怖い話 ~第二夜~ 「揺れるブランコ」
- カテゴリ:自作小説
- 2010/05/18 22:34:53
友達の友達から聞いた話・・・・。
仕事に追われ、帰宅するのが深夜という毎日が続いていました。
あの夜もそうでした。
歩き慣れた道を帰る途中、公園があることに気づきました。
いつの間に公園が出来たのだろう?
私はいぶかしげにも思いつつその公園に入りました。
きっと心のどこかにゆとりを求めていたのでしょう。
公園はそれほど広くはなく、設備も簡素なもので、どこか
昔懐しさを思い起こさせるつくりでした。
昼間は子供たちであふれるのかもしれませんが、この時問はひとけがなく
ただ沈黙が支配していました。
私は奥に設置してあるべンチに座ろうと思い、公園の中を歩いていきました。
闇を照らす月は満月にほど遠く、街灯の電球も切れていて公園の中は
闇が支配していました。
私はかまわず歩いていると、ブランコの上にスーツ姿の男が立っていることに
気づきました。
薄暗いので顔の表情が読み取れません。
何か思いつめているのでしょう。
じっとして動きませんでした。
ひとけが全く感じられない公園に人がいたことに、私は少し驚きました。
スーツ姿の男は、私のことに気づいた様子もなくそのままブランコに
立っていました。
スーツ姿の男は、ブランコをこぎ始めました。
なぜか私はその姿から目を放すことができず見つめていました。
ブランコのゆれが次第に大きくなっていく。
そして、ついに限界までそのゆれは増しました。
私はあることに気づいて、恐怖に立ちつくしました!
なんと、スーツ姿の男は、横にある鎖を握っていなかったのです!
力無く両手をぶらんと下げたままで、ブランコを..。




























ちょっと怖い(。。;)
でも、もっと怖くてもいいかもw
ひぇ~~~><。