腹筋を傷める読書法。
- カテゴリ：小説/詩
- 2009/02/24 11:58:08
座って読むと１時間くらいで腰痛になります。
立って読むと２時間くらいで貧血になります。
しからずんば、
私に残された読書法は寝そべるでございます。
長時間大丈夫ですが、チョー長時間読んでると腹筋が傷みます。
ハリーポッターの全巻読みを敢行した時などは腹筋どころか、
両方のヒジが流血沙汰でした。
最近読んでるのは今さら感のある
『しゃばけ』シリーズ 著：畠中恵 出版：新潮社
何年も前にハードカバーが出版され、文庫落ちを待っていたら忘れ去っておりました。
気が付いたらシリーズで７作出ていたといふ・・・・。なにごとですか。
内容は・・・
大江戸妖怪人情推理帖。
主人公は風にあたっただけで寝込む虚弱体質な大店の若だんな。
縁あって若だんなの周囲は妖怪だらけ。
袖の下から菓子を渡せば妖怪たちは若だんなの目となり耳となり。
『しゃばけ』では、そんな若だんなが猟奇殺人事件に巻き込まれる！
続巻は短篇構成が主。
・・・・私、解説というか、文章苦手なのですよ。
「面白いから読んで」のヒトコトでカタズケたい・・・。
どっちか言うと女性向けかなとは思います。
文章が軟らかいですし。やたらお菓子や食べ物が登場するし。
妖怪と聴くと京極夏彦さんとか荒俣宏さんとか思い浮かべますが、
ちょっと、かなり方向が違うかな。
江戸に詳しくない、妖怪もあまり知らない、推理モノ苦手。
そういう人にも読めるほんわかした作品です。
私的見所は、若だんなの甘やかされっぷり。
両親も妖怪もぼっちゃん（若だんな）に甘い。歯痛になりそうなほど甘い。
ああ、あと挿絵もいい。
色っぺ～本（笑）いいなぁ、わかり易いカテゴリです。採用したいです（笑）
私は読み物がファンタジーかオカルト系なのですわ・・・。
ＰＣエンジニア本ってね、あれってね、何語で書かれてるんでしょうね・・・・。
そういえば・・・長いことＰＣエンジニア関係の本しか読んでないです。
たまには、もうちょっと色っぺ～本も読まないとですね。。。
『ぬしさまへ』の最後の短篇『虹を見し事』が良かったなぁ。
かなりせつなかったですけど。
次巻の『ねこのばば』もいいですよ～。
若だんな、よく食べても医者を呼ばれそうになるの事（笑）
っていうか、アッシュさん、ハードボイルド小説派だと思ってました。
幅が広いですね・・・おみそれ入りやした（笑）
僕んちには、『ぬしさまへ』がありますｗ
面白いですよねえ。
ほんわかした感じが大好きですｗｗ