Nicotto Town



それって、いつの時代の話なんだ。。

地鶏屋のオヤジなんだけど、

上九一色村の出身だ。

早くに父をなくした。
上に姉が2人と兄が1人、弟が2人、妹が3人。。。
9人兄弟。。。

全部お父さんが違った。

不思議なことに、母親が結婚すると、相手の男の人はあっという間に死ぬ。
子供を抱えた母は、すぐに男の人を作る。
その時に、子供は連れて行かない。
お金を持ってる男でもない。

また死ぬ。。。子供だけで生活しているその上九一色村の家に
出来た子供を置きにくる。。。

子供達は畑を耕し、米を作り
施しをウケながら、ナントカ生きて来た。
それでも追いつかない。。。皆が飢え始める。

このままじゃイケナイ。。。

上の姉二人は、別府の女郎屋に、身売りすることを話し合って決める。
なんとかこの子達を大きくしなくっちゃ。。。

今でも、姉達には足を向けて寝られないと、その人は言う。。。

その人は、中学卒業の後、屠殺場に勤める。
なんでもバラせる人になった。

独立しよう!

もう一円の価値もない、卵を産めなくなった鶏を貰って来て
たまたま卵を産むのを根気よく待っては、孵化させる。
市場に行き、クズ野菜、ほら、キャベツとか上の葉っぱ捨てるじゃない。
あれを拾って来ては、餌にする。。。

だんだん鶏の数が増えてくる。。。

そんな「拾い物は宝」の精神と「買わない」信念で、
途中いろいろあったけど、省略。。。一国一城の主になる。
結婚もし、子供も出来、幸せをかみしめた。

ある日、配達でとある町に行った時、
橋の下の掘建小屋から、誘う声がした。

「兄ちゃん、遊んでかんね」
びっくりして、目を凝らす。
「兄ちゃん、やすうしとくけん、遊んでかんね」

目を疑う。。。老婆は母だ。。。確信。。。

その人はあまりのことに、その場を走って逃げた。
「こんちきしょーー、この貧乏人がぁーーーっ!」
老婆が口汚く罵る声が、背中に刺さった。

家に帰り、家族に相談する。
妻は「引き取りましょう」といいだす。。。
「いやだ、許せない。。。」

「どんなお母さんでも、見捨てるあなたではないはず。」
妻の一言で、向かえにいくことにする。
「でも、一緒には暮らせない。。。病院に入れる。。。」

「それでもいい、飢えさせて死なすことだけは避けましょう。
お世話も私が致しましょう。」

妻にも、おれは頭が上がらん、とその人は言う。

すぐに死ぬだろうと思っていたらしいが、
なかなか死なない(笑
いまでも生きている。。。

お世話をしつづけいるその人の奥さんに、
「ありがとう」の一言もなく、その母はお小遣いまでねだる。
それでも生き続ける。

この話を聞いて、
「なんて言えば良いんだよぉ〜、同情する言葉も失礼だし、
かといって、あらそうなのぉ〜なんて事も言えない。
ああ、なんちゅう場だよぉ〜。。」

私は、どうしようどうしようばかりで、頭がグルグルした。
か。。。帰りたいっっっ

ヒロさんをふと思い出した。
ヒロさんからお話を伺っても、困ることはまずない。
なんだか救いがあるのだ、ヒロさんの話には。。。

救いがあるし、なんだろう、スゴいなぁ。。。
と憧れもする。大好きにもなる。

なんだろう。。。この人の話には救いがなかった。。。

グッタリして、帰り道、チョコボールを買って、
ふたを開けると、やっぱりハズレだった。
悔しかったので、またコンビニに戻って、もう1つ買った。

合計10個買ったけど、やっぱりハズレだ。。
もう一個買ってみようか。。。

そう思ったけど、なんだかバカバカしくなって、
とぼとぼ駐車場まで歩いた。





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2010/07/27 13:18
>西の魔女様
人間ってほっとけば浅ましいんだと思うんです。
蜘蛛の糸ですだ。。。
それには教育しかない。。。情操教育。。。学校とかでもなく、家庭のみでもなく。。。
それが育たないと、浅ましくて当たり前。。。もうそこは、責めれない。
「私の所為じゃないからなぁ。。。否定はせんが、一緒にはいたくない。」これに終始する。

