博士の日
- カテゴリ:日記
- 2010/05/07 13:43:23
博士の日
1888年(明治21年)5月7日、日本発の博士号が、植物学者の伊藤圭介、加藤弘之・数学者の菊池大麓・物理学者の山川健次郎らに25 人に授与されたそうです。
ただし、この博士号は、教育への貢献を評価されたもので、論文の提出による博士号ではなかったそうです。
そ のことから、名誉博士的なものでした。
この学位の最高位である博士は、英語ではドクターといいます。
俗に「はかせ」というが、正式に は「はくし」というそうです。
現代では、博士課程に在籍して学位論文を合格、無事修了した者に授与される課程博士と、在学しないまま学位審査に 及び合格した者に授与される論文博士があるそうですが、日本において、このような制度になったのは、それから3年後だそうです。
また、名誉学位 としての名誉博士なども存在するそうです。
また、当時は博士の上に大博士の学位がありましたが、該当者がなく1898(明治31)年に廃止されました。
ちなみに、古代の日本にも 博士の称号はあったそうです。
しかし、これは学術研究などの分野で仕えた文官の職名のひとつで、学位としてのものではありませんでした。