Nicotto Town


自己主張突破型サイコパス


わりと血糊な映画館

上映その3
【 8mm.EIGHT MILLIMETER / 8mm 】


『 本能を破壊する幅8㎜のフィルム 』

血糊具合:★★★/2☆☆:2.5血糊


とある大富豪の死後、その妻が隠されていた8mmフィルムを見つける。
それは、少女が殺される瞬間をおさめたスナッフフィルムだった。
信じられない光景を見た妻は、少女の安否を確かめるべく、一人の探偵を雇う。
探偵は調査を進めるうちに性のアンダーワールドにはまっていく。

という、まぁまぁ面白そうなストーリー。
でも、殺人現場を収めたスナッフフィルムの映像は良く見せてくれないという、ガッカリ感。
後半にまぁまぁ血糊を飛ばしてくれるので、一応★は2.5。
フィルム見せてくれたら3になるなぁ。


この映画が面白いのは前半~中盤だけです。
前半のアンダワールドな市場とか、中盤で犯人が分かって追い詰めるも、主人公の仲間は殺される、犯人は犯人で揉め事で血糊が飛ぶとか、この辺まではとっても面白い。
でも、後半はダメ。
主人公の探偵が、無駄に正義に目覚めて勝手に制裁を加えちゃうから。
つまんね~。
マジつまんね~。
そこで自分もスナッフに魅せられたらもっと、面白いに。

しかも後半がね、殺人犯を殺してるのにいかにも正義に見せるとこが気に入らない。
その行為も立派な殺人だっちゅーに。
アメリカの映画ってこういうの多いよね~。
神と正義の名の下なら、殺人しても英雄なのよね。
悪いなら死んでいいってさ。
悪いには、悪いなり言い分があるだろうに。
っていうか、良いとか悪いとか、何を基準に決めるのやら?
突き詰めると、非常に難しい問題にぶち当たるけど、だからといって大多数の人が思うであろう正義を掲げて堂々と殺人&お咎めなしってのも、いかがなものかね?

あ、そうそう。
主人公の探偵役はニコラス・ケイジです。
はまってます。
何か、弱そうなとことか、若干情けない感じが。


スナッフフィルムは実在するか、と聞かれたら、私は「実在する」と言うかも。
一応『 作り物はあるけど、本物は無い 』という公式の見解がありますが、あるでしょう、多分。
殺した相手を写真におさめておく殺人犯は結構いますからねぇ。
殺す瞬間を撮影する奴がいてもおかしくない・・・っていうか、そんな奴がいたような?
誰だっけ?
・・・・・・・・忘れた、後で調べよう(´∀`)
まぁ、一種のコレクションであり、戦利品でしょう。
私も、Z指定ゲームで重要人物とか、ちょっと気に入った奴を仕留めた時は記念に一枚おさめますからね。
え?気に入った奴を仕留めるな?
まぁ、そこは・・・屈折すれば分かるんですよ。


そんなわけで、結論。
とりあえず、大富豪のスナッフをちゃんと見せてくれ。



余談
ニコラス・ケイジって何か犬っぽい。
血統書付きの小型室内犬。
いつも怯えて部屋の隅にいる感じ。

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2010/05/20 12:25
>>かずさん
声を録音してた奴は覚えてるんですが、撮影してた・・・っぽい奴もなんかいたはずなんですよね。
レイク&イングコンビだったような?
(ちなみに、録音してた奴はローレンス・ビッテイカー。名前と見た目のインパクトで覚えてました)

>>osakanaさん
『憎たらしいから』というと聞こえが悪いので『正義』や『神』の名前を借りてるだけですよ(´∀`)
ぐっと、聞こえがよくなりますからね~。

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2010/05/19 20:45
8mmという処が時代を感じさせますなぁ。
無神論者な私には、神様崇拝がイマイチ良く判りませんわ。
臨機応変で良いと思うのですが・・・あっち人は白黒つけるの好きですな~。
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2010/05/19 19:30
確かアメリカのシリアルキラーでスナッフ作成して販売した奴がいましたよ。




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