今一度見直したいです。
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2010/04/30 06:43
いい先生に当たるかは運ですね。
腕も気構えもいい先生にはなかなか出会えません。
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2010/04/30 04:46
無知で世間知らずの自分には、とてつもなく難しいお話なのです・・・・。

良いお医者さん、良い病院・・・悪いお医者さん、悪い病院・・・一般庶民には、どう選べば良いのか・・・・

全てのお医者様には、崇高な理念と、信念を持っていると信じていたいと思っていたいです。

健康と医療・・・・もっと、深く深く情報を集め勉強する必要があると痛感します・・・・。
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2010/04/30 03:27
どんなっ職業でも、
全身全霊、心を込めて働く人と
お金のためだけに働く人がいる。。。

だけどっ医療や福祉、先生と呼ばれる人達には
やっぱりお金のためだけに働いて欲しくないなぁ。。。

父が癌と闘っていたとき
保険のきかない薬がいくつもありました。
薬の効く効かないっ合う合わないって
個人差のあるものなのに・・・
一定の薬だけしか認められないって・・・
今の保険制度にもいろいろ問題があると思います。

今回の東京医科大のニュースも
心ある先生が保険適用が認められていない薬を
使うための苦肉の策だったかも知れないし・・・
こうしてニュースになることで
法律がいぃ方に変わるきっかけになってくれればと思います。
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2010/04/30 02:48
>さっとんさん
おつかれさまです!

うん、それも考えた。。。
平等を「キツい平等」にすると、歪みが出る。。。社会主義国家だ。
少なくとも、資本主義の「自由の恩恵」に浴してるんだ、いま。
その結果だもの。。。
かといって、見殺されては居ない。
ここまでは皆さん、有効な治療を受けている、の線までは与えられてるんだ。。。

ああ、歯医者に置き換えると、うん、わかりやすい。さすがだ。
ただ、みっともなくても生きていけるから。。。と言われれば、そうか。。。と。
んじゃ、命に関わる事項はまたべつだといわれれば、そうか。。。と。

なんかよくわかんないんだ、ほんとに。
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2010/04/30 02:38
混合診療、歯科では当たり前なのにねぇ。貧富の差で治療内容が変わる?? しょうがないだろなぁ。
そのせいで全額自費になるとしたら、もっと生活に負担がかかると思うんだけどなぁ。

治療内容の差は貧富ばかりではありませんよねぇ。一番大きいのは医者の技術だと思うんだ。
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2010/04/30 02:21
>黒猫手毬さん
なんか同じ割合かもしれないけど、ほんと命に向き合うご職業は、
「ご職業」であってほしくない。。。

歪んでる人が多いと感じます。
人間的に「これは。。。」と呆れる人が多いです、お医者さん。
でも、こころから「ありがとうございます」とお伝えしたい先生もいる。。。

エイズのときもそうだった。。。B型肝炎のときもそうだった。。。

だけど、それだけの仕事(本当に命と向き合う人)をする先生が居る限り、
地位全体を下げてはいけないと感じる。

何かをとると、何かが歪む。。。何を尊重すべきか。。本当に悩む。。。
本当に悩むんです。。。



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2010/04/30 02:15
>タコヤキさん2
なんか逆さまになってしまいました、ごめんなさい。

まえ話したかもしれないけれど、写真雑誌があまりに暴虐ブジンで、
国会でも取り上げられてときがあったよね。
あの時に、国が関与すべきだと、きよしが言った。
目の前を救いたい気持ちはわかる。わからないではないが、
それは後世に「言論の自由」「表現の自由」に国が踏み入った判例?を作ることになる。

それ的なことを懸念するんです。
後世になれば、今の憲法を曲解するがごとく、「この時に」と、卑劣に曲解する事を、
国はします。。。。
そのことが、色んな部分で怖い。。。

全て、繋がっていると考えるんです。
これはこれ。。と考えるでなく、すべてがつながっている。。。すると、本当に悩む。。。

ニュースの件、タコヤキさんがおっしゃる通りです。。。
なんてことでしょう。

そういう事を考えると、平等に禁止だって、正当に思える。
利用する人間が居るんですもの。。。
だけど、これを罰する手段を他に見出し、この自分が選択する権利は残す。
これじゃないと。。。とも思います。。。

私個人であれば、私の選択で、高額になり家族に大きな負担を残すであろう治療は受けません。
そう決めています。
ただこれは私の選択です。。。違う人だっています。。。

どうしたらいいんでしょうね。。。
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2010/04/30 02:02
>タコヤキさん
わたしね、タコヤキさんがおっしゃってる「混合治療」に不勉強なので
いまね、考えてみたんだけど、これ難しいねぇ。。。

今ね、丸山ワクチンのこと思い出したの。
あれに本当の効果があったという人、効果が全くないと言う人、
極端に、がん患者にも先生側にも居た。

でも、受けたいと切望する人が居た。
ここなんだよね。。。この「例えば丸山ワクチン」が、何かの思惑で「まったくナンセンスなワクチン」と言われていたならば。。。と考えたのね。
ああ、言い方が難しい。。。
であったとしたら、選択する自由ってのは、与えるべきかなと。

