昨日は、こりゃチョロ鬱か？ってぐらいだった。
こういう日は、ぱぁっと参りましょう！
って、パチンコに行く事とした。

パチンコしない人には、わかりにくいかなぁ。

私が選んだシマは、一人も客おらず。
この店、稼働率なんぼよ。だいじょうぶか！
がらんがらんの、台選び放題パラダイスだったのだが、
親の教育が『慎ましく』だったので、端台に座る。

程なくして列の中程に、中年女性が座る。
「台が怯えます！お客様！！」ってぐらい、
戦闘意欲が前に出過ぎた感じの方で、
他に楽しみないのか、アンタ。と、内心ワタクシ、見下しました。

今のパチンコ台は、「リーチが掛かると台を叩けば何とかなる」と
思い込んでいる人々の満足を、充分に満たせる
「おもいっきりたたきなさいボタン」が搭載されている。
とはいえ、バナナ売りじゃないんだから、
四六時中叩かれても困る。
「今よ！今、おもいっきり連打よ！」と
そのタイミングは、台が教えてくれる。
台がいうタイミング以上に、働く人も多いけどね。

その女性は、なんとなく挙動不審で、それこそ四六時中
ボタンを叩いている模様。
さらに幾らずつ入れてるのかはわかんないけど
どんどん、どんどん、席をずれてくる。
どんどん、どんどん、端の私に近づいてくる。
「見らんめぇ。目合わさんめぇ。
話しかけられでもしたら、大変なこっちゃ。」

とうとう、私の隣の席までやってきてしまった。
と、そのとたん、わたしにスーパーリーチが！
これ当たらんで、なにが当たる！
「さあ、お叩きなさい。おもいっきり！ボタンを！！」
台が、私に言った。よ〜っし！

えええええええええ〜〜〜〜っ！？

わたしより、素早くボタン連打する手があった。
おもわず叫ぶ。

「それ、わたしのボタンっっっっっっ！！」

となりのオバハンが、私のボタンを押していた。
あまりのことに私は、オバハンをみた。
オバハンも、私をみた。沈黙。。。
沈黙だが、手は休まない。まだ、連打している、私の台で！！

リーチ、はずれ。。。。

あんたが押すから、外れた。
言ってやろう。ああ、言っておやんなさい、私！

「あんたが、何か言うけん、リーチが外れた。
集中させんけんやろうがっ！」

なぜか、オバハンに怒鳴られて、ぽかんと口を開けている
私がいた。。。。

オバハンって生き物は、なんであんなに
欲望丸出しなんだ！！
実は、ボタン人から叩かれたのは、二回め。。。
充分わたしもオバハンの域だが、そこまでないぞっ！！