ドラマ【チェイス】
- カテゴリ：テレビ
- 2010/05/09 15:22:51
【あらすじ】妻が死んだ飛行機事故の裏に何かあると踏んだ春馬は、少々強引な手を使ってその飛行機のリース先であるライトキャストという日本の人材派遣会社の情報を得ようとする。統括の新谷に諌められるが、春馬は逆に新谷に事情を説明し、辞表まで出して協力を求める。系列会社の調査で、後一歩でライトキャストの調査が正式にできるといったところで、内偵に気づいた村雲の手回しにより、新谷が過去に風俗店から賄賂を受け取ったという記事が雑誌に載り、それどころではなくなってしまう。一方、檜山正道はすべての権利を息子の基一に譲り、隠居して療養生活を送っていた。村雲はその世話をしていたが、相続税消失スキームのために基一と歌織がカナダに行っている間、村雲は正道を、昔の愛人が住んでいたという吉野に連れて行く。
【感想】うわー、今回は特に面白かったぁ！ ついに春馬が自分の敵が誰なのか気づき、攻勢に転じるし、檜山パパと村雲の関係も明らかに、ついでに歌織の生んだ男の子は村雲の子供だし、春馬の娘は大損フラグｗ 死んじゃった新谷さんは可哀相でしたけどね。何も死ぬこたないのにと思いますが、家族にも見捨てられ、仕事でも大きく躓き、生きる目的を失ってしまったのでしょう。今回はもう、内容が盛り沢山で何から書いていいかわからないくらいなのですが、まず檜山パパと村雲の関係。つまり、村雲は檜山息子と腹違いの兄弟だったってわけですよね？ で、幼少期にそれを知る人物に誘拐され、３億円という桁違いの身代金を要求されたのに、檜山パパはそれを無視したと。そのため村雲は腕を切られたってことですかねぇ。よく腕だけですみましたね。普通なら殺されてるところですよ。しかも母親の死の原因が餓死って…。檜山パパはその事件以降、愛人と自分の息子を完全無視したのでしょうか。まぁ、それなら恨むよなぁ。それと、檜山息子が単なるボンボンなのに比べ、檜山パパの血は村雲の方に濃く受け継がれてしまったと考えれば、村雲の商才にも頷けます。ただ檜山息子にしろ村雲にしろ、どっちに財産がいっても、檜山パパの血脈に受け継がれるのに変わりはないことに、村雲は気づいているのかなぁｗ それと村雲の正体とその目的に気づいた春馬がどう出るかも見ものですね。でもまだ彼は、村雲が檜山家の財産そのものを狙っているとは気づいていないでしょうから、どのような攻防劇が繰り広げられるのか、楽しみです。それから、ボリビアの工場！ まさか脱税のため、工場１つを爆破するとは…。本気なんでしょうか？ いや、彼は歌織が生んだ息子がスキームに関係することはまだ檜山息子には伝えていない…。ボリビアの話はフェイクで、本当は他のスキームを使うつもりなのかも？ あと、今回は娘の露出が少なくて助かりました。あのまま平穏無事に出て行ってくれれば御の字なのですが、絶対大損するだろうから、また帰ってくるでしょうねｗ そしてその大損に村雲が関わりそうな予感がヒシヒシするんですがｗ 絶対あの娘いらねぇ。最後に苦言を１つ呈すると、相変わらず偶然が多すぎですｗ 今までの主な偶然は、春馬の妻が乗って墜落した飛行機が、基一の会社がレンタルした飛行機だったこと、村雲が人身事故を起こした相手が春馬の娘だったことの２つです。細かい偶然はもっとありますが。そして今回それに、春馬が村雲の正体に気づくきっかけが彼と思わぬ場所で出合ったことだったし、一番の偶然は恐らく、基一が選んだ脱税コンサルタントが、腹違いの兄弟だったってことｗ さすがにこんだけ偶然が続くと、ねぇ？ 今後はこのような偶然で話が進まないことを祈ります。他は面白いんだから、がんばってよ。
いらなかったんじゃないかと思うな。
基一と村雲が兄弟だったことだけだとまだ許せると思う。