しかし、「高額な医療費」の理由で、ガンに明らかに有効な「高度先進医療」が受けれない人と受けれる人の格差が出来る。。。これはどんなにか辛い事かと。。。
自分の命を救う方法は、自分でチョイスしたい、藁にも縋る思いで、いろんな「ドラッグラグ」も使用したい。。。この気持ちもね、ほんと、わかるんだよ。

何かを立てれば何かが立たず。。。その場合、どうしようか。。。といつも悩む。
なやんでね、何を守るべきかと考える。

極論かもしれないけど、これを学校に置き換える。命とは違うとはわかってる。でも置き換える。
お金が無くっても、義務教育は受けれる。
今の世の中であれば、高校までは、ナントカ行けるだろう、経済的に苦しくても。
じゃぁ、大学は。。。
私立は絶対に無理だとする。国立は、なんとか道がある。
国は、国立大学を用意した。私立は経済的な余裕が無いから行けない人はいる。
不平等か。。。国は、与えてるんだよ。。。

格差が生む不平等を言う。。。資本主義の根本が歪む。
資本主義の上になされた自由が歪みかねない。。。

私は法律家ではないけれど、禁止する禁止しない、これが及ぼす影響は、
多分この「医療費」の問題に留まらない歪みが出る問題なんだと私は考えます。
ウマく言え無い。。。平等であって欲しいと思う。
お金で「助かる可能性」が変わる。。。これは納得出来ない。
納得出来ないんだけど。。。ああ、これは本当に難しい問題だわ。
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2010/04/30 01:46
医療倫理は、ものすごく今日的な問題。
特に生体移植の分野では、いろいろ思う事があります。

病に陥った時、どのお医者様に巡り会うか、これも運としかいいようがありません。
生死を分けてしまいますもの。
本当に精神誠意、病と闘う患者さんを必死で救おうとしてくださる姿勢のお医者様に当たると
後光が差しているように見えますね。

しかし、そうでない人もいる。
どの業種にもある割合で、いると思います。

ただ、人の命や運命を左右する職種についている場合
(だからこそ「先生」と呼ばれるのです)
誇りを見失わないようにと、願います。

ニュースを見ていなかったので、調べたら、幾つも出てきた。^^;
寄付金要請のことかな。
イロイロ、あるんだと思った。

お友だち、良かったですね。
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2010/04/30 01:35
KINACOさんのブログを読み、少しネットでそのニュースと生体肝移植について見てみました。
(ネットだけの情報のため、正確かどうかは確認がとれてませんが・・・)

生体肝移植はドナー側の死亡例も問題になっているのですね。それでも日本では海外と違い
脳死肝移植より生体肝移植のほうが圧倒的に行われている。それでも肝移植を待つ患者さんが
手術数より圧倒的に多い現状からすると、私自身はこのことの是非を判断することは出来ません。

また、この東京医科大のニュースを読む限り 手術前に寄付金を患者から募った行為は不適切であり
倫理的には許されることではないと思います。その反面、どれだけの金額がその寄付金から使われ
たのかは分かりませんが、そのお金を肝臓移植への保険適用が認められていない薬を用いる場合も
あったともあります。

まぁ、保険適用以外の部分も患者から徴収していたようにもニュースからは読んで取れますので
この医大のやっていたことはやはり許されることではないと思いますが・・・
患者あるいはその家族からすれば やはり命を盾にお金を請求されていたようにとれるでしょうから。

お医者さんも言葉は悪いですが「仕事」として医療に当たっておられます。ただそこには「命への
尊厳・敬意」があって欲しいと思います。人によっては仕事へのストレス、「死」というものへの
感覚の慣れ・麻痺、功名心などでそれを無くしてしまう方もおられるのかもしれませんね。

それよりも気になったのは、「混合診療」というものについての考え方です。(以下ニュースより抜粋)
(下に続きます。)

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2010/04/30 01:34
(続き)
◆混合診療=公的な医療保険のきく保険診療と、保険のきかない自由診療を併用すること。
「経済力により受けられる医療に差が出る」などの理由から、国が認めた一部の例外を除き原則禁止
されている。併用した場合は、保険診療の部分も含め、すべて自費になる。一方、保険外治療との
併用を希望するがん患者が原告となり、「禁止は不当」とする裁判が係争中。経済界からは再三、
規制緩和の観点から、解禁を求める声が上がっている。」

これってどうなんでしょう?経済力によって受けられる医療に差が出る のは分かりますが、むしろ
これを認めなければ 最初から諦めなくてはならない症例も多くあるのではないかと。見方によれば
お金持ちだけはお金をかければ命が助かる制度に見えてしまいます。

私とすれば 出来ればこのような「混合診療の禁止」はやめて欲しいなと思います。

すいません。話が逸れてしまいましたね。
最後に、劇症肝炎にも関わらず、容易に生体肝移植を決めず 患者側の立場に立って そのステロイド
治療をされた九大のお医者さん、またそこを紹介された済生会の先生に敬意を表します。

お友達も劇症肝炎からの危機から乗り越えられて本当に良かったです。

長文コメ失礼致しました。



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