食糧事情に天変地異がおこったとき、山に町の人間が略奪に来る!
これは山の人間が恐れてること。
たぶん、その場になれば、北斗の拳もマッサオっす。

地獄があるから、よく生きようとする。
天国があるから、救われる。
そっかそっか。。。と理不尽を納得する。。。

じぶんで「よく生きてる」んだから、仕方ない。。。とまわりはあきらめる。
なんだかなぁ。。。(爆
閻魔様の采配の前で、「いいえ、私は正しいっ!」こうおっしゃるんだなぁ。。

あ~。。。だるい人だ、その人。。。
実に人の生気を吸い取るなぁ。。。
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2010/07/27 12:45
人の暗部っていうのは、色々あるけど
止むを得ない事情を察することができれば、嫌悪しながらも共感できる部分がある。
(ダークサイドに落ちたダースベーダーにしてもさw愛ゆえだからね)

ただ、自分の目の前の(半径1mぐらいの)得しか考えて無い浅ましさっていうのは
共感できないので、嫌悪すらもできない不快感だけが、モヤモヤと胸にわだかまってしまうねぇ。

この話は、姑に出会う前の私だったら、ただたじろいで立ちすくむのみだったと思う。

もっと、上手に(???)立ち回って生きているけど
基本の浅ましさが同じ姑を、四半世紀見てきて(いまだに理解不能ではあるけど)
あぁ、そういう種類の人か・・・と、淡々と諦める。

多分だけど、仏教の方便では、こういう人は極楽往生できます。
だって、自分が悪人だと認識していないんだもの。
悪人だという認識が無いなら、それは即ち善人です。
理不尽だけどね・・・・

でも、それで良いんです。
それで押し通せれば、ある意味素晴らしいのです。
非難する気力も湧かない、そんな人生もあるってことです。
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2010/07/27 01:09
>黒猫手毬さん
www

わたしね、ほんとはいけないんだろうけど、あの「われら何人大家族!」の番組が嫌いだった。
だれも、満足に学校にも行けてない。。。
でも、鹿児島だっけ。。。あの朝日新聞社の記者の子沢山のテレビ。。。あれは好きだった。
たしか「遺産はいらないから、援助してくれ。子供がたくさんほしいんだ」って、親御さんに頼んだんだったよね。
だから子供たちもみんな教育を、望むならばちゃんと受けれた。。。

私ね、人に望まないことにしてるんです。
人がね、「人でなしね」って言われることをしたとしても、責める気がさらさらない。
その家に生まれたそのこの人生、そして、理性より何かが勝つこと、それもどうでもいい。

ただね、自分がそうでありたくない、そのシュミレーションを常にしておこう。
もしも、みっともない懇願をしてしまうような場面になったときに
私は私の見栄を、精一杯切って死のうって思う。
いろいろ考える。。。熱いのはいやだなぁ。。。痛いのもいやだなぁ。。。出来れば一瞬で死ねるといいなぁ。
それでも、まぁ、仕方ない、そういう場面じゃ飢えよう、焼かれよう、茹でられよう、爪はがされよう、飛びこもう。
思いっきりイッチョのことだ、ってね。一瞬だ一瞬って。

いつも思い出すのは、あの高速道路の車の炎上。。。「子供が中にいます!だれか!」
あほか。。。お前が行け。。。お前が助けないで、誰が助ける。。。
自分は、とっとと外に逃げてた。。。

あんな生き恥はさらしたくない。。。でも、別にその人だからまぁいい、あたしじゃない。。。責めたくはない。

知性かぁ。。。うん、知性もある。
でも、その上に立つディグニティとプラウド。。。
ああ、そういえばワタシ、プラウドメアリーが好きですだ。。。

なんか脈絡がないですだ、面目ないです。。。
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2010/07/27 00:44
これってね、子だくさんの若夫婦に抱く感情に似てるかなぁ。(ちょっと違うかな)
小さい子を6人ほど連れてる人、どうみても裕福には見えない。
大変だろうなぁ、と思いつつ、まぁ、子どもたちはそれなり元気だし、愛情もある感じ。

でもね、今の時代、物が溢れてるから、ある程度は買ってやらないと可哀想。
教育だって、やっぱりちゃんとしてあげなくっちゃ、と思うんだ。
それならばせめて半分にせんか。と。。そうすれば親も楽だし、子どもも分け前が増える。

よけいなお世話だ。でも、なんとなく座りの悪くて、小さいため息が出る。

本能か知性(理性)かとなると、う~んだ。また。。
基本的に少なくともわたしは、本当の飢えを知らないから。
危機的状況で、自分がどうなるか、絶対とは言えない。

食べるって、命を奪うことだものね。
鶏か卵かって論議になるけど、
人間とは何か、っていうことにならない?

