Inspiration
- カテゴリ:音楽
- 2010/09/07 18:59:08
Gipsy Kings 「Gipsy Kings」から
ワタシ、「まじめに作られた」時代劇好きなんですよ。時代考証とかちゃんと考えてあるヤツ。その時代の風景とか風俗とかが垣間見られるような気になれるのが。で、当然「鬼平犯科帳」も好きなんです。というか池波正太郎が好きです。司馬遼も藤沢周平も大好きなのですが。
で、当然この曲は超が3つ付くくらい好きなわけですね。完璧ですね。この曲をあの「鬼平犯科帳」のエンディングに持ってきた人のセンスは、これはもう賞をあげても良いくらいのファインプレーです。なので久々に聴きたくなって。ついでにどんな動画があるんだろうと探してみたところ、↓のような動画が見つかりました。
http://www.youtube.com/watch?v=dunpa9Mxa8A
この動画を作ったのは日本人ではないのでしょうね。または名古屋の人。そうでなければ、この曲の冒頭にいくら桜がきれいとはいえ、金の鯱が光り輝く名古屋城の画は…。その後も弘前公園とか京都とか北海道とか日本アルプスとか…おいおい、川平湾かよ。江戸の風情はどこへ行った!!と突っ込みどころ満載。…逆にハイセンス?
http://www.youtube.com/watch?v=Tm7N0-LGpEc
↑この動画はまあそれなりの…風情はあるんですけど、何だかInspirationよりはお囃子が似合っちゃうような…またはちょっと演歌な世界。
…曲に感じるイメージは人それぞれなのだなあと実感する結果になりました。ハイ。
違和感どころか、「コレしかない」というくらいにハマってしまう。
クラシックでもない、演歌でももちろんロックでもない。ドラマの雰囲気にピッタリ。
このエンディングにつながるドラマの情感を楽しみにしていたといっても過言ではない。
燃え上がる情熱のはかなさにあはれを感じる情感というか。
見たことがない「江戸」という街への憧憬が混じっている気がします。
…それにしたっていきなり名古屋城はないですわ。
ジプシー・キングスを知らない方も、違和感なく聴けたはず。
もの悲しさが漂うメロディだからかな。
動画のほうは作り手のやりたい放題感がいいと思いますw
自由ですね(☉∀☉)