Nicotto Town


妄想系音楽論


Purrfect

Funki Porcini「Love, Pussycats & Carwrecks」冒頭の曲。

私が住んでいるところは今日夏日になりました。街頭の温度計を見たら26℃。ようやく春から初夏にかけての季節らしい、暑さの匂いをはらんだ暖かさの毎日が過ぎていきます。
そんな日に、眺めのよいリニア・モーターカーに乗っていました。しばらく続いた晴天のせいか、空はぼんやりと霞がかかったようにどこか不透明で、その分強い日差しを若干和らげつつ、少しずつ、夕刻の赤みをにじませていきます。そんな時に、道行く人や自動車を見下ろしながら、ショックのない不思議な感覚の車両にふわふわと揺られていたら、この曲が浮かんできました。
ただ通り過ぎていく人並みや車の列に、何故か胸をかきむしられるように哀切の、しかしそれはどこか暖かさもはらんでいて、そんな感傷に近い感情が沸いてくる瞬間を切り取ったような音像。言葉のないこういう音楽に詩情を感じるとき。音楽を聴いて来て良かったなあと思う瞬間。

http://www.youtube.com/watch?v=-ebWfAw1eug

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2010/05/05 00:33
なんか 車が一台もない地下駐車場をずーーーーーっと歩いてる っていうイメージですねぇ

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