大人ですから・・
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/02/15 11:17:36
今は村上春樹「ダンスダンスダンス」を読んでます。
多分もう7~8回は読んだかなw
もうすぐ下巻終わりそうです。
村上さんの文章は簡潔で分かりやすくて好きです。
簡単なだけじゃなくて、なんだか不思議な世界観が
感じられるところがすきです。
以前どこかで言ってたような気がするのですが(小説内かな?)
すぐれた文章というものは縁側でひなたぼっこしながら
おばあちゃんに読んで聞かせて理解してもらえるようなもの
という記述がありました。読書をしていると、とても難解な文章に
出会うことがあります。いかにも自分の語彙の多さを誇示している
ような、だけど、読んでも全然頭に入ってこない。やたらと外来語が多い。
結局何が言いたいのかさっぱりわからない。
そんな文章は読者の立場で書かれたものだとは思いません。
本の中でこういう場面がありました。
友達に、ちょっと深刻な打ち明け話をされます。
お互いに大人です。自分の人生に責任を持って行動してます。
聞かされたところで、何を言ってあげればいいのか分かりません。
言う方もただ聞いてもらいたかっただけなんだと思う。
結婚がうまくいかなかったとか、仕事が思うように出来ないとか
大人になれば色んな障壁がふいにやってくることがある。
主人公は、おそらくそういう話を誰にもせずに解決してしまう人です。
あたしもそうだから、よくわかる。
ネットしていても、友人内でそういう話を聞く事もある。
でも、自分で選択して来た道です。そうなんだ、、と相鎚は打つけど
だからってあたしが何かをしてあげれるわけじゃない。
そんなときは、そういうものごと全てに無力感や喪失感を感じてしまう。
人によって感じ方は違うかもしれない。だけど、あたしはダメです。
やっぱり相手の立場に立って考えてしまうから、自分まできつくなる。
それが嫌だから、あまり深くならないようにしているのかもしれない。
そんなことまで話してくれて、あたしのこと信用してくれてるのね、なんて
安易に考えられないのです。
本の中の主人公も「彼はそういう話をするべきじゃないんだ」と
言ってます。そういう心の趣き具合がとても共感できました。
一見冷たいように思われそうですが・・・
心の弱い部分をさらけ出すのは誰を相手にでもできることじゃない。
吐き出せば楽になるんだ。
そういうことを十分理解してもなお、そう、それでもなお・・
大人だから、口に出してはいけないこともある。
あたしもそう思いました。
落ちると自分も這い上がれないほど考えてしまう…
だから アタシも深く入り込まない浅い関係が多くなりがちかもしれない。
でも、それはアタシも冷たいとは思わない。
喪失感は村上春樹氏の一番のネタです。
私はノルウェイの森が一番好きです。
ちなみに主人公の女性の病気は統合失調症と思われますが、私と同じです。
でも、私は自分で解決するかお医者さんでクスリで誤魔化して、愚痴をブログに書くくらいです。
それと村上氏は将来、多分ノーベル文学賞とるでしょう^^0^^
「答えは自分の心にあります。」
お前それしか言えんのか!
(。-ω-)ゥーム・・・
口に出すヒトと、出さないヒトがいるだけで・・・
ヒトは皆、しんどかったり、つかれたり、イヤになったりするw
とりあえず・・・
喋べっとく?飲んどく?歌っとく?踊っとく?・・・などなどw
ヒトによって発散はさまざまだと思うが。。。
冷たいようだが・・・
自分でなんとかしなさい!という結論に至るw
いょ━━ヾ( ̄∀ ̄☆)(★ ̄∀ ̄)ノ━━ぅ
|彡,☆;。゚ ハナ㌧♪
一人で抱え込むのがつらくてしょーがないんだろうねぇ。
それを聞いた相手がどんな思いを抱くのかを思いやる余裕がないんやろねぇ。
まぁこちらにしても相手の人生に責任を持てるわけがなく、きっとそんな期待もされてないだろうから、ただ話をきくだけですわ。
だから俺は無責任です(苦笑)
守るべきものを守っていくだけで精一杯。
こはるは冷たくないと思うでぇ。
無二の親友の話なら耳を傾けるだろう。
自分のことのように親身になるだろう。
自分がしんどくなるから言うな!ってのは
その程度の信頼関係なんじゃない?
だとしたら簡単に弱音吐く相手が悪い。
大人だから口に出しちゃいけない。
飲み込んでおかなければならないことってあるある。
おれはしてあげれる部分としてあげれない部分の鮮明な境界線ではないんやけど、
グレーな境界線は自分自身で持ってるかなぁ。。。
全部全部解決できればええんやけど、ほとんど無いから。
やっぱ、おれは聞いてあげるでとどまることが多いかな。
こういう会話は私の中ではここ十数年ありません。
自分でそうならないようにしてるから。
私もこはるんと一緒で、自分でなんとなく解決してしまうんです。
相談にのってあげるというより、話は聞いてあげるけどって感じかな。
「で、あんたはどうしたいのよ?」
これで、終わりにするの。
泣きついて相談してきたところで、私の言うことをきいてるか?と言ったら
意外と右から左なんだよね(笑ww
自分がどうしたいか?が一番大切なんです。
信頼できる相手だから弱さを見せられるってのもあるし、
それを拒否られるのは・・・
また、取り返しのつかない状況になった場合、
あの時聞いてあげていたら、と後悔することになるかも・・・
まあ自分の人生は自分で決めるものですけどね。
松田優作や緒方拳はかっこよすぎますね。
でも無神経にも出してしまう事多々ぁります(;´ω`)タラーリ・・・
こんなに書いてくれてありがとう(涙目)
大半の相談事って、
ほとんどが無意識にでも自分の中で答えが出てるんよね。
ただ、話す事ですっきりするとかなんだろう。
その場合って、相談を受けた側がどんな気分になるんだろうとか、
全然考える事はないかもね。このブログ見て、そう思った。
一見冷たいように思われそうですが・・・って言ってるけど
それは、冷たいんじゃなくてある種の自己防衛なんじゃね?w
冷たいとか思わんよwよかよかw