離さないと捉まえていて
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/10/11 12:18:30
宙に浮いたままの気持ち
先のことを考え始めると
このまま決断を下していいのかと
曖昧なままの想い
ただ 好きなだけで
その人を想うことは いけないのかな
ただ 好きなだけで
その人と一緒に居たいと
思ってはいけないのかな
四方を 壁に囲まれて
一つ一つ 乗り越えられない
一つを乗り越えたとしても
他の一つに向う間に
乗り越えたはずの壁が
又 聳え立っていく
私の身体は一つで
私の心も一つで
四つ いっぺんに
乗り越えられることができなくて
一つの身体と
一つの心は
もう ボロボロになっている
外見からは想像もできないほど
内側は 何もなくなっている
カラッポの心と身体
これが
私の望んだこと
それでも
あの人を想う気持ちを
どうやっても
消すすことができない
どうやっても
亡くすことができない
神様は 乗り越えられる試練しか与えないと聞いた
それならば
乗り越えて見せよう
そう 意気込んでいた私の心は
音をたてて 崩れ落ちた
貴方だけを愛して
貴方と共に未来を歩んで
未来永劫 貴方しかいらないと
その気持ちに
変わりはないけれど
とめどなく溢れ出す涙の行方
この想いは 貴方に 届くのでしょうか
貴方に嫌われたら
生きていけないと
貴方なしでは
生きていけないと
ただ それだけ
ただ 貴方の愛が欲しい
ただ 貴方と一緒に居たい
ただ それだけ
ただ それだけのことなのに
目の前が真っ暗で
進むべき方向も見失って
一人 立ち尽くしている
未来を照らしてくれる光を
私に
見つけることが
できるのでしょうか




























