ゴキゴキ怪談 2
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/08/04 12:07:36
恐怖のスイカ男
その出来事はある八百屋の前から始まった。
「スイカいかがですか~。おいしい取れたてのスイカですよ~」
八百屋の主人が店の前を通る買い物客に呼び込みをしていた。
「八百屋さん、スイカ欲しいんだけど。どれがおいしいの?」
「みんなおいしいですよ」
「わかってるわよ。八百屋さんおすすめのスイカはどれ?」
「そうですね~。これなんかいいかも。おかあさんさんといっしょで、今が食べごろ」
「私なんかもう腐ってます。じゃ、それちょうだい」
「へい。まいどあり~」
八百屋とのありふれたやり取りの後、その呪われたスイカを買った運の悪いおばさんがいた。
おばさんの年は自分でも言ったように更年期も終わり、女性として上り坂を登りきり下り坂を降り始めた歳であった。
子供はもう独立して、孫ができるのを楽しみにしていた。
旦那と二人暮らしなので、スイカをまるごと一個買う必要はなかったが子供夫婦が週末に遊びに来るので、重たいスイカを八百屋でわざわざ買ったのだった。
八百屋はスイカを白い紐を組んだスイカ専用の手提げに入れると、ニコニコしながらおばさんに手渡した。
「重いから気をつけてくださいね」
「ほんと、重いわね。久しぶりだわ、スイカをこんな風にして買って帰るの」
ラップされ切り売りされているスイカを買う事が今やほとんどだったおばさんは、スイカをぶらさげるとスイカの重さに改めて驚いていた。
商店街を貫け自分の家に向かって歩いていたおばさんは、商店街からずっと後をつけている男がいるのに気がついた。
その男は頭に変てこな帽子をかぶり、緑のシャツに緑のズボン手には緑の透明な手提げカバンを持っていた。
『変な男がいるわね。気持ちが悪いわ』
おばさんは帰り道を急いだ。
急いで歩き出したおばさんだが、男もおばさんに合わせて急ぎ足になっていた。
おばさんと男の距離はひらくどころかだんだんと縮まり、男の気配がすぐ後ろに迫ってきた。
おばさんの恐怖は頂点に達っしていた。
先の角を曲がるとヒト通りもなくなり、変な男と二人きりになってしまうのだ。
家に帰るにはその角を曲がるしかないおばさんは、角を曲がるとすぐに走り出すつもりだった。

























いつまで、どこまで逃げればいいのかは、不明ですねぇ~^^
おばさんも人のいる所まで行けたら安心なんでしょうけど……。
うあ 気になる
・・・・どうなってしまうのか・・・
心配になっちゃう
続きあるのかな?
女性にとって、わけの分からない男性につけられるの恐怖です^^;
あせって早足になるより、携帯で110番の用意して立ち止まって
先に行かせる方がいいですね。
男の後を追跡するのおもしろいです。