Nicotto Town



火群のごとく 影法師 読む ネタバレあり

時代物はあまり読まないのですが、おすすめの評があったので、詠んでみました。
火群のごとく いまいち。バッテリーも読んでいないのだが、すごく感動するとは聞いていたので、ちょっと燃え上がるような話を期待したのですが、、

影法師 なるほど、それで、題名が、ではあるのですが、この、彦四郎、かなりの人物となわけですが、なら、自分も活かして友も活かす、ていう方法はなかったのか?その方が、さらに藩のためじゃん、と、疑問。
マゾ?そして、主人公のことを愛してたとか。自覚がないマゾヒストで、決して実現しない愛のかわりに、自分をなげうつことに喜びを見出した、とでも考えないと、彼の生き方はかなりオバカさんな気がする。そういうと、侍の美学に反するのだろうか?
かなりの才能なのだから、彦なんとかが自分を捨てなくとも、きっと藩のために活躍できただろう。自分を捨てて友を活かしても、藩にとっては優秀な人物は結局一人しか手に入らない。友人も活かしつつ、自分の才能も社会の役に立たせたなら、藩は優秀な人材を2人登用できて、さらによい政を実現できるのじゃないかしら。
そうすると、この人、すばらしい人物じゃなくてやっぱオバカさんだよね。と、いっちゃうと、この物語の根底が揺らいじゃう。なので、この成り行きが仕方がないとは思いつつ、すっきりしない。つまらなくはないのだけど、納得できないのでした。





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