千葉市美術館へ行きました
- カテゴリ:日記
- 2010/09/15 23:24:28
千葉市美術館で「田中一村展 新たなる全貌」に行ってきました。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
膨大な量です。圧倒されました。
しかも昨年今年で新たに発見されたものがかなりあり
見ごたえ十分、おなかいっぱいの展覧会でした。
先日の「日曜美術館」で放映されたせいか、
昼ごろはかなりの混雑でしたが3時くらいからはゆったりと見られます。
でも2フロア分の量なのでたいへんです。
画風の変遷もとてもよくわかり、
わずか8つのときの色紙に描いた梅がすごかった!
美学校(今の芸大)に入学したものの家庭の事情で2ヶ月で辞めたり
中央画壇に憧れつつも入選できない部分で
自信とそれを認めてもらえない苛立ちとに
悩み苦しんだ様子が画風の変遷からもよくわかります。
南画風あり、琳派風あり、若冲風あり、油絵のようなタッチまで。
でも千葉の自然を描いた作品がどれもとても心に残りました。
そして奄美の時代へ…。
奄美の亜熱帯のむせ返る自然を描きながら、
ゴーギャンともルソーともちがう。
強いて言うならドイツロマン派のフリードリヒみたいな
宗教画に近いなにかしら祈りのようなものを感じました。
いまだに展覧会酔いみたいになってます。
ふううぅぅ~~
千葉で、今 鶴太郎展 やってるよ^^