Nicotto Town


妄想系音楽論


Hymn Of The 7th Galaxy

Return To Forever Feat. Chick Corea「Hymn Of The Seventh Galaxy」から

昔読んだ島田荘司の「御手洗潔の挨拶」の中にある「失踪する死者」という話の中で、この曲の存在を知りました。嵐の中のセッションで御手洗潔が「少なくとも、あのアルバムで弾いているビル・コナーズの数段上をいく」ギターを弾くシーンがあるのですが、ビル・コナーズだってしっかりうまいのです。
「この男は気が狂ったようにリズム感がいいのか、それともコンピューターみたいに頭が良いに違いない。」という描写もありますが、ライブを観ているとそんな気にもなるくらい。聴いていてリズムが取れなくなります。すべての楽器がとにかくすごい…だけではなくて、そんな中でも宇宙を旅するようなイメージがきっちり表現されているところがまたすごい。こういうイメージができたときに、今ならきっとコンピュータを使っちゃうんでしょうが、こういうのを身体を使って表現してきたこの時代の人たちには、永久に勝てないんではないかと思ってしまいます。何しろ、頭の中がゴチャゴチャしてきて、軽ーく吹き飛ばしたいときには最適の曲ですね。ただし、聴いちゃうとしばらく楽器が持てなくなりますが。

チック・コリアのライブが観たいから、とっとと事件を解決して帰りたい…という御手洗潔のカッコよさの印象とともに、この曲はあります。

http://www.youtube.com/watch?v=lFP-alYNq5I

http://www.youtube.com/watch?v=I39iCaWEmS4
↑「Beyond The Seventh Galaxy」という兄弟曲です。ギターはアル・ディ・メオラですね。スタンリー・クラークの指ってどうなってるんだろう…?Hiromiの世界に通じますね。

アバター
2010/06/06 23:40
でもさあ「チューナーなんか使うから耳が育たねえんだよ」って息巻きながらチューニングが合ってなくてメンバーから白い目で見られるおじさんを見ているとだね、便利なら使うべきという結論に。
チューナー使ってちゃんと合った音に耳を馴染ませるという考え方もあるのだよ。
アバター
2010/06/06 21:42
チューナーでチューニングが簡単にできるようになった今
昔 耳チューニングをしてた人には やっぱり敵わないものがあるんだろうなぁ
って思います。

聴きにいってきま~~す



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