サァルゴキ 9
- カテゴリ:自作小説
- 2010/10/04 18:55:28
その夜、サァルゴキは何故か地球人のリサのことが気になっていました。
地球人の女性達は、二階建ての建物の一階の大きな部屋で群れの全員で夜を過ごしていました。
二階にはペニスインカムがいて、女性達の悩みや欲求を寝るまでの時間に解消してあげるのが日課でした。
日によっては女性の人数が多くて、明け方まで行為に及ぶ時もありましたがペニスインカムはただ女性の為に寝ずに動き続けました。
ペニスインカムに夜は建物に近づかないように言われていたサァルゴキは、建物から離れた場所で一人で寝ていました。
『なんでこんなにリサのことが気になるのかな』
僕は寝返りをうちながら、一人考えていました。
『散歩にでも行ってみるか』
なかなか寝付けない僕は、気分転換に夜の散歩に行くことにしました。
夜空の星を見詰めながら、地球で別れた火星サルのことを考えていました。
その時、可愛い声がしたのです。
「サァルゴキさま」
僕は声のする方に灯りを突き出し、目をこらして灯り越しに声の主を探しました。
そこには、薄暗い灯りに浮かぶ地球人の少女の姿がありました。
「こんばんは。サァルゴキさま」
姿が灯りに近づくにつれて少女の顔の様子がはっきりと見へ、それが可愛く微笑む地球人のリサだと分かりました。
「あなたは地球人のリサさんじゃないですか」
「はい、地球人のリサレェビアです」
「どうされたのですか、こんな時間に?」
「サァルゴキさまに会いに来たのです」
「えぇぇ、僕にですか?」
僕の心の中は、驚きよりうれしさの方が大きかったです。
あんなに会いたいと思っていたリサから会いに来てくれるなんて、夢のようでした。
「サァルゴキさんも私に会いたかったでしょう」
リサは僕の顔を下から覗き込むように、僕の目を見ながら尋ねました。
僕は心の中を見られたようで、なんかとっても恥ずかしい気持ちになりました。
「実わね。私、ヒトの心も読めるし、操れるの」
僕の火星サルの脳ミソでは、すぐに理解できない言葉でした。
「父でもあり、祖父でもある教祖様の能力の血を私は強く引き継いでいるの。だから、超能力のようにヒトの心が読めたり操れたりできるの。それに未来の予測も少しできるの」
僕は話の内容を少しづつ理解し始めていました。
「だから、サァルゴキさまが私に会いたいと強く思ったのは、私が気をあなたに送ったからなの」
「なんだ、そうでしたか。僕はまた頭がおかしくなったのかと思っていました」
僕はリサの話を理解する事できました。
「それで、僕に会いたかった理由ってなんです」
「サァルゴキさまは地球人でもないし火星サルでもないからお話できます」
地球人の超能力者のリサが話を始めた。

























ハイ、その通りです。
リサもサルも名前が良く似てるますね。今、気がつきました。
サァルゴキが心で葛藤するのがいいのです。
たぶんアレを股に付けるとリサのような気がします。
しかし、リサは神の血を濃くしなければならない運命に。
教祖さまの儀式もせまっています。
リサも選択をしなければなりません。
二人は駆け落ちして結ばれぬ運命に死の選択を。
なんて、どうでしょう。
予知したと言う事でしょうか。
サァルゴキはどうするんでしょう。サルを取るか、リサを取るか ^^;