潮風に吹かれて
- カテゴリ：小説/詩
- 2010/05/04 01:25:21
晴れた休日の午後
読みかけの小説を片手に
狭い いつもの部屋から抜け出し
お気に入りの場所へ
休日の賑やかな街を通り
海の見える丘へ
さっきまでの賑やかさは消え
聞こえるのは 波の音と風
いつもの場所へ座り
途中で買った 缶コーヒーを空けて
ひとくち 飲む
軽く 両手を伸ばし あ～ぁ と
あくびまじりの ため息など ついて
仰向けに 寝転がり
読みかけの小説の本を開く
読みながらも 自分の今の生活を
頭の隅で 考えてしまっている自分
何が 大切で 何が したいのか
叶えられること？自由？
いつしか 僕は 心地よい風の中で
小説を読むのも止めて
海の水平線を見つめながら
好きな歌を ・・・
暖かい 優しい 潮風に吹かれて
しばし 軽い眠りに
タイムトリップする
浅い眠りの中 夢をみる
小説の主人公になり ・・・
ふと 目が 覚める
どれくらい 寝ていたんだろう・・・？
缶コーヒーは まだ冷たい・・・
気分は 何故か スッキリしている
ほんの数分 寝ていただけなのに
飲みかけの缶コーヒーを飲みほして
ふたたび 海の方を見る
海が太陽の光を浴びて水面が光る
ここが 僕のお気に入りの場所
今に言う パワースポットなのか？
不思議と 癒され
不思議なパワーが つく
晴れた休日の午後は ここで
潮風に吹かれ 過ごす時間が
僕のお気に入りなんだ
嫌なことも 考え方も
薄く 消してくれる
けして 頑張れなど 言わない
何故なら？ もうすでに
君は 頑張っているから
ただ 優しい 潮風が そう言って
いるように 感じられる
見守っているから
好きなように やれと
答えなんか 何処にもないさ
本当は 自分が 一番 知っているはず
経験、体験、心で 受けてみろと
優しい 暖かい潮風に吹かれ
僕の休日 タイムトリップ
Ｄｒｅａｍ ｓｔａｒ
時間の流れェ～♫すてきですニャ~♫(@^^)/~~~