Eddi Reader「Love Is The Way」から

良い音楽を探し求めていれば必ず出会うEddi Reader。「Fairground Attractionの」という枕詞が、いよいよ意味を成さなくなるような傑作。豊潤な音楽の世界の、豊かな豊かな収穫の季節。音のひとつひとつが、ニコニコと世界を祝福します。良いことも悪いこともあるこの世界すべてを。ここに人生がある。

音楽に恋をしました。久しぶりに真剣に。でもそれは永遠の片思い。太陽が、月が、揺らぎ続ける海面の輝きが、この手に決して収まることのないように。でもそれは、とてもいとおしい、とても美しい切なさ。ずっとずっと酔いしれていたい音の奇跡です。

多分、エディは死を意識しているんだと思います。人生をどう終わらせるかを考え始めたのではないかと。でもそれは決して暗いイメージではなくて、色々なことがあった人生を、だからこそすべてを受け入れていとおしむところに今いるのではないかと。寂しいような、でもどこかうらやましい、美しい吹っ切れ方。そんな印象のアルバムです。

http://www.youtube.com/watch?v=0b3pFLk5lf0

↓このエディかわいい。50歳ですよ。20歳の子どもがいるんですよ。で、このかわいらしさ。
http://www.youtube.com/watch?v=2dpQaxUgCGk