何年か前、父の葬儀の時の事です。田舎なので当時は自宅で葬儀をあげていました。
父は病院から帰って、座敷で寝かされていました。いつも一緒にいて仲が良かった
ちょび（ハスキー♀）に最後のお別れをさそうと思い、抱えて父の前まで連れて行きました。
ちょびは今まで見た事の無いような興奮状態に成り、直に震えだしてしまいました。
仕方が無いので、直に犬小屋に連れて行きましたが、父がちょびに乗り移り横たわる
自分を見て興奮しているのかなと、何となく感じました。

翌日の夜、通夜が終ってからちょびを母屋に連れて来て、ストーブを囲んで家族で
しみじみしていると、普段のちょびに戻っていましたが、ひょこひょこと、右前足を地面に
付けられない変な歩き方をしています。怪我をしているようには見えませんが明らかに
様子がおかしいので、夜中ですが直に獣医さんに連絡をして連れて行きます。(>_<)

獣医さんが調べると、肉球と肉球の間に１㎝ほどの細い針金の断片が刺さっていました。
ピンセットで抜いて薬を付けると何事も無かったかの様です。^^;　葬儀の準備の中で
でた屑が落ちていたのでしょう。大事に至らなくてホッとしました。

余談ですが、その後１年ぐらいは、ちょびが母屋に行く又は居たがらない日が、時々有りました。

p.s　葬儀の後、親戚や近所の方に出した料理の片づけをしていた時の事です。
天つゆやワサビ醤油、お酒等の汁ものをバケツに入れて台所近くに置いていました。
ふと見ると、ちょびがゴクゴクと飲んでいました(>_<)　また、獣医さんに直行です^^;