救われた言葉
- カテゴリ:日記
- 2010/07/29 02:24:26
昨日の夕方、
先日の詐欺事件の調書を作成して、
間違えがないか警察の方が、確認しに来てくれました。
先日の調書で、
すべての経過を話してる時に、
弟が「全く!典型的な詐欺の手口じゃないか!」と言ったところ、
警察の方が、
「悪いのは犯人です」
「今、一番ショック・責任を感じているのは、
おかあさんと娘さんです」
「だから身内の方は、絶対責めないであげて下さい」
その言葉を聞いて、
弟夫婦が知らせを受けて駆けつけてきた時に、
「なんで息子を信じてあげられなかったの!」
「お姉さんがついていながら・・・!!」の言葉が頭を巡りました。
昨日、警察の方が、
「事件のことは忘れましょう!」
「絶対に自分を責めてはいけませんよ」
「おかあさんが、そのことで病気になることが一番心配ですから」
と、何度も何度も話してくれました。
私も事件後から、血圧の高い母なので、
そばにいないと心配で、
薬のせいでウトウトした時にそばにいないとさがしたり、
食事も3食食べる量を気にしたり、
寝息が聞こえるまで起きているようにしています。
電話機をナンバーディスプレーと
安心モードで相手が判らない時は、
「迷惑モードになってます、お名前をおっしゃってください。」
になる電話機を日曜に、弟夫婦の提案で買ってきてくれましたが、
ちょっと淋しいのは、
「かあさん落ち込んでない?」
「ちゃんと寝てる?食べてる?」っていう電話がないことです。
気丈な母なので、大丈夫だろうと思っているのでしょうが、
それでも声ぐらい聞かせてくれたら、
母も少しでも楽になるんじゃないかなと思ってしまいます。
父が亡くなって、半年ということもあるから・・・。
だから、昨日の警察の方の言葉に
母も私も救われ、少しホッとできました。
人情派の刑事ドラマがよくありますが、
ドラマだからと思ってました。
でもマニアル通りの被害状況だけ聞きだけじゃなく、
ちゃんとフォローしてくれるんですね!
そういう人が担当になったことに感謝です。
何が一番大事かを分かってくれる人に出会えると、本当に救われる思いがします。
良かった~、きっと、そういう警察の方に巡り会えたのも、
☆詩月♪さんの行いが普段から良いからよ!(^_^)
弟さんも落ち着くまでもう少し時間が必要なのかも・・・。
私はいつもろくな担当に当たらないんで^^;
しかし、そんなに関西人は引っ掛からないのか?w
かめさんお勧めの本のタイトルに笑ってしまいましたww
私はいつも失敗すると、ははに「いい勉強になったと思いなさい。」と言われてました。
実は詐欺にあった経験もあります。
その時も、「いい勉強になったね。授業料はちょっと高かったかもだけど^^」と。
その通りだと思うよ。被害にあった人を
安易に責めちゃいけないしね。まあ犯人が
いないと目の前の人を怒っちゃうのは、それこそ「典型」
なんですが(^◇^;)
あ、ただ気を付けて欲しいのは一度被害に遭うと
2度3度と狙われやすいから「振り込む」「お金を払う」
というのは2.3日考える余裕を持ってやって下さい。
よかったらこの本をお薦めします
「大阪人はなぜ振り込め詐欺にひっかからないか」扶桑社新書
色んな方面の人との対談形式なので読みやすいと思いますよー。
警察の方がそう言われるってことは、
実際事件に巻き込まれた後、調子崩される方がきっと多いんでしょうね。
詩月さんもお母様も体調が万全の状態ではないのですから、
ご自愛くださいね。
時が経って、いつか笑い話として話せるような日が来るといいですね。