Nicotto Town


TAKEのつぶやき


☆スティング

人を騙すことはいけないことなのですが、映画の世界では別ですよね。
これは詐欺師の華麗な活躍とどんでん返しの痛快な娯楽映画です。また、スコット・ジョプリンのピアノ「エンターテイメント」も有名な曲ですよね。


【スジ】
1936年、ギャングが横行するアメリカの下町で3人の詐欺師が通りがかりの男から金を騙し取った。しかし、その男の正体はニューヨークの大きな組織の手下で、騙し取った金は博打のあがりであった。

ところが数日後、この詐欺師の一人が殺害された。これは組織の犯行であり、フッカー(ロバート・レッドフォード)も狙われだした。しかし、フッカーは仲間の敵討ちのためにシカゴのゴンドルフ(ポール・ニューマン)を頼っていった。ギャング同志の抗争でFBIに追われ身を隠しているゴンドロフではあったが、敵がロネガン(ロバート・ショウ)の組織なので俄然張り切りだした。

2人は、ロネガンの身辺調査を行い、ポーカーと競馬にのめりこんでいることや近々シカゴを訪れることなどを調べ上げた。そして、ゴンドルフは急遽仲間を集め、シカゴの下町に偽のノミ屋を構えた。

また、ロネガンはシカゴに向かう列車の車中で必ずポーカーをすることを調べ上げていたゴンドルフは、まんまとロネガンをイカサマにかけていた。しかも、ゴンドルフの仲間がロネガンのサイフをスリ取っていたので支払いも出来ない状態だった。

翌日、ロネガンの宿にゴンドルフの勝金を取りにきたフッカーは、ゴンドルフのポーカーがイカサマであることを告げた。そして、悔しがるロネガンに負け金の何十倍も稼げる話があるとフッカーは持ち込んだ(ここからが仕掛けの山場になります)。ゴンドルフの経営するノミ屋に電送されてくる競馬の中継は、細工がされていて2分遅れて入ってくるようにしたので、既にゴールしている勝馬の馬券を買えるということであった。そして、自分の分け前としてゴンドルフの縄張りを自分にくれということ条件だった。

ところが、FBIもこのことをかぎつけ、フッカーを追う悪徳警官スナイダー(チャールズ・ダーニング)も出てくる始末。ロネガンはフッカーをはじめは疑ってはいたが、とうとう50万ドルの大金を注ぎ込むことにした。

そして、いよいよラスト。ロネガン自身もゴンドルフのノミ屋に来ていた。そして、レースが始まった瞬間にFBIが踏み込んでくると、ゴンドルフは自分を裏切ったフッカーを射殺。しかし、そのゴンドルフもFBIに撃たれる。店内は大騒動になり、ロネガンはFBIに連行された。しかし、これはすべてゴンドロフの仕掛けたどんでん返しの筋書きであった。
見事なラストです。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.