愛車と付き合うー上級編
- カテゴリ:車・バイク
- 2010/09/01 01:02:47
「アクセルを素早く踏んじゃいけないってどういうこと?。」
パパの言った言葉が理解できなかった。
「手本をみせてやろう。」と言われて運転交代。
私の『愛車』のシートポジションを決めたパパは「久しぶりだな」と呟くと車を走らせた。
どんどん速度が上がって行く。
カーブの手前では必要以上にブレーキをかけたり、シフタ―を操作したりで、時々トラクションコントロールの点滅を確かめるようにしていたけど。
「もういいだろう。」と私に言うとトラクションコントロールスイッチに手をかけた。
トラコン外し。私も良くやるけど、パパとどう違うかな。
この車には私の方が慣れているけど。
パパが走り始めた。だんだん速くなる。
3つ目のカーブではタイヤが鳴いているカーブの出口付近ではタイヤの鳴きはさらに大きくなる。
車はドリフト状態のはずだけど、ハンドルを切っていない。
サスが柔らかいので、揺れに合わせて左右に動かしてはいるが、ハンドルはニュートラル。
アクセルはいっぱいのはずなのに、エンジン音は苦しそうじゃない。
次のカーブでも同じ。その次からは対向車と前を走る車のため暫くおとなしく、その後、前の車を追い越すと前と同じようにタイヤを鳴らして、でもハンドルは基本的にニュートラル。私より速い。しかも安定している。
アクセルは?私と違う?でもエンジンの音が違うような。
「どうだ、分かったか。」その時は直線でスピードを落としてたパパの問いに、「ここで加速してみて」と言ったのには返事もせず、アクセルを踏んだパパ。
エンジンは私より気持ちよさそうに吹けていく。
今度は私がハンドルを握る。
多分こうだ。
初めから踏みこむのではなくて、車の動きを感じながらアクセルを踏んでいく。
自然にジワ~っと踏んでいくことになるけど、加速は変わらないし、エンジンストレスも少ないはずだから、いい音で回るんだ。
カーブにさしかかる。トラコンは外したまま。4ポットのブレーキは良く効くけど、ABSの作動するぎりぎりの減速で、カーブはアクセルをジワ~っと踏んでいく。
車が大きくロールしながらタイヤが鳴く。ハンドルを返しながらアクセルを踏んでいく。ジワ~と。
そうすればハンドルの操作は最小限でカーブを抜けていくんだ。
理想のドリフトは派手に見えないというのは漫画なんかで知っていたけど、体験したのは初めてだ。
やっぱりなんでもいい先生に教わるべきだ。
パパは最高の先生だ。
もう今日はスピードを出すことはないから、ゆっくり走ってママの待つ家に。
私、最高の笑顔だったと思う。パパもずーと笑っていた。
ゆっくり走っても、基本はアクセルをジワ~っと。
この感覚、エンジンと話しながらアクセルを踏む。
そうすると車は素直に答えてくれる。
この感覚忘れないよ。
今日から『愛車』と新たな付き合いが出来る。
とっても嬉しい。
ありがとうございます。
「なりたかった自分になる。」
そんなこともブログに書きました。
それが私の今の目標です。
応援感謝します。
車に乗って、ドライビングに憑かれるのは
当然のことです。
人より早く遠くまで走りたい。
自分の限界を試してみたい。
環境や物のことは考えず、そこにれいさんの求めるもの、
見つけたいものがあると思うのなら、
思い切りやってみると良いでしょう。
まだ求めるものや見つけたいものがわからないなら
わかるまで走ればいいんです。
そこから得るものを今後に活かせていければ
良いと思います。
この走り方をマスターすれば、限界近くの範囲では物に優しいかも知れません。
でも、そもそも、こういう速度で走ること自体が環境や物にも優しくない事も分っています。
それを知ってて尚、この世界に浸りたいのは何なんでしょうか。
それを支持してくれるんですか。
流れ星さん
優しすぎます。
でも、「愛車にも優しく」と言う言葉
肝に銘じます。
ありがとうございます。
はい、その通りです。パパはキャブ時代と言うより、
キャブ車を何台も所有してました。
工作道路を一定速度で走るのは私も時々やってます。
凄い距離でもないですけど、気が向けばやってます。
ゆっくり走るための楽しみ方の一つとしてやってますが、
東北道や、山形道、秋田道など、アップダウンが激しいので
やりがいがあります。
アクセルを、踏むというよりは、指先の感触で優先で、それで足りなければ
踏んでいくという感じですね。
クルーズコントロールだと何でもないことですけど。
自分ですることで楽しめると思ってます。
今度機会があればやってみてください。
確かに派手だし、カッコいいと思いますが
車にもタイヤにもブレーキにも優しくありません。
本当に優れたドライバーは、車に負担をかけないで
また、ドライバーの動きも少なく最小限の操作で走ります。
その意味で、れいさんのお父様は優れたドライバーだと思われます。
そのお父様から、じきじきに手ほどきを受けて走るれいさんも
やはり優れたドライバーになるでしょう。
カーブでのライン取りなどもよく見ておくと良いと思いますよ。
お父様と愛車とれいさんと・・・
きっと愛車にも優しく、早く走ることのできるドライバーれいさんが
誕生するのも、そう遠くないかもしれませんね。
キャブ車ってのはアクセルを最初からベタ踏みすると加速しないのですー。インジェクションってのは
ある程度PC制御されているので、踏んでもふつーに加速しますが、やっぱり人間の感性が鋭い人に比べると、鈍感らしいです。
俺が今出されている課題はドライビングテクニックは 高速道路をたとえば ずっと100キロで走るっということです。アクセルコントロールのみで ギア触れないで100キロから針を動かなさい。これを宇都宮から宮城までやりましたが、車の並とコースが始めてのもあり、ぶっちゃけ 投げ出しました。
やればきっとわかりますが、某アニメでFD乗っている人の訓練の高速番です。100%峠とかサーキットなどより難しかったです。
自分の中では ラインだけを考えています。車のPWとかよりライン派です。 ブレーキポイントからアクセルの入れる位置など大まかな予定を作るのが大好きで、ただ自分ができるレベルのラインしかできませんが。。。
れいさんは めっちゃ恵まれていると思うので多分同じ歳です。
なので お父さんから教わる事も大事ですが、自分のベストラインを見つけてくださいーお父さんとは違うベストラインをーーb