老師達の話その10
- カテゴリ:人生
- 2010/05/03 22:51:50
前回に引き続きまた、老師が太極拳先生に習っていた頃の話。
老師は中国で催される武術大会に、太極拳の選手として出場
しました。優秀な成績を残された老師でしたが、太極拳先生
からは次のような指摘を受けました。
「太極拳には「陰」と「陽」があり、動作において、それを、
「静と動」・「柔と剛」として表現してこそ「陰と陽」といえる、
君のは動や剛ばかりで、従って太極とはいえない。」
それより後、老師の太極拳に対する取り組みが大きく変わって
いったそうです。
この時催された大会は中国の西安で行われました。太極拳先生は
上海に住んでいました。直線距離で約1300kmの道のりを、太極拳
先生は鉄道を利用していきました。5日間かけて。復路も入れると
10日間の長旅です。
厳しい指摘をしながらも、老師のために、そんな長旅をした太極拳先生でした。




























