宇宙開発記念日
- カテゴリ:日記
- 2010/10/04 18:54:40
●宇宙開発記念日
1957年(昭和32年)にソ連が人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功したことを記念した日です。
衛星の外形は、直径58cmのアルミニウム製の球で、4本のアンテナが一方向についていました。
重量は83.6kgで、20MHzと40MHz の2つの送信機(出力1ワット)を搭載しており、衛星の温度情報を0.3秒ごとに発信したそうです。
世界初の人工衛星・スプートニク1号は、コ ンスタンチン・E・ツィオルコフスキーの生誕100年と国際地球観測年に合わせて、バイコヌール宇宙基地より打ち上げられたそうです。
衛星の軌 道は遠地点約950km、近地点約230km、軌道傾斜角65°の楕円軌道であり、96.2分で周回したそうです。
スプートニクの電池の寿命は 3週間でしたが、その後も軌道周回を続け、打ち上げから92日後の1958年1月4日に大気圏に再突入し消滅したそうです。
スプートニ ク という言葉の原義は「付随するもの」という意味だそうです。それが転じて、「衛星」もしくは「人工衛星」を意味するようになったそうです。
スプートニクはR-7型ロケットによって軌道上に打ち上げられましたが、元々は弾道ミサイル打ち上げ用に設計・開発されたものです。
このスプー トニクの打ち上げ成功は、科学技術的に大きな成果であるのみではなく、スプートニク・ショックを引き起こしまし、冷戦下のアメリカとソ連の間で熾烈な宇宙 開発競争の始まりでもありました。