本能を重視すれば、動物と変わらない。でも動物はさ、厳しく美しい命の食物連鎖の掟の中で
生きているじゃない。人間はすでにその枠から、自分たちの生をより楽にする手段として
出て行った生き物だ。それよにって、自分を変えずに環境を変える道を選んだ。

戦争とかだと、生きる本能を選ばざるしかない状態に陥るでしょう。
そこで、生に走る我が身を浅ましいと苦しむ。
知性があるからこそ、苦しむ。
なければ、言葉が無い。苦しむこともない。

でも、そうなるのは人間として恐ろしい。
彼女には進歩がない。学習が無い。それでも女であるがゆえに、手段として生きて来れた。
生というものにクリアなんだろうなぁ。自分が生き抜くことがすべて。迷いがない。

でも、美しくない。
人間とは何かを問いかけてくるから?

本能の前に知性は敗北するか?
でも、わたしは、今のところ、少しだけ知性を信じたい。
究極を知らないせいかもしれないけれど。

究極になった時に、己はどうするか、
その為に、小さな、ごく小さな出来事から逃げ出さない
ささやかな準備しか出来ないし、役立ってくれるかどうかも不明だけれど。
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2010/07/27 00:26
>天王寺mioさん
ひとってね、どうして苦労話をしたがるんだろう。。。
苦労して、どうやって脱却したか、その話は面白かったりする。。。
それなのに、苦労したことばかり言われると、なんだかなぁってなる。。。
それこそ、うんうんって聞くけどね。。。

五人の子供を一人で育てた。。。
どんだけがんばったんだろう。。。でもきっと、明るい人だ。
明るくなきゃ、出来ないことだ。。。

ほんとだ、苦労って何だろう。。。その人の主観に拠るところが多いけど、
だんだんその苦労の基準値が、低くなってる気はするわ、世の中。。。
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2010/07/27 00:23
>らてぃあさん
うん、そうなの。。。

ただ、なんであたしがこう、変な気分になってるのか。。。
みんなのコメントみて考えた。。。
まだね、この人が、感謝より幸せより、恨みに支配されてる気がしたからだわ。。。
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2010/07/26 23:07
私のおばあちゃんは5人の子供を一人で育てた人なんですが、長女や次女の人の話を聞くと、今の人の不満や苦労ってなんなんだろうと思います。
まあ時代もあるのでしょうが。
私はよく見ず知らずのお年寄りと話す機会が多くて、苦労話もよく聞きます。
中には「それはあんたがそんな選択したから」ってつっこみたくなるのも多いですが、まあそこはうんうんと聞いています。
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2010/07/26 22:31
凄い話ですね。
お母さんには恵まれなくても、兄弟(特に姉)、奥様に恵まれて地鶏屋さんは本当に幸せだ。
親はなくとも子は育つ、、KINACOさんのブログを読むと本当に人生を考えさせられます。
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2010/07/26 10:01
>監督さん
うん、あんなに当たらないエンゼルも、珍しい。。
エンゼルなんて、おこがましいと思うのだ。
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2010/07/26 10:00
>マヨさん
うん、なんかね、どうせいっちゅうんじゃ!って思うんです。。

よくある話なんだろう。

ねぇ、「星の流れに」じゃないけれど、
あのパンパンと言われた人は、どうやって死んでいったんだろうね。
菊池やら武雄やら、そうだなまぁ、枕芸者さんが多かった温泉街。
そこを歩くと、いやにヤサグレタおばさん、おばあちゃんがいた。
くわえ煙草で歩くような。。。

その人達が、末路だったんだろうか。。。
訊くわけにも行かないから、いまでも想像の域を出ない。。。

ワタシャ、ぶいぶい言わせてた、ってうどん屋のオバチャンが昔居た。
末路なんだろうか。。。訊けなかった話ばかり。

あの人達は、最後、俺にどうしろって言うのかっ!と、息子をビックリさせてるんだろうか。。。


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2010/07/26 09:53
>黒猫手毬さん
なんだろうねぇ。。。多分ね、何かの犠牲の上に成り立った話、ここにグッタリしてるんです。
そのころの女郎やんの女性が、そのあとどんな生活をしてるんだ。。
これを、「自分の苦労」を話すその人に、訊けずに居て、それが居心地が悪かったの。

