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ありがとう。
闇の中で縮こまっていた私を
引っ張り上げてくれて。
ありがとう。
押しつぶされそうになってた私を
かばってくれて。
ありがとう。
私と出会ってくれて・・・。

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【駅の中】
ふぁぁぁぁ・・・
眠いな・・・
昨日あんな遅くまで起きてたからか・・・
それにしても眠い・・・
ん？なに？あぁ名前？
私の名前は幸崎　可憐（ｺｳｻｷ　ｶﾚﾝ）
４月から花咲高校の１年生になりましたっ
高校生活ってマンガでいったら、
恋して・・・青春を謳歌する場所だと思ってたのに・・・
何あのつまんない場所！！
あーあ・・・女子校なんかはいんなきゃよかった・・・
男子がいないなんてつまんないよーーーー！！！
青春も何もないじゃん・・・
あーあ・・・眠い・・・
・・・っていうか今何時？？
んーと・・・腕時計腕時計・・・
ん？８：０８？？
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やばぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！
電車１０分発だよ！！
間に合わないよー泣
急がなきゃっ（（ﾀﾀﾀﾀﾀ
（（ﾂﾙﾝｯ））
え？？つるんって？？
バナナの・・・皮？？
なん・・・で・・・・
（（ﾄﾞｻｯ））
通行人：ｷｬｧｧｧ女の子が・・女の子が・・
通行人：うわぁ！と・・とりあえず救急車・・・
（（ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ））

ぱちっ
ん・・・？ここどこ・・・？
真っ暗・・・
だれか電気ぐらいつけてくれたっていいじゃん！！
もう・・・スイッチスイッチ・・・
みつかんないよーー；；
てかうちどうしたんだっけ？
んと・・・電車遅れそうになって急いで・・・
そしたら階段にバナナの皮があって落ちて・・・
そこから覚えてない・・・
病室じゃぁなさそうだしな・・（（ｷｮﾛｷｮﾛ
ん？？・・・ってことは・・・・・
？？？：お前は死んだんだよ
そういうことだよね・・・
「・・・ってあんた誰！！！」
「あん？俺は天使様だよ」
「天使？？ってことはここ天国？良かったー私悪いことしてないもんね。でもそれにしては暗く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ない？？」
「天使＝天国にすんな！ここは天国じゃねえ、かといって地獄でもねえ」
「じゃぁどこよ」
「さぁ？？」
「さぁ・・・さぁ！？それって無責任なんじゃないのー！！」
「嘘嘘。ここは中間の国、天地の境目だ。どうやらお前は死ななくても良かったのに間違って死んじまったらしい。神様はそれを哀れに思って特別に生き返るチャンスをくれたんだよ」
「おお！てことは私生き返れるんだね！！よかったー・・・たった１５年で人生終わるのかと思ったよ・・・。唯にパフェおごるって約束も果たしてないから怒られるとだった・・・」
「おい、お前の心残りはそんなことかよ。普通もっとでかい心残りあるはずなんだけど？」
ふん。どうせその程度のことですよーだ。
「あ、でもうちはもう死んだことになってんでしょ？生き返ったらみんなびっくりしない？」
「そこは大丈夫。神様が何とかしてくれるし☆」
他力本願だね・・・
「なんかいった？？」
「いや？なんにも。なんでもいいからさっさと生き返らしてよ。」
「ん？ああ、めんどくせーからさっさと終わらすぞ。」
　　　　（（ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ））
「・・・・・あれ・・・・・・あれ？？？・・・・・・」
「ん？どした？」
「あ。・・・やっべ。必要な道具入れてたかばんに穴が開いてる・・・」
・・・ってことは？？
「必要な道具そこら中に落としてきちった☆★」
・・・・おぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！
「生き返れないじゃん！どうしてくれんのよーー！！！」
「あーがたがたうっせーなー。だから女はいやなんだよ（（ぼそ」
「なんかいった？怒」
「いや？つか探せばいいんだよ、落としてきちまったんだから」
「うん。さっさと探してきて？？」
「・・・？お前もいくんだよ。二人で探した方が早いだろ？？」
「えーーーー！！なんで！！あんたが落としたのに・・・」
「まぁそんなぶつぶついうなって。ほら、いくぞ？早く生き返りたいんだろ？？」
まぁそうだけど・・・はぁ、、仕方ないな・・・
「行くよ、行けばいいんでしょ？？」
「そゆこと！んじゃしゅっぱーつ！！」
「もう・・・・ところであんた、なんて名前？？天使じゃよびにくいじゃん」
「あぁ？俺の名は・・・龍輝」
「龍輝・・・いい名だね！んじゃさっそくいこ♪」
「・・・おう」

私は知らなかったんだ。
どんなに過酷な旅かってこと。
そして、これが運命の出会いだということを

良ろしければ感想ください＾＾