天仙娘娘 って……(中華饅のお話です)笑
- カテゴリ:日記
- 2010/06/09 08:19:30
天仙とは天上の仙人・神仙を表わす言葉で、娘娘(にゃんにゃんと読む)は高貴な婦人を表し、中国北部を中心にした民間信仰の女性神でもあります。天母娘娘(泰山娘娘)・聖母娘娘(天后娘娘)などに分かれ、子宝や安産の守り神とされて娘娘廟(にゃんにゃんみゃお)に祀られます
つまりは神聖な女神さま って意味でしょうか
……っと、今回のお話は天仙娘娘そのものではなく、彼女の持っている物。中華饅のお話です
みなさんは、この「饅頭」誰が最初に作ったか知っていますか?
事(史)実はともかくとして、諸葛亮孔明が最初に作ったと言われています
そう、あの蜀軍の天才軍師(現在の研究では孔明の才能は戦時下より内政に発揮されたとしており、演義で見られるような大活躍のほとんどは創作であるとされている)の諸葛亮孔明です
孔明が南蛮(今のインド北部あたりであると思われる)討伐をした時、敵の総大将、孟獲(もうかく)を7度捕え、7度釈放した(七縦七擒<しちじゅう しちきん>)の策で心から服従させた話は有名ですが、その帰り道、河が氾濫して足止めをくらいました
孟獲の話では「この河には荒神が住み、その怒りで河が荒れる。鎮めるには49人の生贄を神に捧げる必要がある」
孔明に心酔していた孟獲は、すぐにでも49人の生贄を用意すると言いますが、孔明はこれを南蛮族独特の悪習として、なんとかやめさせようとします
そこで、料理人を呼び、肉の塊に小麦粉を練って作った皮をかぶせ、人の頭に似せた物を49個作らせて河に捧げさせたところ、しばらくして河の氾濫は治まりました
別に、饅頭の効果ではなく、河が元の流れを取り戻しただけだったのですが、南蛮人にしてみれば、49個の「饅頭」の効果と見えたのです
孔明は「以後、河が荒れたときはこのようにして鎮めよ」と言い、饅頭の作り方を南蛮人に教えて蜀に凱旋しました
これを「饅頭(まんとう)」と言い、現在の「饅頭(まんじゅう)」の元になったと言われています
そう言えば中学の国語のテストで「饅頭」の読み仮名をかけ って問題で わたしを始め何人かが「まんとう」と書いてX でした
「まんじゅう」でも「まんとう」でも正解ではないのか? と、先生に詰め寄りましたが結果は変わらず……
あの時、この話を知っていたらもっと突っ込めたのになぁ〰(笑)
誰ですかっ おまえは天仙ではなくて天然だろう。なんて言う人はっ(╬☉д⊙)
そうなんですねぇ。人の首(頭部)を模したものだから「頭」と言う字がつかわれているんですねぇ〰
«ごろちゃん»さん
いましたねぇ〰 テンテンちゃん。今はとてもきれいな女性に成長して女優さんを続けているようですよ 確か、芸名もテンテンだったと思います
«優(まさる)»さん
まあ、あくまでも演義の中でのお話ですが、ね
«こうじ»さん
それは知りませんでした
史実はともかく、三国志演義では上記のとおりで諸葛亮孔明が発案した事になっています
«蘭丸»さん
結構演義の中では有名なエピソードで、三国志を少しかじった人なら知っていると思いますョ
まさかこんな歴史があるなんて!!
しかも諸葛孔明がお初だなんて!!
三国志を知っている人に対し自慢できそうです(*^-゚)
饅頭は中に餡が入ってる だったような気がする
饅頭の起源は三国志を読んで知っていましたので、今でも成る程と思う時が有ります。
なぜか・・・テンテンちゃんと呼びたくなってしまうwww.
なんで頭がつくのかしら?と不思議でした。
でも肉まん食べるたびにこの話しを思い出しそうだわ~。
(記憶力の衰えから、冬になる頃には忘れてるかもしれないw)
先生も△くらいにしてくれればよかったのにね。
きっと今頃、これ読んで後悔してますよ。(*´艸`)