それにね。。。うん、生きる選択にね、「男の人を渡り歩く」これしかないそういう低い女性であったと、アタシはそのお母さんを思う。。。

結婚相談所のね、ほら、前お話しした人、その方から聞いた話。
生活保護や、母子手当、これを受けても生活が苦しい、そういう人に結婚相手を捜す、セットアップする、そういう配慮が市や県にあって、そういう仕事もうけてらしたの。

その話聞いた時にね、結婚の意味合い、ワタシの知らない意味合い、これをね知ったの。
清潔に思えないその話と、この渡り歩く話の違いは、そうだな。。子供ありき、ないと考える
この差で、じつは「食う」ことに何の変わりもない。その差は大きいけど。。

自分が「生きる」「食う」、これをした人なんだわ、この女の人は。。。
じゃぁ、子供を産まなきゃ良かった。
いやぁ。。。と、ワタシは思う。
その選択しか出来ない人が、子供を産まない技なんかないよ。。。
ましてや、子供を身ごもることが、自分の立場を守ることだったかもしれないじゃないか。

好き嫌いは、この際考えなかった。
考えるとね、わかん無くなる。
末路が全てだとも思う。。。じゃぁ、スカーレットオハラは、どうやって生きていったんだろうか。

母を救ったこと、これね、うん、奥様立派。
でもね、これってね、「自分の気持ちの為に」したこと。
だからね、立派だけど、大した事じゃない。。。実は人が「りっぱりっぱ」と言ってもらえることをしたってことなんだわ。ただし、その選択を成すこと、これは大変。だから、いま評価されるべき、当時の選択。

あ〜、よくわかんなくなるこの感じ。。。
人は、「食いたい」ワケです。
まず自分が食いたい。
母の前に、人間と言う動物であったならば、きっと食いたい。。。

野坂昭如が、ホタルの墓の本ね、これを「本当は違うんだ」と、長い間苦しんだ。
柔らかくする為に含んだ米、妹にあげようとしたその米、口のなかで消えていった。
その行為に、ずっと野坂は苦しみ、今も苦しむ。
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2010/07/26 09:37
>かりんちゃん
この人ね、宗教持ってるの、家族ぐるみで。
そのなかで、許せないことを許そうとしてるのかもしれない。
その宗教を持ってるから、いや、持つことで、結婚が出来、幸せを手にしたのかもしれない。

ワタシは宗教は持ってない。
持ってないけど、宗教の役割を、なんか感じたよ。。。
納得出来ない理不尽さを、どうして良いかわからなければ、宗教は納得させてくれるのかも。

歩み寄りがね、その人の為に、その人のココロに、何らかもたらすのであれば、
きっと、歩み寄る。。。許すときが必ずくるんだろうねぇ。。。
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2010/07/26 09:31
>ジタンさん
親を選んで生まれてくるかぁ。。。

その人ね、宗教持ってるんだわ、家族ぐるみで。
日本最大の政党を持ってる宗教だわ。。。
もしね、ほんと「親を選んで生まれて来る」のであれば、そうかも知れないね。
そう思ったり、教えられたりしたときね、すこし楽になるかもだわ。

人間として許せない。。。そうかもしれない。
でも、人間だからしそうだ。。。

自分が心地よく生きていこう、そのレベルよりももっと低く
「食べる」、これを考えた時に、食う為の選択をいつもしていたのかとも思う。。。
なんだかなぁ。。。
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2010/07/26 09:27
>あやのすけ
そうなんだよね。。。
母ってモノは、そういうもんかもしれない。。

「おかあさーーーん」か(笑

ワタシは「パパーーーーーっっ!」かもしれない。
母だと、まずお小言が来るんだ。
これがヤなんだ(笑
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2010/07/26 09:25
>bジェーンさん
「愛されてる」とかさ、その時には思ってないんだよね。
ほら、当然のことだと思ってる。。。
でも、当然でないひともいて、その人は、何らかの歪みを抱えていきていくんだなぁ。。

その人になにか、欠落をかんじて、ワタシはいたたまれなっかのかもしれない。。

愛されて育ち、だから愛せるのかもしれない。
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2010/07/26 09:20
>ちゃこ猫ミカさん
奥様、立派だと思うわ。
ほんとうにご主人を思ってのことだと思う。

