キュウリとキノコの関係。
- カテゴリ:日記
- 2009/02/12 22:36:24
ぬか床にキュウリを入れると…!?
http://mazemon.jp/%E3%81%AC%E3%81%8B%E5%BA%8A/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%AA/
「まぜまぜモンスター」というサイトです。
Twitter見てたら、googleの急上昇ワードに入っていたのでなんやろ思って飛んでみました。
わけわからないサイトでした。
森博嗣の本を1冊読み終えました。
正直に。
つまらなくはないですが、面白くもなかった。設定が勿体ないとも思いました。
この人のエッセイ「悠悠おもちゃライフ」はとても楽しく読みました。
この人自身は、私は大好きです。こんな大人が好きで、こんなお父さん、教授はうらやましい。
ただ、この人の小説は…出会うもの全てに上記の感想を抱いてしまいます。
私との相性が、悪いのでしょう…。
さて、伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」読むかな。
嫌いでないです^^
結構・・・本も読まれるんですね?
ジムで・・・バイクこぎながら色々と読んでます。。。
森博嗣さんのは読んだことがまだないです。
心の問題を非常に感覚的にとらえながら、文そのものは、具体的で、機械的に書かれていて、どうやら、楽譜の休符のような部分に本題が書かれているように感じました。
そんなスカイ・クロラが第一印象なので、森博嗣の人格は、内面的な難しさに目がいきます。
現実は、誰でも外面で付き合い、それが、その人の印象なんですけどね。
他の、いわゆるミステリを読み始めたら、森博嗣の外面に近付いた様な気がします。
僕の読書量では断言できませんが、森博嗣は、意識的に、他の作家がやらない事を選んでいる。
あるいは、裏返してみせる事も多いようです。
この点は、不愉快に感じる人も多いと思います。
あと、森博嗣だけの、最大の特徴は、文章そのものがトリックというところでしょうか。
他の作家は、犯人の仕掛けた罠や、解明する探偵のやり取りがトリックであって、文章は、それらを説明する道具でしかない。
ところが、森博嗣は、文がトリックであり、読み手が文字から何を感じるか、それが目的になっている。
飛躍した例えですが、お笑いの舞台のようです。
なにもない舞台で、コンビが芝居をする。
Aが床でゴロゴロしているところへ、Bがやって来て、自分の口で効果音まで発する。
B「どんどん。Aさんいます?大家のBですけどぉ〜」
A「あ、はい」
B「Aさん、もうそろそろ家賃払ってくれませんかね、ずいぶんたまってますでしょ」
A「ああはい、すいません、もうちょっと、、待ってくれませんか」
B(ドアを開ける動作)「がちゃ」
A「まだ入っとらんかったんかい!」つっこんでから「外で話したらよそへ丸聞こえじゃんか、まったく、家賃払ってないのバレバレだよ。。。」と、物語へ戻す。
B「ドア開けてくれないから待ってたのに」
A「その待つちゃうて!」
B「まあまあ、で、話なんだけど」
A「はい」
B「これ」(ものを差し出す動作)「おかず作り過ぎたからあげるわ」
とまあ、全部、何もない舞台の上で、客がセットも小道具も想像して「見る」ネタですね。
建物も無い、手に持っているものも無い。それが笑いの仕掛け。
森博嗣のミステリは、文字だけで声も聞こえない、姿も見えない、読者に想像させる。
それを仕掛けにして、後から想像と違うものを見せて、驚かせる。
人によっては反則だと思う。
僕はなじんだけどね。
いやぁ、まさかぬか漬がキノコのおばけになるとは…
ガレッキーさんはキュウリを食べたらゾンビになるということでしょうか(笑)
森博嗣は、きっとミステリが本業で、私はそのミステリにはまだ触れていないのです。
シリーズ物って攻めづらくて。外側から攻めていこうと思って、小説を読んでいたら
うーん、という感じになってしまいました。
ミステリはすごいのかも知れません(`・ω・´)
京極さんは図書館に置いてませんでした!(なんということだ!
ジョジョは部室の本棚にあります!(アメフトの勉強してくれ!
試しにガレッキーとキュウリを混ぜたらゾンビが出来ました。すごい!
親父が森博嗣けっこう面白いって言ってたんだけど、
やっぱり評価は読む人によって変わりますからね。
私は一冊も読んだ事無いので、そういう機会に恵まれたら読んでみたいと思います^^