All Along The Watchtower
- カテゴリ:音楽
- 2010/07/16 23:28:13
Neil YoungによるBob Dylanのカバー。
昔からニール・ヤングが好きなのです。歌もギターも大してうまく聴こえない(実はうまいですよ)のに、何しろ唯一無二。こんな声・音を出す人は他にいない上にこの演奏のグッチャグチャなパワー。これが後を引くんでしょうね。
ニールはいろんなバンドと演奏してますが、まあやっぱりCrazy Horseが最高だろ!というのはニールのファンならだれもが一致する見解なのでしょうし、それはワタシも同意見なのですが、ここであえて、ニールが競演した他のバンドでベストを上げるとすると…これはぼくはPearl Jamですね。何だろ。もしかして、Crazy Horseにもう少し演奏能力があったらニールはこういう音を作ったんじゃないだろうか…と思えるくらいピタッとはまる(多分実際そうなのだとぼくは思ってます)。しかもニールはCrazy Horseとの演奏以上に伸び伸びしている。ということでここは1票。
http://www.youtube.com/watch?v=oVAS8mYDB_E
Pearl Jamがバックを努めたアルバム「Mirrorball」はニールのアルバムでもかなり上位にランクイン(当社比)してしまうわけですよ。何しろ、伸び伸びニール。
惜しくも次点…Booker'T & The MG'sです。ボブ・ディランの30周年記念コンサートでの映像を覚えておられる方は多いでしょう(あの日、一番輝いていたのは、大ブーイングの中「War」を歌ったSinéad O'Connorとニール & The MG'sのこの曲でしょうねえ…最後の合奏(お遊戯会)が終わった後で、(シニードへのブーイングで)メチャクチャ不機嫌そうなボブが握手したのはシニードとニールだけでした)。何しろ、ニールの幸せそうな顔。大好きなボブの記念コンサートで、大好きな曲を憧れのMG'sと競演する…その喜びが身体中から爆発してるニールの、珍しいほどのはしゃぎっぷりが楽しい。ジミヘンのアレンジそのままなのでしょうが…ジミヘンの数倍カッコいいと思います。スティーヴ・クロッパーとドナルドダック・ダンも良い顔してるんですよねえ。演奏はともかく、これは雰囲気が良い。
http://www.youtube.com/watch?v=QuAHAw_MHZU
ちなみに…Neil YoungとPearl JamとCrazy Horseとの三者競演Rockin' In The Free Worldがコレだ…!…123…↓
http://www.youtube.com/watch?v=PTTsyk-pyd8
ビリー・タルボットが無謀にもPearl Jamに真っ向勝負を挑みます。
若い衆(実はそう若くないが)に負けてたまるかよ!という表情がねえ、いいですよw
…そういうトコも好き❤