なんだろうなぁ。。。悲しいね。
「自分が生きていく」ことのどこに重きを置くか。。。
その選択だからね。。。悲しいね。
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2010/07/26 09:19
>秋山くりこさん
なんだよねぇ〜
いつの時代だって。。。
でもね、よく考えれば、50年前、60年前ってさ、そうだよ、売春禁止法が、あったかなかったか
そのころだから、まだ赤線があったり青線があったりだ。
そういう時代だわ、よくよく考えればね。。。

話は飛ぶけどね、今の様に管理下にちゃんと置かれているならば、いいじゃん、売春。
っておもっちゃうなぁ。。。
不合法にあると、病気も蔓延するわ。。。
でも、当時は「ひとでなし」のアツカイを、女の人にしてたんだろうけど。
劣悪な環境下だったんだろうけど。。。
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2010/07/26 08:52
チョコボールは、なかなか当たらないよね…。
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2010/07/26 08:08
ドラマのようだけど 案外多い話なんでしょうね・・。
女性バージョンですが 父と離婚後行方知れずだった母親が 男を渡り歩いて生き、両親から共に放置された兄・妹は貧乏のどん底をなめながらなんとか義務教育を終え 生きながらえ、成人し 家庭を持った時点で 菌に脳まで侵された母親は廃人になって戻り 兄が離婚という形で母親と同居し 妹が隣に借家住まいしながら面倒を見てるんだという身の上話を聞いた事があります。

やるせなくなりますね。
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2010/07/26 02:32
う~~んう~~ん。
わたし、やっぱりこのお母さん嫌だわ。醜いもん。何もかも。
それでも、お母さんはある程度罰を受けている気がする。醜く過ぎです。
本人は気付いていないだろうけど。

お姉さんたちはどうされたのだろう、と思う。
一番に思った。
昔は家の為に身売りした少女たちがいっぱいいたんだろうね。
今だって、世界中にいる。

お姉さんの自己犠牲を知っていたから
弟であるオヤジさんはガンバレたんだろうなぁ。

でも、人生って皮肉だ。
寓話みたいに、酷いことをしたら、こうなりますよ、という顛末を
見せてくれるがごとく、お母さんが登場する。
すごいなぁ。

奥さんが立派。頭のいい人だ。
その奥さんと結婚したのも、オヤジさんの力だと思う。
もちろん、そこにはやっぱりお姉さんなしには考えられない。

もし、お母さんをその状態で見棄てたなら
自業自得とはいえ、オヤジさんもお姉さんも眠れなくなるという気がする。
それを察してのことだと思う。賢い女性だなぁと。
オヤジさん一人では絶対にできなかった。

不公平だ。本当に不公平なんだ。
こういうことは。
何の不備もない子どもたちが辛い思いをして、生き延びる。
そこに追いやった母親は好き勝手に生き、反省もなく、子どもの世話になる。

オヤジさんはいいんだ。自分の力でなんとかできた。
でも、姉さんたちはその後、どういう人生を歩んだんだろうか。
償いなんか何もできないよ。人生を奪ったんだものね。

美談のように聞こえても、なんか、ひどく落ち込むのはわかる。
わたしもザワザワして、書くのに時間がかかってる^^;
最悪の中で最善を尽くした話なんだけどね。

そんなのありか!って叫んでいるのかな、オヤジさん。
彼自身、どう対処していいかわからないままなのかなぁ。
それでも、過去はどうあれ、今が最善の状態であることは確かなんだ。
生きるって惨いし不公平だって、ままあります。

皆さんのコメント読んでみたの。
姉さんのことを書いている人が少ないって、感じた。
それだけ、身売りする現実が遠のいたってこと、戦争と同じだね。
ほんの半世紀もしないのに。人は現実の惨さを本当に考え続けない限り
忘れて、希薄になっていくんだって、ちょっと思いました。
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2010/07/26 00:36
KINACOさん、こんばんは。

お姉さんに愛されて、妻にも愛されたのは
オヤジさんの、人徳なのだと、思います。
鶏を孵化させるって、きっとそう簡単なことでは、ないはずです。
きちんと、メンドウを見てこられたに、違いありません(`・ω・´)!

