特にないので
最近見た映画のお話を・・・

「ゴーストハウス」という映画を見ました
主演はなんとトム・クルーズ！

っぽい人でディラン・マクダーモットという人です
さてさて
あらすじを言えば
ある４人家族がヒマワリ農家をやるために
ド田舎に引っ越してきたのですが
その家では奇妙なことが・・・・
みたいな感じです。（まさか三行で終わるとは・・・

以下ネタバレ

はい、ゴーストハウスというタイトルでわかるように
その家には幽霊が出るのですが
まず物語冒頭で過去にその家で起きた忌まわしい出来事・・・
一家３人（母・姉・弟）が何者かに殺害されます
描写的に幽霊に殺されたのかなと思いましたが
映画の最後の方で錯乱状態の父親に殺害されたとわかりました

というわけで、幽霊とはこの３人だけなのですが
この幽霊がほんと何がしたいのかさっぱりです・・・

新しく越してきた４人家族の他に、偶然知り合った男がいて
その男にヒマワリ農業を手伝ってもらっていたのですが
この男こそ記憶を失った殺人者である父親でして
幽霊の怨念の対象になるべき人なのに

幽霊が襲ってくるのは新しい家族のみ（主に娘）

いやいや、あんたらを殺した男がいるんだから
そいつをなんとかしなさいよ・・・

しかも映画の恐怖描写は主に
新しい家族の娘に行われる
ポルターガイストや
地下室へ引きずりこもうとしたり
首筋に引っかき傷を残したりといった

嫌がらせの数々（￣△￣；



この辺がアメリカと日本の違いなんでしょうかね・・・
日本では魂なり、怨念なりの考えが根強くあるので
きっちりとした理由付けが求められるところ・・・

あ、ちなみに幽霊の描写にしても
ちょっとゾンビっぽい感じで
肉弾戦でなんとかなりそうなのはどうだろうか（￣△￣；

まぁそんな疑問符の沢山残った映画でしたが
色々幽霊について考えさせられる作品でした


というのも
あ、こっからは僕の勝手な主観でのお話ですが
西洋の幽霊ってやっぱし
「直接的に実害があってなんぼ」って部分があると思うのね
それこそ恐怖の対象となるのは牙であったり爪であったり
はたまた何かの凶器であったり
ポルターガイスト現象で飛んできた家具であったり
と襲い掛かってくる方法はさまざまですが
被害者の受けるのは肉体的なダメージがメインになっていますし
多少は精神的にも怖いですが
映画として見てる分にはそういう風な怖さを僕は感じません

逆に日本の幽霊といえば
「なんかわからへんけど怖い」って感じで・・・
有名なところを挙げれば
「リング」の貞子さん
これなんか顔怖いし、テレビから出てきた動きも怖いけど
別に死ぬようなことじゃないやん？
でもなんでかわからへんけども
死ぬでしょ？（￣△￣；

あと日本で一番有名な幽霊といえばこの人という感じの
「番町皿屋敷」のお菊さんに至っては
井戸から出てきて皿を数えるだけやしね（￣△￣；
でも祟りのせいでその家は衰退していくっていうね・・・
なんでなのかさっぱりわからないところが怖い・・・ような？

これがハリウッドで映画化されれば
１０人の生存者が次々とお菊に殺されていくお話で
被害者はそれぞれ頭に皿がささってたり
首筋を皿で斬りつけられたり・・・
そして皿にはお菊の怨念の文字が・・・
「３枚目・・・残りは７人・・・」
ひぇぇぇぇ～～
そして増えていく犠牲者
最後に残された１人にまさにお菊が襲い掛かったが！？

「一枚足りなぁい～・・・・」






こ・・・怖くねぇぇぇぇぇ・・・・全然怖くねぇぇぇぇ・・・・（￣△￣；






まぁ、脱線しましたが
日本では怖さというものに、直接的な要因を置かずに
「なんでだかよくわからない」不思議な部分を
うまく利用することで
逆におどろおどろしさを演出しているのだなと

あと映画ではありませんが僕が怖いと思うシチュエーションが２つありまして
ひとつは「地獄先生ぬ～べ～」に出てきた「おとないさん」のように

半開きの扉からこっちを覗く顔・・・|　ドア　|ﾟ_ﾟ】

もうひとつはトイレとか、部屋にいるときに思うのですが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▓▓▓▓▓▓|
窓にへばりついて中の覗き込む顔・・・|▓▓【ﾟ_ﾟ】▓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▓▓▓▓▓▓|
この二つがなんか怖いです（￣△￣；


話が脱線しまくりました
またお話聞いてください（－－；