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用具

ラケット

卓球に使用するラケットは、主に木材から作られた板とゴム製のラバーとから構成される。板の部分のみをラケットまたはブレードと呼ぶことも多い。日 本国内の公式試合に使用するラケットは、見える場所にメーカー名、日本卓球協会の公認の表示(JTTAA)が義務付けられている。

ラケットの特性は、反発力と剛性に大別される。反発力は球を打ったときのスピードを、剛性は打ったときの感覚を、それぞれ表している。一般的に反発力が高く剛性が高い=硬いラケットは、スピードのある打球を可能にする[5] 。剛性が高く硬いラケットは弾離れが速く威力のある攻撃が可能であるが、その分ストップなどで短く返すのが難しい。逆に、柔らかいラケットは打球の衝撃を吸収しやすく反発力が抑えられるため、コントロールがしやすいものの、ブロックの威力が低下する。

ラケット、ラバー共に様々な種類、特徴を持った製品が存在し、選手はそれらの中から自分に合う用具を選択することができる。ラケットには、レジャー 向けに低価格で販売されているラバー付きラケット、競技レベルで用いられる市販製品ラケット、自分の好みでカスタマイズできる特注ラケットがある。

種類

卓球が他のラケット球技と異なるのは、握り方の異なるシェークハンド ・ペンホルダー と大きく分けて2種類のタイプが存在することである。伝統的には、ヨーロッパ 出身の選手はほとんどがシェークハンドを使用し、一方アジアではペンホルダーが主流であったが、1980年代 頃からはアジア 各 国においてもシェークを使用する選手の割合が増加し、ペンホルダーと同等かそれ以上になってきている。ペンホルダーのほうが軽いため女子選手やフットワー クに自信のある選手が選択するケースが多かったが、現在ではフォアハンドとバックハンドの両面で攻防することが必要とされるため、シェークハンドを選択す る選手が多くなっている。しかし、中国式ペンホルダーを使った両ハンド攻撃を得意とする選手が世界ランク上位に名を連ねたりすることもあり、一概にどちら が技術的に優位であるかを結論付けることはできない。

シェークハンド
シェークハンドラケット

詳細は「シェークハンド 」を参照

手で握手する様に握るタイプのラケット。両面にラバーを貼って使用する。現在、多くの選手がシェークハンドであり、握り方の主流であるといえる。理由として、ペンホルダーよりもバックハンド攻撃、特にバックハンドドラ イブをしやすいためである。反面、ミドルに来たボールに対して比較的処理しにくいと言う欠点もある。シェークハンドのグリップにも種類があり、ブレードか ら曲線になって広がっているグリップをフレア、真直ぐになっているものをストレート、直線で広がっているものをコニック、樽形の様なグリップのアナトミッ クなど様々な形状がある。ブレードからグリップエンドにかけてグリップが徐々に厚くなっているストレートインクライングリップという形状も開発されてい る。

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