でも、いいヒトだからと言って、全てをゆるせる人かというのは違いますよね。
特にお母様だからこそ、息子だからこそできないこと、やってもらいたいことがある。
甘えるのがいいとか、甘えないのがいいじゃなくて。

お互い、一歩ずつ歩み寄れたら、いいのになぁ。
卵を孵化させるのは、きっと簡単なことじゃないけれど(´・ω・`)。
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2010/07/25 22:10
その人のお母さん、幸せになりたかったんだろうな~

でもね、子供は宝です。自分の分身です。
何を失っても、最後まで守っていくべきもの…
その人のお母さんがしたことは、人間として、親として、母として、許されることではないかもしれない…

でも、でもね、子供からしたら、どんなに許せなくても親は親。母親は一人なんです…
ものすごい葛藤だな~~~


どうして自分(自分達)ばっかり、って思うかもだけど、
子供はね、親を選んで生まれてくるんだってさw
この世には、偶然なんてなくてすべて必然なんだってさw
生きてるんじゃなくて、生かされてるんだってさw

本当かよ!! って思うけど…そう思えたら少しは楽にならない?
俺だけかなぁ~???^^;
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2010/07/25 21:37
「母親」って、人間にとって重要なんだなあ。
ピンチの時、ついつい
「おかあさーーーーーん!!」
って、叫ぶもんね。(違うか?!)
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2010/07/25 21:12
母親に愛される。これが人として精神的にバランス良く生きて行くための
最初の1歩なんだよね~。
母親に捨てられたとか愛されてないと感じることほど寂しくて
憎悪を感じるものはないと思う。
誰かに愛されて(必要とされて)いないと生きていけないんだよな~、人って。
アバター
2010/07/25 20:14
根性が腐りきってて救いようのない母親からでも、
こんなにいい息子が生まれたんだね。
奥さんが また立派だわ。
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2010/07/25 18:05
なんて言って良いかわかりません;
いつの時代だろう、と思ってしまいます;

まだまだ考えなくちゃいけないことがたくさんあるなぁ、
と改めて思う今日この頃です。
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2010/07/25 14:22
>故障中さん
ねーーー。。。なんて言っていいかわかんなかったよぉ〜
なんかね、お姉様方のなさったことの、なんていうんだろう。。。自己犠牲。。。
これ思うとね、痛いんだ。
好きな人が出来る前だったろうし、
行く末なんか信じることが出来ない職業だったと思うんだ、昔は。

そうなんだ、とにかくチョコボールは当たらんのだよ。。。
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2010/07/25 14:15
あー、何て言ったらいいか・・・

親は無くとも子は育つ、と言いますが
皆さん助け合って立派に成長なさりましたね。
それが救いです。

チョコボール、当たった試しが有りません;;
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2010/07/25 14:06
>南の島のヒロさん
それでなのかなぁ。。。
怒りの質が違うんだろうか。。。
そうなんですよ、傷ついてることは、感じるんです。。。

でも、なんだろう、力が吸い取られる感じがした。

ヒロさんとお話すると、力が湧いてくる。
がんばろっかなぁ〜っておもう。。。

でもね、グッタリしたんです。。。
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2010/07/25 14:00
こんにちわ。

 アララ、ワテの話まで並んでるがなぁ。 この地鶏屋さん、恵まれてるやん。 勿論、ご本人の努力でのし上がったんやんかぁ。 おまけに、エエ奥さんに巡り合えて。
 ただ、お母さんに対するイヤな思いから抜け出せなかったんやないかな? 子供だけ作って、田舎に捨てるようなことを許せなかったんやろね。 そう言う意味では、彼も傷ついていたんやわ。
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2010/07/25 13:57
>おおくまねこさん
そうなんだ。。。感慨深く感じていい話しの内容が、ちりばめられてるはずなのだ。
なのに、無駄に落ち込んだ。

母の悲しい思いでは、こんなに人に食い込む。
消えない。
そこに救い難い何かがあるのかな。。。

チョコボール。。。。これもなかなか救い難い。
確率って。。。と思うわけだ。
銀のエンゼルは何枚だっけ?
何枚も集めてる人が居るから、缶詰貰った人が居るんだろう。
そこがね、実に解せない。
昔の方がまだ、あった気がする、エンゼル。。。
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2010/07/25 13:54
>空豆さん
困ったことにね、死なれる恐怖が小さい頃からあっても、
死ぬ恐怖ってのが、希薄なんだ、あたし。

