ローマ字の日
- カテゴリ:日記
- 2010/05/19 12:09:31
●ローマ字の日
5月20日はローマ字の日です。
ローマ字表記には2種類あります。
日本語のローマ字表記にはヘボン式 と日本式とがあります。
ローマ字が最初に作られたのは安土桃山時代なのだそうですが、現在使われているローマ字は幕末に来日したアメリカ人宣教 師ヘップバーンが使用していた英語式日本語表記を元にした通称ヘボン式(標準式)が主流です。
幕末・明治の人に「ヘップバーン」という難しい発 音ができなかったのでヘボンにされてしまったようです。
明治初期はヘボン式の支持者と日本式の支持者がかんかんがくがくの議論を行い、その議論 に決着を付ける為、政府は両者の折衷をとった「訓令式」ローマ字を制定しました。
現在の学校教育のローマ字はこの訓令式がベースになっていま す。しかし、JRの駅名表示やパスポートの名前表記は全て標準式になっていて、混乱があるようです。
例えば「すし」を、sushiとす るのがヘボン式で、susiとするのが日本式です。
この日本式を主張し、ローマ字国字論を展開した田中舘愛橘の命日が、1952年(昭 和27年)の5月21日だったそうです。
これを20日にずらしてローマ字の日としたそうです。
日本ローマ字社が1955年(昭和30 年)より実施したそうです。