アラビアン・ゴキゴキ 9
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/07/11 15:49:39
パカ王の家来NO1のブルタスが王様に告げた
「王様、訪問者が二人来ております」
パカ王は昼寝の後のおやつを食べながら答えた
「だれとだれじゃ」
「はい、一人はゴブルン様でございます」
「なんと、あの金持ちのゴブルンか?」
「はい」
「もう一人は誰じゃ」
「はい、わけの分からぬ異国の商人でございます」
「異国の商人とな」
「はい、なんでも珍しいランプをお見せしたいとか」
「そうか、それはぜひとも見たいものじゃ」
パカ王はおやつをバクバク食べ終わると、口を手の袖で拭った
そして家来のブルタスがまだ何か言いたそうにしていることに気がついた
「なにかまだあるのか?」
「はい、王様。どちらの客を先におつれしましょうか?」
「かまわぬ、二人同時に通せ」
「はい、かしこまいりました」
ブルタスは引き下がると、客が待つそれぞれの部屋に王様の面会の許可が出たことを告げに行った
二人は王様の部屋の前に集められた
異国の商人ゴルムは緊張をかくせなかったが、影の権力者ゴブルンは落ち着いたものだった
ゴブルンはゴルムが持っているランプに、本能的な反応を示しゴルムに言った
「いいランプをお持ちですな」
ゴルムは緊張していたので、お城の関係者とゴブルンを勘違いして素直に反応してしまった
「はい、あの有名な魔法のランプでございます」
「なんと、それがあの有名な魔法のランプ」
ゴブルンの目つきが変わり、視線がランプに注がれた
パカ王の家来のブルタスが二人に注意をした
「これから、ドアを開けます。静かに」
二人はうなずき、頭を下げた

























でも、あまり魔力はなかったような……^^;