おぎゃ〜と生まれてその瞬間から、死ぬという地点に向かって、走ってんだ、避けられない。
この思いがね、小さい頃からあった。
死ねば終る、だから苦しいこと悲しいこと、最後は死ねば消える、これは希望だと。

その狭間のことは、全てうたかたで、かつ消えかつ結びて。。ってなもんだなぁと。

死に場所。。。うん、選べる。そう思う。
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2010/07/25 13:50
>バックドロップさん
うひゃ。。。それね、アタシが訊きたいっす。。。

そういう人に逢うと、「またヤッチマッタ」感が、はい。。漂います、ワタシのなかで。。。
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2010/07/25 13:49
>シロさん
そうなんだ、わかんねーーーんだよ。
わかんねーーーーけど、
チョコボールが当たらないのだけは、これ、みんなわかるんだ。。。
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2010/07/25 13:44
>みだめさん
今日か明日か、その話、書こうと思ってた。
それを無駄にしない方法ってか、無駄にしてない所があるんだ。
乾燥野菜だ。

詳しく書くと、書く事が無くなるので避ける(笑

いまね、見直さないかんのよ。
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2010/07/25 13:37
>KOOL
うん、KOOLが言う通りなんだよ、救いがない話じゃない。
でもね、不思議と救われない感じに思えるってか、取れるんだ。
それはね、母親の「女性性」があまりに表に出過ぎた話だからかもしれない。
ついでにね、この話、皆が100回づつは聞いてるらしい。。。
まだね、この人が越えられてない物なんだよ。。だから話す。酒の席で話す。

小さい頃一回、缶詰もらってる、おほほほほほほ。

もう、幸せであるはずなのにね。
なのに、まだ口から恨みつらみが出る。。。ここにね、なんだろう。。。救いがないんだ。。
たぶんアタシがそう感じたんだと思う。。。
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2010/07/25 12:51
本当に、いつの時代の物語!?ってぐらいすごい。

そのお母さんみたいな人って、あれは脳のどこかにやっぱり一種の傷とか不備とかがあるのだろうか?
つまり、文字通りのなんらかの病なのだろうか?

うん、そんな話を聞いたら何も言えないね。
自分がどんな顔をしているだろうかってことにも自信が持てないよ……

それにしても、すごい人物だし、奥様もすごいできた人だ!

ちなみに、チョコボールですか……
私も人生の中で一度、銀のエンゼルを見かけたことがあるだけです。
銀のエンゼルは1枚では何の役にも立たないので外れと一緒です。
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2010/07/25 11:40
昨日の「貧乏って何だろう」から、ずっと考えてた。
どこで生まれるかは、選ぶ事が出来ないけれど、何処で死ぬかは、選べる場合もある。
何処で死ぬかを選ぶのが、人生なのだろうかと思う。
その生と死の間が、お金や物に支配されたり、愛や憐憫や憎しみに支配されたりする。
すべての思いが複雑に絡み合い、抜け出せない迷路のようだ。
幾つになっても答えは出ない。死ぬ時には分かるのかなぁなんて、ぼんやり思う。

無神論者だが、神さまの采配に、ため息が出る。


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2010/07/25 10:42
お姉さん2人の行く末が気になりますが、
母親がいなくても子供は立派に育つんですね。

にしてもKINACOさんの周りってどうして
そんなに濃い人たちばっかりなの?
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2010/07/25 08:20
なんて言っていいかわかんねー!
チョコボール、当たらないよね。
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2010/07/25 07:37
ごめん、関係ない話だけど
スーパー行くと、キャベツとかの葉っぱを捨てる箱があるよね。
あれ見ると、いつももったいないなあ。と思うのだ。
農薬とか、汚れとか気にしてるのかもしれないけど、
出荷前にある程度外葉は捨てると思うし、食べられるのになあって。
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2010/07/25 03:23
凄い話しだなぁ・・・。
でも、アタシには、その方が立派に仕事をやってのけただけじゃなくて
そんな素晴らしい奥様と愛らしい(多分w)子供達と家庭を築いているわけだから
やはり幸せで救いがあると思うのだ。

きっと、その方は同情をして欲しいわけじゃあなくって
KINAちゃんに話す、という行為で自分の幸せの再確認をしたかったのかもしれないよ。
もしそうなら、KINAちゃんはしっかりと聞いてあげたのだから、それだけで十分じゃないかな。
まぁ、聞かされた方は大変だけどさw


チョコボール、アタシ、当たったことないwww



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